雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 54

 366日-1




366日 54



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



しばらくしてユノも落ち着きを取り戻してくれた。

まだ少し、瞳が濡れているけど。

涙の痕が残る目じりや頬へ口づけて、優しく包み込む。

「チャンミナ…」

「うん?」

「買い物、行けそう…?」

「ちょっと…歩ける気がしないですね」

がっくりと肩を落とし、うなだれる。

買い物に行きたかったのはユノで、行けなくなったのもまたユノのせい。

こればかりは…ね?

「あ!」

落ち込んでいたかと思いきや、いきなり頭をもたげる。

かと思えばまた脱兎のごとく寝室を飛び出していってしまった。

いったいなんなんだ…?

何が起きたのかと状況を理解できずにいると、どこからともなく妙な音が聴こえてくる。

「チャンミナ!これなら買い物行けるっ」

「…」

ユノが持ってきたのは、母が使っていた車いすだった。

使用者がいなくなり、納戸に押し込めたものだ。

「チャンミナ?」

「えっと…それに乗れと…?」

「うんっ」

何がなんでも買い物に行く。

その心意気は買おう。

だがしかし、あくまでも僕は健常者。

病気を患っているわけでもないし、歩けなくなるような後遺症に悩まされているわけでもない。

単に、激しいセックスにちょっと腰砕けになっているだけ。

そんな僕が車いすに乗っていいものなのか…。

「チャンミナ、早くっ」

「ユノ…買い物はまた今度でもいいんじゃないですか?」

「ダメ!明日、使うんだからっ」

意地でも今日買い物に行きたいようだ。

「大丈夫!オレ、ユリさんの付き添いで車いすの扱いは慣れてるから」

心配しているところはそこじゃないんだけど…。

どうしたものか。

たぶん、何を言っても行くと言ってきかなそうだ。

もしくは泣き落としにかかるか…。

つまり、買い物へ行くということは決定事項。

僕はそれに従うしか道がない。

「早く!時間がもったいないだろ?」

困った人だ。

そして、そんな人を好きになったのは僕。

「とりあえず…シャワー浴びたいんですけど?」

「じゃあ、まずはバスルーム行だな!」

バスルームも車いすで移動らしい。

確かにそれがお互いにとって一番楽な方法か。

ユノに支えてもらいながらバスルームへと移動して、不自由なシャワータイム。

さっぱりしたところでまた車いすでリビングへ移動。

ユノに持ってきてもらった服をまとって、髪を乾かして。

「昼ごはんは向こうで食べよう?レストラン街あるから」

「はい」

もう、考えるのは止めた。

どうせユノには勝てないし。

そして車へと移動して、アパレルブランドがひしめくショッピングモールへと到着。

慣れているというだけあって、確かに無駄がない。

慌てている様子もないし。

「昼飯、何食う?」

「ラーメンとかどうです?」

「うまそうっ」

まずは上部3フロアを占めているレストラン街へ。

ラーメン屋はそのフロアに計4店舗。

昼時を少し過ぎているせいで、どこも待ち時間なしに入れそうだ。

「オレ、味噌ラーメンがいい」

「じゃあ、ここにしましょうか」

「うん」

しかし…ヘンな感じだ。

いつもは隣にあるユノの顔が大分上。

視界も悪い。

母はよくこんな生活をしていたな…。

まぁ、慣れるしかなかったんだろうけど。

案内された席では店員がひとつイスを除け、車いすのスペースを作ってくれた。

ホント、申し訳ない気分だ。

騙しているみたいで。

「チャンミナ、どれにする?」

「味噌ラーメンでもやし増し。あと、餃子とチャーハン」

「それって…何人前?」

「一人前です」

一般の人からしてみたら、たぶん二人前だろう。

でも、僕からしてみたら一人前。

とにかくおなかが空いたんだ。

「オレは味噌と半チャーハンにしようかなぁ…」

手を挙げれば待ち構えていたように店員が寄ってくる。

オーダーを済ませ、お水を飲みながらほっと一息。

店が空いていることもあって、10分と待たずにテーブルへ料理が並べられた。

「餃子、少し食べます?」

「いいの!?」

「うん」

すきっ腹に食べるものはなんでこんなにおいしいのだろうか。

すべてあっという間に完食。

