雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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amanogawa 18

amanogawa 18



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんか、今日1日の内容量が一生分くらいになっている。

いきなり自宅は火事になるわ、気づいたら浜辺に飛ばされているわ、チャンミンが親しげに話してるヤツの下半身は魚になってるわ。

もう、どこからどう整理していいのかさっぱり。

いや…こればかりは整理のしようがない。

ありのままを受け入れ、深く考えないことが一番。

きっとそうに違いない。

脱力仕切って、浅瀬とはいえ海の中に座っているオレ。

おかげでよく見える。

月の光を受けてきらきらと銀色に輝く尾びれが。

すげぇな…。

ちょっと触ってみたいけど、それは失礼か?

だって、作り物みたいなんだ。

現実にありえない光景だけにそう思いたいっていうのもあるかもしれないが。

っていうことは、だ。

チャンミンも元は人魚だったってことか…?

でも、あの岩場で助けたのは熱帯魚みたいな青くて綺麗な魚だった。

手のひらに収まってしまうくらい小さかったし。

いったい、なにがどうなっているのやら。

オレの頭じゃやっぱり理解不能。

「ユノ?」

気づけば目の前にチャンミンの可愛い顔があった。

くりっとした瞳と、長い睫。

柔らかい唇につやつやのほっぺた。

あぁ…可愛い。

「チャンミナ、ひとつだけ聞いてもいい?」

「うん」

「オレがあっちの岩場で助けたのって、これくらいの青い魚だったんだけど…」

指を使って大きさを示しながら、とりあえず聞いてみた。

理解はできなくても、聞くのはただ。

いや、理解できないかもしれないのに聞くのは失礼かもしれないけど。

「僕たちは夜だけこういう姿になるんだよ。昼間は単なる魚」

「え…?」

「お月さまにね、神様が住んでいるの。神様の放つ光が僕たちを変えてくれるんだ」

「…」

予想通り、さっぱり理解できない…。

えっと、とにかく、だ。

理屈は抜きにして昼間は魚で、夜は人魚になる。

そういうことだな。

「ん…?あ、あれ?じゃあ、新月は…」

「新月の時は僕たちも魚のままだよ。チャンミンが言った通り、月の光が僕たちの姿を変えてくれる。本来のあるべき姿に」

本来のっていうことは、こっちがホントの姿ということ。

しかし、それも異質だ。

人魚なんて伝説上の生き物だと思っていた。

まさか、この目で拝めるなんて。

「ちなみに、君を信用して話しているんだからね?もしも誰かに言ったら…」

「言わないし、言ったところで誰も信じないよ」

「…確かに、そうだね。人間っていうのは基本的に頭が固く、常識の範囲内でしか物事を考えられないから」

その通り。

面と向かってはっきり言われるとちょっと傷つくけど。

いちおう、理解しようとは思ってるんだぞ?

だって、ほかならぬチャンミンのこと。

チャンミンのことはなんだって理解しておきたい。

なんとなく、人間じゃないのはわかっていたし。

「チャンミン。僕たちに会いたくなったら、うたって?会いに来るから」

「うん。あのね、ユノがさっき言ってくれたの。7月7日は、毎年ここに来ようって」

「ホント?じゃあ、1年に1回は会える」

「うん」

仲がいいんだな…。

オレにとってのアイツみたいなものか?

とはいえ、連絡が取れないのは可哀想だな。

これからチャンミンが生活する場所では、オレしか知らないのだから。

もちろん、慣れてくればトモダチもできるだろうけど。

なんて考えてたら、思い切りくしゃみが飛び出た。

「ユノ?」

「人間の身体は冷えすぎると大変だから、そろそろ戻ったほうがいいね。チャンミンも、いままでのようにはいかないから気を付けるんだよ?」

「うん」

夏だけど、夜の海はやっぱり冷える。

このままじゃホントにカゼをひきそうだ。

せっかくの長期休暇をそんなことで潰したくはない。

「じゃあ、また。チャンミンのこと、頼んだよ?」

「あぁ」

頼まれるまでもない。

もう、みすみす見送るような真似はしないから。

冷えた指先を包み込み、立ち上がる。

「じゃあ、目を閉じて」

「え?」

「このままじゃ帰れないでしょう?」

確かに。

こんなずぶ濡れ状態で、片田舎。

帰る手段はほぼない。

明日も仕事だっていうのに。

っていうか、そもそも住むところが残っているのか…?

