雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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amanogawa 13

amanogawa 13



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



正直、不安だった。

浜辺へ行ってみたいと言ったチャンミンが。

また消えてしまうんじゃないかと。

嫌だ。

もう離れたくない。

離したくない。

なんでもない風を装いながらもじわりじわりと不安がこみあげてくる。

チャンミンに触れていても不安はなくならない。

食事を終えてコテージを出たオレたちはのんびりと歩きながら浜辺へと向かった。

正確にはのんびり、じゃないな。

オレが時間稼ぎをしていただけだ。

行きたくなくて。

でもチャンミンは気づかない。

手を繋ぎ、物珍しそうにあたりを見回しながら歩いている。

しばらくすると、浜辺が見えてきた。

誰もいない、真っ白な浜辺。

「ここ?」

「ここ」

出逢ったばかりの頃はまだ若かったな…。

オレも、チャンミンも。

好きという感情はあったけど、どう示していいかわからずに戸惑ったっけ。

いまとなっては懐かしい思い出。

邂逅していると、不意にチャンミンがぎゅっとしがみついてきた。

「チャンミナ?」

「うた」

「歌…?」

耳を澄ませば確かに歌が聴こえてくる。

海の方から、さざ波と合わさって。

でも、声が違う。

オレが聴いていた歌声はもっと透明で、もっと綺麗で…。

「きゅひょな…」

「え…?」

しがみついたままのチャンミンを見れば、頬を伝う涙があった。

キュヒョナ?

誰かの名前か?

この歌をうたっているのがその人なのか?

「ゆの…」

「ん?どうした?」

「ぼく…」

嫌な予感がした。

遮るように唇を重ねあわせた。

深く。

「ん…っ」

聞きたくない。

絶対に嫌だ。

もう、二度と離れたくないんだ。

散々唇を貪って、ぐったりとしたその身体を抱え上げた。

背中で歌を聞きながら。

ゴメン。

チャンミンは、返してやれない。

連れて行く。

誰に、なんてわからない。

でもそう言わなければならない気がして、心の中で告げた。

「ゆ、の…?」

「一緒に来てくれるよな?オレと一緒に」

頼むから”うん”と言ってくれ。

お願いだから。

それ以外の言葉なんか聞きたくない。

「うん。ゆのと、いるよ?ずっといっしょ」

なんて嫌なヤツなんだろう…。

これじゃ誘拐と同じだ。

けど、どうしてもチャンミンだけは譲れない。

最低なヤツだと罵られようが。

コテージへと戻って荷物をまとめ、車へと向かった。

「これは?」

「車。移動手段」

不思議がるチャンミンを助手席へと乗せ、走り出した。

時刻は間もなく22時。

夜なら道が空いているから1時間ちょっとでつくはず。

できる限り、遠ざからないと。

この海からチャンミンをできるかぎり引き離さないと。

なぜそう思うのかはわからない。

でも、そうしないとチャンミンが連れ去られてしまいそうで怖い。

走り出した車の中、ただチャンミンの手を握っていた。

どこにも行かないようにと祈りながら。

「ゆの、くるまってすごい!はやい!」

最初は少し怯え気味だったが、もう慣れたみたいだ。

その順応性の高さには驚かされる。

きっと、市街地に行っても大丈夫だろう。

もうすぐ長期休暇に入るし、その時にある程度のことを教えればいい。

それまでは家から出ないように言いつけて。

夜とはいえ、市街地に入ると車の量も増えてきた。

星の代わりにネオンが夜空を彩る街。

チャンミンは驚きを隠せないようで目を見開いている。

1時間ちょっとで自宅へと到着し、チャンミンを部屋へと誘った。

「ここは…?」

「オレの家。今日から、チャンミナの家でもあるからな?」

「ゆのと、ぼくのいえ…」

不思議そうに部屋を眺めるチャンミンにそっと抱き寄せ、口づけた。

日付が変わるまで約1時間。

こうやって抱きしめていないと不安で仕方ない。

「ゆの?」

「しばらく、このままで…」

「…うん」

肩に預けられた小さな頭。

髪へ口づけを落とし、もう少しだけ強く抱きしめる。

けれど、1時間もずっとこうしているわけにはいかない。

不審がられないようにベットへ誘い、閉じ込めた。

腕の中へ。

リビングの明かりがつけっぱなしだが、致し方ない。

あとで消せばいいし。

とにかく、いまは早く時間が進むのを願うばかり。

秒針の進む音だけが支配する部屋。

心臓が早鐘を打っているのがわかる。

こうしてチャンミンを抱きしめていても、不安なんだ。

「ゆの、どうしたの…?」

「なんでも、ないから…。ただ、このままでいさせて」

「…うん」

チャンミンの手が背中へと回る。

すっぽりとオレの腕の中に納まって、長い足を絡ませるように抱きついてきて。

もしかしたら何か感じ取っているのかもしれない。

口には出さないけど、オレの抱える不安に。

「…」

深夜0時が間もなくやってくる。

心の中でカウントダウンをし、一層強くチャンミンを抱きしめて…。

そして、日付は変わった。

「チャンミナ…?」

「うん?」

いる…。

ちゃんと、ここにいる。

涙があふれていくのを感じた。

声を殺し、泣いているのに気づかれぬよう、チャンミンを抱きしめたままに…。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

おめでとうございます!

まだなーんにも解決してないですね~(´∀`*)ウフフ
いったいどうなるんでしょう?
謎が謎呼ぶってカンジです(笑)

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

七夕です~(´∀`*)ウフフ
昨年の引き続き投稿ラッシュです(笑)

確かにキ・セ・キとは違う可愛さ♡
ユノ様は正反対ですが(;^ω^)
切ないですよね…。
逢いたいのに逢えないなんて(T_T)
これからはずっと一緒にいられるかな?
お楽しみに~(≧▽≦)

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