雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 33

 366日-1




366日 33



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ユノは、ホントにぬいぐるみを買った。

後部座席は機材で埋まっているから、トランクに押し込められている。

せめて、僕が抱きかかえていればよかっただろうか…。

なんとなく可哀想な気がしてしまう。

除け者、みたいな。

もちろんそれは、僕の単なる感想だけど。

「チャンミナ、夕飯どうする?この前約束した鍋、行く?」

「いいですね」

「うまそうな火鍋屋見つけたんだ。そこでいい?」

「お任せします」

生憎、調べていない。

ユノに任せっきり。

この前もそうだし今回も。

「チャンミナ、楽しかった?」

「はい。そりゃあもう」

動物園なんて子供の遊び場と思っていたけど、この歳になっても十分楽しめる。

そのことに、改めて気が付いた。

「よかった。次は…旅行だな」

そうだ。

旅行をする約束をしていた。

数日前までは憂鬱だったけど、いまは楽しみしかない。

誰に邪魔されることもなく、ふたりでのんびり。

有意義な時間になるだろう。

「そろそろ準備しておかないとですね」

「オレがしとくから大丈夫」

「ユノが?ちゃんと服、たためます?」

「そ、それは…」

まともに服をたためたことはない。

そんな人が旅行の準備?

できるわけがない。

「僕が準備しますね?」

「ゴ、ゴメン…」

服をぐちゃぐちゃに詰め込まれたのでは、皺になってしまう。

別に誰に見られるわけでもないけれど、気になるのは僕が神経質だからだろうか…。

いや、大概の人は気にするはずだ。

「謝ることはないですよ。適材適所、ってところです」

「どうせオレは不適任者ですよ」

にょきっと尖った唇。

不貞腐れ顔だ。

「拗ねたんですか?」

「拗ねてない。ホントのことだし」

完全に拗ねてる。

ホント、可愛いな…。

頭を撫でてやれば、じろりと睨みつけるように振り返る。

「お前、子ども扱いしてんだろ」

「してませんよ」

「絶対してる!」

「年下の僕が年上のユノを子ども扱いするわけないじゃないですか」

「いましてんだろっ」

見事に膨らんだ頬。

指先でつついてやれば、口から空気が抜けていく。

そして、笑顔が浮かんだ。

「ま、チャンミナのほうがオレなんかよりしっかりしてるからしょうがねーか」

どうやら納得してしまったらしい。

別に、子ども扱いしたわけじゃないんだ。

単に可愛いからちょっかいを出したくなるだけ。

「しっかりなんかしてないですよ。単に、背伸びしてるだけです」

「背伸び?なんで?」

「ユノと釣り合うために」

だって、いくら頑張ったって歳の差は埋まらない。

6年という歳月を縮めることはできないんだ。

だから、僕は頑張るしかない。

「背伸びしなくていいよ。オレ、そのままのチャンミナが好き」

「ものすごく独占欲強くて、嫉妬深いですけどいいですか?」

「うん」

少しくらい迷いがあってもいいのにな…。

ユノは、全然迷わない。

当然のようにうなずいて、それどころか嬉しそうに笑う。

子どもっぽいようで、ちゃんと大人。

ユノは、怒るということがあるのだろうか…。

ちょっと想像できない。

拗ねてみたり、むくれてみたりはしょっちゅうだけど。

「チャンミナは優しいよな。優しいから、ささいなことが気になって、ぐるぐるして、落ち込んじゃうカンジ」

その通り。

否定もできない。

苦笑いを浮かべれば、またユノが笑う。

「図星って顔だ」

「優しいかどうかはわかりませんが、まさしくその通りなんで」

つい、考えすぎてしまう。

そして袋小路に嵌って、落ち込むんだ。

だから、できる限り踏み込まないようにしている。

親しくなりすぎてしまうと、気になることが多くなってしまうから。

でも、ユノのことは知りたい。

どんなことでも。

たぶん袋小路に嵌るんだろうけど、それでも。

「優しいよ、チャンミナは」

「そんなことないです」

「あるんだよ!オレがそう思ってんだからいいだろ?」

「まぁ…そう、ですね」

確かに、誰が優しいなんて人それぞれ。

ユノは僕を優しいというが、他の人は違うかもしれない。

だから、否定する必要はないのかも。

「チャンミナのがよっぽど頑固者だ」

「それは否定しません」

くしゃっと目を細めて笑うその顔。

眩しいな…。

つい、抱きしめたくなる。

運転中じゃなかったら間違いなく抱きしめてる。

飽きることなくその横顔を見つめていると、いつの間にか目的地に到着していた。

停車したことを確認し、そっと抱き寄せた。

「チャンミナ?どうした?」

「なんとなく、抱きしめたかったから」

「じゃあ、存分に抱きしめて」

「はい」

薄暗い駐車場。

しかも隅っこの一角。

誰の目も届かない。

窮屈な態勢でユノをしばし抱きしめ、そっと唇を重ねた。

「ユノ…」

「ん?」

「…呼んでみただけです」

「なんだよ、それ~」

くすくすと耳元で聞こえる笑い声。

目を閉じれば笑顔が浮かぶ。

こんなこと、元カノとはしたことがなかったな…。

どちらかと言えば、触られるのも嫌だったし、僕から触ることもなかった。

なんで好きでもないのに付き合ってたんだろう…。

我ながら謎だ。

「チャンミナ」

「うん…?」

「早くメシ食って帰ろう!」

「は?」

まだ店にも入ってないのに?

これからゴハンなのに?

「んで、家帰ってイチャイチャするっ」

そんな宣言…あり?

すぐ照れるくせに、そういうことは言えるんだ。

「ほら、行くぞ!」

ぐいっと押しのけられるように身体を離されたかと思えば、素早い動きで車から降り立つ。

かと思えば助手席側に回り込んで、腕を引かれた。

「早くっ」

ずるずるとエレベーターに押し込められて、慌ただしく席について、オーダー。

「ユノ、そんなに急いで食べたらヤケドしますよ?」

って言ってるそばからもんどりうってる。

あまりに予想通りすぎて、笑える。

ガブガブ水を飲んで、手をうちわ代わりに舌を仰いで。

「ご飯はゆっくり食べよう?せっかくのご馳走なんだから」

「だな」

だって、まだ17時になったばかり。

時間は十分だ。

明日はまた講義が入ってるけど、明後日からは旅行だし。

あ…そうだ。

アレ、買っておこうかな。

明後日までには結論を出しておかないと。

せっかくの旅行なんだから。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ウブ?
ちゃんと辞書で意味を調べてから言ってください(笑)

ゆっくりでと言いながらも備えていくようですね~(´∀`*)ウフフ
まぁ、当然でしょうね♡
なにしろふたりとも若い男の子ですからwww
どんな旅行になるのか…お楽しみに(≧▽≦)

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