雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 45

 366日-1




366日 45



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



のんびりとしているようで、時間が過ぎていく。

帰ってからのトレーニングが日課となった。

ランニングだけの時もあれば、ジムで筋肉トレーニングをしたり。

そして思う。

やっぱりユノは運動神経がいいんだな、と。

日々運動しているイメージはなかったけれど、難なくトレーニングメニューについてくる。

多少疲れてはいるみたいだけど、動けなるようなことはないし。

2週間ほど経った頃、事務所から携帯電話に連絡が入った。

書類選考が通ったと。

となると、オーディションに行かなければならない。

運よくというべきか、たまたま講義の入っていない日。

ユノと一緒に過ごせると思っていただけに残念だ。

でも、事務所は大喜び。

特に電話をしてきたボアは声だけでわかるほど浮かれていた。

死ぬ気で頑張りなさいという脅しにも等しい言葉とともに。

そこまで躍起になる必要があるのか…?

確かに、この仕事が取れれば事務所的にはものすごい躍進だ。

弱小事務所を盛り立てるには十分すぎる起爆剤。

だって、バックに大手ブランドがつくということだ。

なのに…僕?

アルバイトである僕に、そんな大役が務まるのか。

それが問題だ。

とりあえず、言われたとおり頑張るつもりではいるけれど。

モデルの履歴をまとめた資料を事務所へ引取りに行き、オーディション当日はなぜかユノが現場までお見送り。

なんだか、申し訳ない気持ちになってくる。

僕なんかのために、ここまでしなくてもいいのにと。

「待ってるからさ、どっかでメシ食って帰ろ?」

「何時間かかるかわかりませんよ?」

「大丈夫!カメラ持ってきたから」

車の中を覗いてみれば、確かにカメラが載っていた。

全然、気づかなかった…。

「だから、終わったら連絡して?」

「うん」

頑張れよというユノの声援を受けながら、オーディション会場へと向かった。

手にはいままでのモデルとしての実績を綴ったもの。

書類選考があったとはいえ、参加者はおそらく3桁は軽く超えている。

これは…ムリ、じゃないかな…。

とりあえず、頑張ってはみるけれど。

受付をすれば代わりに番号札が配られる。

それを胸元に安全ピンで留め、待合室で呼ばれるのを待った。

参加者メンバーの中には見たことのある人もいる。

仕事がバッティングした人や、それなりに名の通った人も。

とりあえず顔見知りには挨拶をして、あとは気づかれぬように待合室の隅。

さっさと終わらせて、さっさと帰りたいな…と思いながら。

しばらくすると、スタッフが慌ただしく入室してきた。

「では、これよりオーディションを開始します。10人1組で行いますので、番号を呼ばれた方は前に出てください。番号順に1列を作っていただき、会場まで移動します」

簡単な説明を終え、1番から順に呼ばれていく。

番号は受け付け順。

僕はと言えば、50番台だから、5組目。

1組当たりどれくらい時間がかかるだろう…。

やはり、1時間くらいはかかるかな?

だとすると、ユノを5時間も待たせることになってしまう。

カメラを持ってきているとはいえ、さすがに5時間は長すぎる。

「…」

とりあえず、1組目が戻ってくるのを待とう。

それで大体の所要時間がわかるはず。

その間にも2組目が呼ばれる。

おそらく、オーディションが行われている部屋の外に待機させるのだろう。

どうしようかと考えているうちに、3組目が呼ばれた。

同時に1組目が待機室へと戻ってくる。

ずいぶんと早くないか…?

いったい、どういうことなのだろう。

オーディションを終えた人々は言葉なく、荷物をまとめると同時に会場を後にした。

なんか、やばいような気がする。

一筋縄ではいかないような。

とはいえ、いまさら足掻いても仕方ない。

当たって砕けろ、だ。

いや、砕けるのはマズイんだけど。

とりあえず、考えることを放棄した。

言われたことを全力でやるだけ。

僕にはそれしかない、と。

目を閉じて深く呼吸。

落ち着いたところで番号が呼ばれた。

高まる緊張感。

おそらく、取り巻く空気がそうさせるんだろう。

でも、不思議と落ち着いていた。

前の組が入室し、30分と経たずに出てくる。

一様に、青ざめた表情をしているのはどうしてだろう…。

わからないまま促され、オーディションが行われている部屋へと入室した。

待ち構えていたのは5人。

ブランドのデザイナーの顔もある。

「では、番号の若い順にここがランウェイであると思って歩いてください。我々が観客です」

説明はたったそれだけ。

確かにこれは戸惑う。

大概にして経歴や意欲、応募動機を聞くんじゃないのか?

オーディションなんて初めてだけど、そんな気がする。

何が目的なんだ?

目的さえわかれば対処のしようもあるのに…。

わからないままひとり、またひとりとウォーキングを終えていく。

とりあえず…やるしかない。

目を閉じて、イメージをする。

本番と同じ緊張感を持って。

「53番」

僕の番が来た。

背筋を伸ばし、左右にぶれないように。

自分を魅せるではなく、衣装を魅せるように。

たかだか3分足らずのステージ。

指定された位置から審査員に向かって歩き、そして戻ってくる。

歩くだけだけど細心の注意を払って。

僕に良し悪しなどわからない。

でも、本番と同じくらいの緊張感を持って歩いた。

スタート地点へと戻り、はける際も。

手ごたえなどまるでない。

なにしろ審査員は無言のままで、表情ひとつ動かないのだから。

最後に深く礼をし、僕の番を終えた。

けれど緊張感は抜けなくて、部屋を出て、扉が閉まったところでようやく息をついた。

とりあえず…帰ろう。

やけに疲れてしまった。

待機室へと戻って荷物を持ち、ビルを出ると同時にユノへと発信した。

『終わった?』

「はい」

『じゃあ、すぐ行くから待ってて』

あぁ…落ち着く。

ユノを抱きしめられればもっと落ち着けるんだけどな…。

車の中ならいいかな?

ちょっとくらいは。

ガードレールにもたれかかって待っていると、カメラを提げたユノが駆け寄ってくる。

「チャンミナ!」

可愛いな…。

やっぱり、車に戻ったらとりあえず抱きしめさせてもらおう。

いや、それよりもその辺の路地裏で…。

って、これじゃ単なる変態?

けれど、早々に落ち着きたいんだ。

そのためにはやはりユノのぬくもりが必須。

「お待たせ!」

「それは僕のセリフです」

「そうなの?」

「そうなんです」

当然のように視線が絡み合う。

肩が触れ合うほどの距離でゆっくりと歩きながら。

そして、車を止めてある駐車場に着くと同時に、車の陰でそっと抱きしめた。

「チャンミナ?」

「ちょっとだけ…」

「ん…」

何も聞かず、ユノは抱きしめ返してくれた。

それだけで落ち着く。

ユノは僕にとって、万能薬みたいだ。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

海外行って離れ離れ?
どうかな~(´∀`*)ウフフ
翻弄され続けてますね~(笑)
そのまま存分に翻弄され続けてくださいwww

まさしく薬箱ですな(*´ω`*)

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