雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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amanogawa 12

amanogawa 12



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



頭の中が、真っ白だった。

僕は誰なのか、ここはどこなのか。

怖くて、どうしようもないほど怖くて。

ただ覚えているのはユノという名前だけ。

ユノに逢わなければ、逢いに行かなければ。

その想いだけが占めていた。

すると、目の前の人がユノだという。

ホントに?

この人が僕の逢いたい人?

わからない。

でも、抱きしめられた瞬間に安堵した。

ここだって思った。

僕のいるべき場所は、この人の腕の中だって。

確証は何もない。

言うなれば勘であり、本能。

愛してると言われた瞬間に心が満たされた気がした。

なんてきれいな言葉なんだろう。

意味はいまいちわからないけど伝えたいと思った。

この人に伝えなければと思った。

言葉を紡げば優しい笑顔が浮かんで、また心が満たされた。

いつの間にか恐怖はどこかへ消えていたんだ。

この人が…ユノがそばにいてくれるなら、どうでもいい。

だって僕は、ユノに逢うためにここにいる。

広い背中に手を回して、ユノが願ったように受け入れて。

この行為がどんな意味を持つものかわからないけど、でもやっぱり幸せで。

愛してるって、好きだって言われるたびに心が埋め尽くされていく。

空っぽだった記憶が埋まっていくかのように。

「チャンミナ…」

ユノが僕を呼んでくれる。

僕の名前。

記憶はないけど、そうなんだと思う。

違和感はないから。

「大丈夫か?痛むところは?」

重ねられる問いかけにかぶりを振り、すり寄った。

「愛してるよ、チャンミナ…。ずっと、逢いたかった。ずっと、こうしたかったんだ」

「…ぼくも」

「チャンミナ…」

行為の意味はわからなくても、ユノの想いが僕をそう言わせる。

いや、違う。

きっと僕の想いなんだ。

「こうやって初めてチャンミナを抱いた日のこと、昨日のように覚えてるよ。3年前の今日、オレはここでチャンミナとひとつになったんだ。恋人になったんだ」

耳元で囁かれる言葉。

まるで子守唄のようだ。

「13年前、初めてチャンミナに出逢った。浜辺で。それから毎年、7月7日にこうして逢ってた」

ユノの記憶が言の葉となり僕へと届く。

全然記憶にないのに、その通りだと思う自分がいる。

僕はいったいどうしてしまったんだろう…。

なぜ記憶がないのだろう。

ユノとの記憶を取り戻したい。

せめて、それだけでも。

でも、一緒にいられるならそれでもいい。

記憶を取り戻すことで離れ離れになってしまうのなら、いまのままがいい。

なぜかはわからないけど、そう思った。

「初めて出逢った時から、チャンミナのことが好きだったんだ」

「ゆの…」

たぶん、僕も同じ。

ずっと好きだったんだと思う。

ユノのこと。

ものすごく好きだったから、ユノの名前だけ憶えていた。

他のすべてを失っても。

「チャンミナの瞳に、恋に堕ちたんだ」

「…」

顔を上げれば、ユノの優しい微笑み。

目じりに口づけられ、くすぐったさに身をよじる。

「ゆの…」

「うん?」

「はじめてあったばしょ、いってみたい…」

「そうだな…。一緒に、行こうか?もうちょっと休んだら」

こくりと頷いて、再び胸に頬を埋める。

トクン、トクンと聞こえてくる鼓動に意識は遠ざかった。

再びまぶたを開けば、真っ暗。

「ゆの…?」

「起きた?」

呼びかければすぐに応じる声があった。

同時に、ぎゅっと抱きしめられる。

いた。

ちゃんと、そばにいてくれた。

「明かりつけるから目、閉じてて?眩しくなるから」

どういうことなのか。

わからないまままぶたを閉じる。

ユノの言うことは、無条件に信じられるんだ。

不思議と。

「ゆっくり目を開いて?」

ユノの言葉にそろっとまぶたを開く。

ホントに眩しい…。

さっきまで真っ暗だったのに。

ちょっとずつ、ちょっとずつまぶたを開いて、光の中に浮かぶユノを見つめる。

「大丈夫か?」

「うん」

「じゃあ…まずはシャワーだな」

シャワーは知ってる。

あったかいお水が出てきたやつだ。

身体を起こそうとするより先に抱えられて、さっきの個室へ。

勢いよく降り注ぐあったかいお水。

ホント、気持ちいい。

「シャワー、好きか?」

「すき。でも、ゆののほうがすき」

「そっか」

嬉しそうに笑うユノに微笑み、甘えるように抱きついた。

ぴったりと身体をくっつけて、ユノもまた僕を抱きしめてくれる。

やっぱり、この腕の中は心地いい。

シャワーを浴びると、ふかふかのタオルっていうので身体を拭いてくれる。

服を着させられて、またお部屋に戻って。

「おなか減ったろ?」

さっき食べたばかりな気もするが、不思議とおなかが空いている気がする。

「おにぎりがいい?それともパンがいい?」

差し出されたのはさっきユノがくれたものだった。

覗き込めばガサガサする白い袋の中には似たようなものがいっぱい入っている。

「チャンミナは何味が気に入るかなぁ…」

「あじ?いっぱいある?」

「あるよ。じゃあ…オレのお気に入りをチャンミナにプレゼント」

そう言ってユノはまたおにぎりをくれた。

「ゆのは?」

「同じのあるから大丈夫」

ユノの手にも僕と同じおにぎり。

てっぺんにあるつまみをつまんで、くるりと回転。

あとは左右に引っ張るだけ。

出てきたそれを頬張り、ちらりとユノを見る。

ユノのまた同じおにぎりを頬張って、僕を見ていた。

「うまいか?」

コクリと頷き、ゴクリと飲みこんだ。

おにぎりはおいしいけど、あっという間だ。

「ほら、飲み物」

半透明の容器を差し出され、見つめていると”そうだ”って思い出す。

たしかこれは上を持って、くるっと回すんだ。

思ったままに開けてみれば、上の緑色の部分だけが取れた。

両手で容器を持って、口へ。

ちょっと甘くて、おいしいお水。

ついついいっぱい飲んじゃう。

「相当喉乾いてたんだな」

頭を撫でられ、一層幸せな気持ち。

「おなかいっぱいになったら、浜辺まで散歩に行こうな?」

「うん」

ユノとの思い出の場所。

記憶はほとんどないけれど、見てみたい。

共有したい。

もしかしたら何か思い出すかもしれないから。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

4話じゃ終わりませんでした(笑)
なにしろ、短編書けないので~(´∀`*)ウフフ

チャンミン君の記憶はどこにいっちゃったんでしょう?
でも、ユノ様のことは身体が覚えてます♡
とはいえ、記憶が戻ってほしい!
幸せな記憶が消えちゃってるのは切ないですからね…(T_T)

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