ラーメンに至っては、替え玉も注文してしまった。

「すげぇ食いっぷりだったな」

「おなか空いてましたから」

「足りた?」

「うん」

ラーメン屋を出て、あとはのんびりと買い物をするだけ。

「チャンミナ、どんな服が好き?」

「動きやすい服とか、ジーンズに合う服ですかねぇ」

これといってこだわりはない。

どのブランドが好きとか。

「チャンミナぁ…」

「うん?」

ぐるりと回って、足元へと腰を下ろす。

困ったように眉尻を下げて、僕を見上げるユノに首をかしげた。

「服、興味なし?」

「正直」

モデルなのにと言われればそれまでだけど、それが本心。

ある意味、モデルは楽だ。

何も考えなくていい。

着るものを用意してくれるから。

「わかった!じゃあ、オレがコーディネートするっ」

「え?ユノが?」

「なんだよっ」

「いえ…ただ、できるのかな…と」

頬をが風船のように膨らみ、口がタコのように尖っていく。

わかりやすい不貞腐れ顔。

「わかんなかったら店員に聞くっ」

それなら安心かも、

間違っても変な服は勧めないだろうし。

「あ…」

すくっと意気込みを露わに立ち上がったユノが、そんな声を出す。

視線は僕のはるか後方。

振り返って見るも、僕の位置からでは人ごみしか見えない。

「シウォン!」

「お~、ユノ!」

シウォン…?

いや、まさか…ね?

声が似ていたような気がするのもきっと気のせい。

どうやら顔見知りがいたようで、僕は置き去りのまま。

まぁ、いいか。

とりあえず邪魔にならないよう端へと移動し、そっと息をついた。

しかし…窮屈だな。

母はずっとこんな世界を見ていたのか…。

人ごみでないところならいいけど、こうい売った場所では息が詰まる。

どこを見ても人、人、人。

なんの面白味もない。

「…」

立てるかな…?

なんとなく下肢の感覚は戻ってきたような気がするんだけど、まだ少し鈍いような気もする。

手すりに手を伸ばして立ち上がろうとしたその時だった。

「チャンミナ!?」

どうやらユノが僕のことを思い出してくれたようだ。

もしかして、移動してしまったからわからない?

「どうした?」

「チャ、チャンミナが迷子になっちゃった…っ」

迷子じゃないし。

いったい、ユノの中で僕はどういうポジションなんだ?

まったく…。

もう一度手すりへと手を伸ばし、ぐっと掴む。

そして、具合を窺うようにゆっくりと立ち上がった。

なんとか立てそうだ。

ちゃんと、地に足がついている感覚がある。

「チャンミナ!」

立ったことで、ようやくユノが気づいてくれた。

やっぱり、車いすでの外出はやめよう。

そもそも外出の約束をしているんだからセックスしなければよかったんだ。

よし、決めた。

次からはそうしよう。

「ど、どこ行ってたんだよっ!すげぇ心配したんだからなっ」

「どっか行っちゃったのはユノでしょう?」

「ご、ごめん…」

「で、お友達の方は…」

ユノから視線を移動させた先。

その人は茫然と目を見開いて佇んでいた。

「シムさん…」

世の中っていうのは、狭いものだ。

まさかユノと彼が知り合いだったなんて。

しかし…どうする?

まさか恋人とは言えないし。

困ったな…。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうでしょうね~(´∀`*)ウフフ
そんなにシウォンさんを当て馬にしてほしいですか?

ホント、車いすをそんなことで使っちゃダメですよね~(笑)
しかも立ち上がっちゃったら…ねぇ?
周りの人もビックリですwww

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

まさかの車いすです(笑)
ホント、ユノ様の発想は突拍子もないwww
チャンミン君もさぞかし気が引けたことでしょう(´∀`*)ウフフ
シウォンさんとお知り合いとはこれまたまさかの展開!
いったいどうなっちゃうのかな~?

おや?
ネ◇リ様もですか?
ギャップっていいですよね~♡
ユノ様はギャップの宝庫!
見るたびに堕ちます(*´ω`*)
あ、でも葉月に感化されたらダメですよ~(''Д'')
救いようのない変態になっちゃいますからwww

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