雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ ep.2-34

キ・セ・キ2




キ・セ・キ ep.2-34



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



1時間ほどで鍋は出来上がり、4人でひとつの鍋を囲む。

テーブルの上に置くにはどデカイ鍋。

反対側に座るふたりの顔が見えないほどだ。

かろうじて頭が見えるくらいで。

隣では一生懸命エネルギーを詰め込む姿。

食欲もだいぶ戻ってきてる。

そういえば…。

やっぱり、オムライスはおやつだったのか?

数時間前に特大オムライスを食べたばかりなのだが、それを微塵も感じさせない食べっぷりだ。

元気になってきた証拠。

いいことだ。

「チャンミニひょん、いっぱい食べてくださいね~?」

ハムスターみたいに頬を膨らませ、ミノの言葉に大きくうなずく。

空になった取り皿に次を装ってやれば、満面の笑み。

幸せそうだ。

昨日はどうなることかと思ったが、なんとか大丈夫そう。

「ゴハンは?おかわりするか?」

問いかければコクコクと何度も頷く。

相変わらず口の中は食べ物でいっぱい。

しゃべれないみたいだ。

その姿も可愛いと思うのは、惚れているからか?

でも、実際可愛いんだ。

大きいくせにどこか小動物みたいで。

チャンミンのおかげで大量の鍋は見事に空っぽ。

シメもおいしくいただいて、一様に膨れたおなかをさすってぐったり。

「あ~…食ったぁ…」

「さすがにもう何も入らない気がします…」

反対側で天井を見上げながらふたりがそんな言葉を交わす。

オレも同感。

でも、ひとりだけけろっとしてる。

まだ入るよ?と言わんばかりの余裕そうな表情で。

「さてと…引き延ばしても仕方ないから、そろそろ話すか」

「…?」

きょとんとした顔。

ヘソンの言葉にオレとミノは察した。

昨日の事件に関することだと。

まだ落ち着いて間もないチャンミンにそんな話をして大丈夫なのだろうか…。

不安だけど、話さないわけにはいかない。

聞かないわけにはいかない。

だって、それは少なからず今後をも左右する。

「とりあえずリビング移動します?」

「だな」

飲み物だけを持ってぞろぞろとリビングへ移動し、ソファを背もたれにフローリングへと座り込んだオレはチャンミンを招いた。

いつものように足の間。

手を回して引き寄せれば当然のように肩へ小さな頭が乗る。

「チャンドラ。あんま聞きたくないことかもしんないけど、ちゃんと聞けよ?んで、ちゃんと考えろ。わかったか?」

「よくわかんないけど、わかったです」

まぁ、確かにわかんないよな。

チャンミンはまだどんな話がされるのか察知していないみたいだし。

「昨日の件なんだけど」

ヘソンがそう告げた瞬間、小さく身体が跳ねた。

そして、縋るようにぎゅっとオレの手を掴む。

「とりあえず犯人はいま拘留中。これからどうするかを決めなきゃなんない」

もう顔が俯いている。

拒絶するように。

でも、逃げないのはちゃんと聞こうと努力している証。

チャンミンだって頑張ってるんだ。

だから、支えないと。

他の誰でもなく、オレが。

「方法はふたつ。示談に持っていくか、起訴するか、だ」

現行犯である以上、そのふたつしか選択肢はない。

当然だ。

もっと簡単に言えば、金で解決するか、それとも罪を償わせるかってこと。

「起訴しても、初犯だから執行猶予になる可能性が高い。ある意味、すぐに野放しってことだ。まぁ、多少の監視はつくけどな。とはいえ、示談も金で解決するだけだからあれだけど」

「起訴するってことは、裁判になるんだよね?チャンミニひょんも出廷しなきゃなの?」

「まぁ、そうなるな。普通に考えて」

当然だ。

被害者と加害者がいなければ話にならない。

もちろん、代理人だけで行われる場合もあるんだろうけど。

でも、事情聴取は免れない。

記憶を掘り起し、事細かに言わなければならないんだ。

まるで、傷を抉るような行為。

チャンミンは耐えられるのか…?

耐えられないような気がする。

たぶん、だけど。

どっちがいいんだろう…。

もちろん起訴すればおそらく相手は前科者。

社会的にハンデを負うようなもの。

でも、初犯だからと執行猶予で済まされてしまっては安心できない。

もちろんそれは示談でも同じ。

相手はすぐにチャンミンの前に現れる可能性だってある。

下手をしたら逆恨みされる可能性も。

難しい問題だ…。

「とりあえず、いまはこの界隈の巡回を増やしてもらってる。このエリアの管轄所の署長が知り合いでさ、ちょっと融通利かせてもらった。でも、ずっとこのままってワケにはいかないんだけど」

それはそうだ。

いまは事件直後だからそういう指示もできるが、事件は風化してしまう。

被害者だけを取り残して。

となると、だ。

ヘソンが言いたいのは加害者をどうするかではなく、今後をどうするかってことか?

もちろん、その今後とはチャンミンのこと。

昔のように部屋から1歩も出ずに生活するのか、それとも最近のように外へ出かけるのか。

外へ出るようになれば、どうしたってリスクは増える。

元々目を惹く容姿で、頭のおかしいヤツを引き寄せてしまうという厄介な体質。

ゼロにすることはできない。

そのたびにこんな風になっては、一般の生活を送ることさえ難しいだろう。

いや、半分引きこもりである以上、すでに逸脱してるんだけど。

「一応な、エリックに相談したんだ。また勝手なことやって怒られるのイヤだし」

理由がなんとも不謹慎だが、とりあえずよしとしよう。

相談するという手順を踏んだのだから。

「そしたら、チャンドラに決めさせろって」

「…」

その通りだ。

オレたちがとやかく言うことではない。

だって、これはチャンミンの人生なんだから。

いままでのように逃げるのか、それとも切り拓くのか。

「チャンドラはどうしたい?」

「…」

チャンミンはと言えば俯いたまま。

当然だ。

すぐに答えが出せるような問題じゃない。

しかも昨日の今日。

もう少し時間をおいてから話したほうがよかったのかも。

なんとなく、そんな気がする。

「答えはすぐに出せないと思うからさ、とりあえず考えてみろよな?」

歯がゆいな…。

できることなら代わってやりたい。

チャンミンが抱えている悲しみや苦しみを全部。

そばにいることしかできないなんて…。

なんて、無力なんだろう。

それでも、オレはチャンミンのそばに居続けるけど。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

難しい問題ですね~…"(-""-)"
ユノ様的にも、チャンミン君的にも落ち着かない!
さぁ、一緒に考えてください♡
ふたりに最適な答えをぷり~ず(笑)

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