雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 55

 366日-1




366日 55



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ユノひとりだけきょとんとしてる。

僕とシウォンを交互に見やり、不思議そうに首をかしげて。

「知り合い?」

「まあな。ホントは明日逢うはずだったんだけど」

確かに。

予定では明日のはずが、なぜかいきなり今日鉢合わせ。

偶然というのは怖いものだ。

「チャンミナ?」

「専属にってオファーをくれたのがチェさんなんです」

「え!?シウォンだったの!?」

「はい」

どうやらシウォンのブランドも把握しているみたいだ。

そうなると、あとの疑問はひとつだけ。

「ユノはチェさんとお友達なんですか?」

「うん。高校と大学の同級生」

ホントに、世間は狭い。

「大学在学中にブランド立ち上げて、いまじゃ有名人」

「お前だって有名人じゃん」

「オレは一部の人が知ってるだけで有名人じゃない」

妙なこだわりがあるらしい。

むっとしたように頬を膨らませて、ぷいっとそっぽを向く。

「で、ユノとシムさんの関係は?」

「…」

どうしよう…。

まさか知り合いに出くわすなんて想像もしていなかったから、何も考えてなかった。

ユノも同じようで、助けを求めるように僕を見てる。

どうにかしてあげたいのは山々だけど、何も思い浮かばない。

「ユノ?」

「あ、えっと…その…い、一緒に暮らしてるんだっ」

「は?」

間違ってはいないけど、問いかけに対する説明にはなっていない。

ホント、どうしよう…。

「そ、それよりさ!シウォンはこんなとこで何やってんだ?」

「店舗の視察だよ。ここ、直営店入れてるから」

シウォンが指さした方向を見やれば、少し離れたところにブランド名が見えた。

E.L.Fというそのブランド。

見るからに大盛況。

ブランドに興味ないとはいえ、職業柄名前は知っている。

ある程度のブランドは。

「じゃあ、ちょうどいいじゃん!シウォン、チャンミナの服見繕って?」

ずいぶんと思い切った行動に…。

明日、僕はこの人と契約するんですけど?

そのための服じゃなかったっけ?

「別にいいけど…なんで?」

「明日のための服、チャンミナにプレゼントしたくて来たんだ。だけどさ、チャンミナってばモデルなのに服にあんまり興味ないし、オレもどちらかっていうと無頓着だし」

笑ってるけど、笑えない。

無頓着なクセに、オレが選ぶと豪語したってことだ。

まぁ、わかんなかったら店員に聞くとも言ってたけど。

「それさぁ…オレが選んでいいわけ?」

「いいんだよっ!だって、名目だもん」

「え?」

「あ…」

あからさまに失敗したという顔。

つまり、明日のための服と言いつつ、他の目的があるということか…。

いったい、どんな目的?

「ユノ?名目って、なんですか?」

「そ、それは、その…」

「ユノ」

ふと、視界の隅にシウォンの姿が映り込む。

やばい、やばい。

墓穴を掘るところだった。

「後で話しましょうね?」

ユノにだけ聞こえるように耳元でそう囁けば、がっくりと肩を落とす。

何を考えているんだか…。

っていうか、ユノは財布のひもが緩すぎる。

もう少し金銭感覚を持ってもらわないと。

「で、どうすんの?オレは別に構わないけど?」

「えっと…」

ちらっとユノを窺えば、まだ落ち込みっぱなし。

シウォンの問いかけは耳に届いていないようだ。

「まぁ、いいや。面白そうだから。ほら、行くぞ」

「え?」

「オレからのプレゼント」

「ダ、ダメ!」

弾かれたように顔を上げたかと思えば、ぐいっと僕の手を引く。

「オレがプレゼントするんだからっ」

なんに対するプレゼント…?

誕生日でもないし、特に記念日でもないはず。

しまったと口を手で覆い、バツが悪そうに視線を泳がせる。

「じゃあ、お互い選べばいいんじゃないか?オレはオレでシムさんに似合う服をコーディネートして、ユノはユノで選べばいい」

「そ、そんなの負けるに決まってんじゃん!」

「勝ち負けじゃなくて、気持ちの問題だろ?」

あぁ…また、僕を除け者にして話が進んでいく。

口を挟みたいのに、挟めない。

「あ、あの…」

「チャンミナは黙ってろっ」

怖い…。

そんなに怒ること?

「なにそんなむきになってんの?」

頭の中で警告音が鳴る。

ヤバイ。

これはヤバイぞ。

ユノは頭に血が上ってるから、たぶんこの状況に気付いてない。

どうする?

どうやったら切り抜けられる?

「まさか…付き合ってんの?」

心臓が、止まるかと思った。

さすがにユノも目を見開いている。

ようやくこのヤバイ状況に気付いたみたいだ。

言葉を失い、沈黙が訪れる。

この沈黙は推測が正しいと証明しているようなものだ。

「へぇ…あの、ユノがね~…」

「シ、シウォン!あ、あの…っ、だから、これは、その…」

あぁ…もう、おしまいだ。

言い訳なんてできないし、誤魔化すこともできない。

「もしそうだとして…軽蔑しますか?」

「いや、しないよ?」

かなりの覚悟を持って問いかけたのに、予想外にもあっさりとした回答。

肩透かしを食らった気分だ。

「ユノが言ってた人物像にぴったりだし」

「え?」

「シウォン!」

余計なことは言うなと目が物語っている。

その視線を受け、シウォンはそっと肩をすくめた。

「怖い、怖い。まぁ、いいや。ほら、行くぞ?服選ぶんだろ?」

いいのか?

いや、よくないだろう…。

最悪明日の契約が破棄されることとなる。

もしそうなったら、怒られるくらいじゃすまないだろうな…。

でも。

「…」

なんか、大丈夫そうな気がするんだ。

おそらくシウォンは僕たちの関係に気付いた。

けれど表情も態度も変わらない。

「チャ、チャンミナ…」

「とりあえず、行きましょう?」

ここで逃げるわけにはいかないし、逃げたら後ろめたいみたいだ。

公にできる関係ではないけれど、ユノを想う気持ちは本物。

だから、ここで引き返すわけにはいかない。

「ゴメン、オレ…」

「大丈夫です」

「ホント、ゴメン…」

俯くユノの頭を撫で、覗き込むようにしてそっと微笑んだ。

もしそのことで何か言ってきたら、そのとき考えよう。

いま足掻いても仕方がない。

「おーい、早くしないと時間がなくなるぞー」

妙なことになってきた。

ユノの手を取り、そっと引く。

途端、ガクンと膝が抜けた。

すっかり忘れてた。

「チャ、チャンミナっ」

「あ~…まだ車いす、必要みたいです」

立てるには立てたけど、歩ける状態じゃない。

慌てるユノの手を借りて車いすへと腰をおろし、そっと息をついた。

驚くように目を見開くシウォンに苦笑い。

「ちょっと、足をひねっちゃって…念のため、です」

さすがにホントのことは言えない。

そう誤魔化せば、ふっと笑みが浮かぶ。

「ふぅん…。とりあえず、君の身体は大事な商品なんだからくれぐれも無茶はしないようにね」

バレてる…っぽい。

やっぱり、出かける前の日はセックス禁止だな…。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

相当シウォンさんを悪者にしたいみたいですね~(;^ω^)
とりあえず、シウォンさんはふたりの関係に気づいたご様子♡
どうなるのかな?
お楽しみに~(´∀`*)ウフフ

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