雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 32

 366日-1




366日 32



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



隅々まで隈なくカメラを構える。

その真剣な横顔は、普段見ることはできない姿。

かなりレアだ。

動物を見ながらもユノを見つめ、その姿を脳裏に焼き付ける。

やっぱり、カッコイイな…。

中身は可愛いのに。

そのギャップにやられたのかも。

僕にはないものだから。

とりあえず1周して、一度車へと戻る。

機材を車内において、小さなデジタルカメラだけを持って再び園内へ。

これでようやくデートらしいデートになった。

「可愛いなぁ…」

柵に腕を乗せ、その上に顎を乗せて無邪気な笑顔。

「ユノにちょっと似てるな…と思って見てました」

「え?オレ?チャンミナじゃなくて?」

「どうしてそこで僕が出てくるんですか?」

「だって、目がくりっとしてて、可愛い生き物はチャンミナだろ」

いったいどういう理屈…?

けれど、ユノは違いないと断言する。

おかげでその根拠も聞けず、曖昧に頷くしかできなかった。

「でも、やっぱ一番はバンビだな!」

「どこら辺がバンビ…?」

「目がくりっとしてるだろ?それにすらっとしてて、警戒心強くて」

言いながら笑ってる。

僕という人間は傍から見たら、そういう人間なのだろう。

まぁ、否定はできない。

男の割に目はでかいし、ひょろっとしてるし、人見知りだし。

ある意味当てはまっている。

悔しいけど。

「バンビ、やだ?」

「嫌というか…男としてどうなのかな、と」

「…」

きょとんとした顔。

それが次第に険しいものへ変わっていく。

腕を組んで、頭をひねって。

難問に直面した学者のように。

大した問題じゃないのに。

「ピッタリだし、可愛いと思うんだけどなぁ…」

「ユノも十分可愛いですよ?」

「オレは…っ」

赤らんだ顔。

たぶん、否定しようとしたのだろう。

だが、続く言葉が出てこない。

「チャンミナ…」

「…?」

「可愛いって言われるの、嫌い?」

問われて、気づく。

僕自身、どうして引っかかるのかがわからなかったけど、そういうことなのかもしれない。

昔は、ものすごく嫌だった。

可愛いと言われることが。

いまは吹っ切れたと思っていたけど、実はまだこだわっているのかも。

「かも、です」

思春期の頃はホントに嫌だった。

でも、どう足掻いても顔は変わらない。

元々太りにくい体質で、運動しても細いままだし。

「かも、ってなんだよ~」

ゲラゲラと笑われ、僕も笑うしかなかった。

自分のことなのにまるで他人事だ。

でも、仕方がない。

いま初めて自覚したのだから。

「ユノは平気ですか?」

「うん。あ、でもチャンミナに可愛いって言われるのはちょっと嬉しい。他のヤツに言われたら腹立つかも」

それもある。

確かに、ユノだからこそそこまで神経質になっていないのかも。

「気を付けるな?」

「あ、いえ、そこまでは…」

「気を付ける」

僕はユノに対して可愛いと言っているのに、僕には言うなっておかしくないか?

それならどちらかに統一すべきだと思う。

無意識に出てしまう言葉だけに、難しいけれど。

「僕も気を付けます」

「チャンミナはいいよ。オレ、チャンミナに言われるのは全然オッケーだから」

ユノは、心が広い。

大して僕はなんて小さな人間なんだろう…。

たかだかそんなありふれた言葉を気にするなんて。

「僕も、ユノに言われるなら大丈夫です」

「ホントに?ムリしてない?」

「はい」

じーっと心を見透かそうとするような眼差し。

僕もその瞳を見つめ返した。

「ん~…なんか、ムリしてる気がする」

「そうですか?」

「うん。だから、やっぱり気を付ける」

優しい微笑みを浮かべ、同じく優しい声音でそう呟く。

「言っちゃったらゴメンな?」

「気にしないでイイですよ」

「ダメ」

「頑固者」

「お互い様だもん」

ふっと顔を見合わせて微笑みあい、どちらからともなく手を繋いだ。

「写真、撮ろ?」

「うん」

手を伸ばしてカメラを構え、顔を寄せるようにしてシャッターを切る。

保存された写真を見てみれば、レッサーパンダの姿はどこにもない。

これじゃ動物園に来た意味すら危うい。

そもそも、自撮りではこれが限界。

ちょうどよく誰かが通りかかってくれればいいのだが、生憎誰もいない。

だからこそ、頬にキスしたりできるんだけど。

公共の場で何をしているんだか…。

そんな写真ばかりだ。

合間でチュロスやらたこ焼きやら焼きそばやら。

動物を見に来たのか、露店を楽しみに来たのか…。

当初の目的を見失いそうだ。

いや、そもそもはデートという名目だからいいのか?

「チャンミナ!」

今度はホトックだ。

しかもふたつ。

「ハチミツとチーズ買ってきたから半分こな?」

「うん」

熱々のホトックをベンチに腰かけて食べる。

目の前にはふれあい広場。

柵の中でうさぎやハムスター、ヤギなどがうろうろしている。

「あったけ~」

「ですね」

あったかいものを食べれば、体内からあったかくなってくる。

既におなかのあたりがポカポカだ。

食べ終わったらまた移動。

さっきは写真を撮るだけだった、ライオンエリア。

専用の車に乗り込み、広い敷地へ繰り出す。

車には生肉が括り付けてあって、ライオンがゆっくりと近づいてきた。

「すげぇ…」

「ユノ、エサあげてみたらどうです?」

写真を撮ることに専念していたせいで、先ほど餌付けできずじまい。

ライオンを引き寄せるために僕がずっとエサをあげていた。

「やる!」

今度はユノがトングで生肉をはさみ、窓の代わりにはめられた鉄格子越しにそーっと差し出す。

近寄ってきたライオンが前足を格子にかけ、鋭い牙を見せつけながら肉を食べる様は圧巻だ。

こんな牙で噛まれたら、人間なんてあっという間に食いちぎられる。

鉄格子があるとわかっていても、声を上げてしまう。

一緒になって騒ぎながら、はしゃぐユノの写真を携帯電話で撮ってみたり。

10分ほどで1周を終えて、車から降りて一息。

「楽しかったですね?」

「うんっ」

これこそデート、だよね。

手を繋いで、寒くないようにひとつのポケットをふたりで分け合って。

トラの前ではユノが大はしゃぎ。

しまいにはトラのぬいぐるみを買って帰ると言い始めた。

引きずられるように売店へと連れて行かれて、ぬいぐるみコーナーを散策。

何かを見つけたようで、走り出したユノの後をゆっくりとついていった。

「これにする!」

差し出されたのは、トラが寝そべっているぬいぐるみ。

結構リアルだし、大きいし。

いったい、どこに置くつもりなんだろう…。

まぁ、置けないことはないからいいけど。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうでしょうね~(´∀`*)ウフフ
バンビのぬいぐるみ?
でもユノ様はトラをご所望です(笑)
レッサーパンダの写ってないその写真が欲しいって?
ユノ様に交渉してください(笑)

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