まぁ、戻ってみればわかる。

どうやって戻るのかはわからないけど、ここに連れてこられたことを考えれば容易に想像はつく。

常識の範囲をかなり逸脱しているけれど。

言われるまま目を閉じた。

すると、一瞬だけ身体が軽くなったような気がした。

まぶたを開いてみれば、そこはマンションの近く。

繋いだ手はそのまま。

隣を見ればチャンミンがいる。

おまけに、服が渇いているし、焼けた部分も元通り。

これじゃホントに”魔法使い様”だ。

「帰るか」

「うん」

手を繋いだまま、歩き出す。

マンションへと向かってみれば、案の定黒焦げ。

鎮火しているようだが、まだ煙がかすかに空へと舞いあがっている。

「ユノ、おうち…」

「ん~…」

どうしたものか。

悩んでいると、不意に肩を叩かれた。

「403号室にお住いのチョン・ユンホさん、ですか?」

「あ、はい」

「申し遅れました。私、管理会社のものです。このたび、住人の方の火の不始末による火災が発生し、このような状況になってしまいました。取り急ぎホテルをご用意しておりますので、今晩はこちらにご宿泊ください。今後の対応に関しましては、追ってご連絡差し上げます」

「わかりました」

ここで文句を言ったところでどうしようもないし、意味もない。

それに、疲れた。

さすがにいろいろなことがありすぎて。

今後については落ち着いてから考えることにしよう。

管理会社の人が手配してくれたホテルに宿泊しベットへもぐりこむなり眠りについた。

翌日には管理会社から連絡が入った。

なんでも、火災の原因を作った人は大家の甥っ子さんだったらしく、とんとん拍子で片付いていく。

長期休暇前には家が用意され、一安心。

家財も保証してくれたし。

2日間はホテルに滞在し、長期休暇初日には新しい自宅へ。

ちょっとだけ職場に近くなったし、ちょっと広くなった。

ふたりで住むにはちょうどいい。

しかも、迷惑をかけたからと家賃も割引。

ある意味至れり尽くせり。

オレとしてはありがたい。

さすがにあの時は生きた心地がしなかったけど。

「チャンミナ」

少し広くなったリビング。

ベランダが気に入ったみたいでずっと景色を眺めていたチャンミンを呼び、腕の中に閉じ込めた。

「気に入った?」

「うん。高くてちょっと怖いけど、キレイ」

確かに景色はいい。

高層マンションということもあり、目の前に遮るものが何もないから。

「キス、していい?」

「うん」

なんだかバタバタしていたから、ふたりでこうやって過ごす時間もなかった。

けど、今日からしばらくはゆっくりできる。

そっと唇を重ねあわせ、するりと素肌を撫でて。

やっぱり、どこかひんやりとしている肌。

真珠のように艶やかで、触り心地はまるで絹のよう。

オレの動きに合わせて一生懸命舌を絡ませるチャンミンに微笑み、ゆっくりその身体を押し倒した。

「ユノ…」

「抱いていい?」

いっぱい愛したい。

離れていた時間を埋めて、溢れるくらいいっぱい。

頷いたのを確認し、うなじへと唇を寄せた。

白くきめ細かい肌に赤い花びらを浮かべ、しなやかなその身体を手のひらで滑り降りる。

月に住まうという神様。

その話を聞いてしまったからか、月が昇っている時間はちょっと抵抗があるんだ。

見られているような気がして。

こんな妖艶で綺麗なチャンミンの姿を知っているのは、オレだけでいい。

オレだけのものであってほしい。

たとえ神様でも、見せてやるわけにはいかない。

心が狭いって言われそうだけど。

でも、それくらいチャンミンのことが好きで、独占したいんだ。

大切にする。

約束、するから…。



Fin...








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ある意味長いお話でした(笑)
無事にハッピーエンドを迎えられて、よかったですね~(´∀`*)ウフフ
魔法使い様と神様が気になる?
誰でしょうね~www
おバカキャラなドンヘ君ですが、義務警察に合格する実力は持っているワケですからわかりませんよ~?
案外、器用に要領よくお仕事こなしちゃうかも(''Д'')

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