雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 56

 366日-1




366日 56



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ユノに車いすを押されながら、シウォンが立ち上げたブランド直営店へとやってきた。

シックなものもあれば、カジュアルなものもある。

そのせいか、訪れているお客の年齢層も区々。

料金もピンキリだ。

「カジュアル路線でイイよな?普段着、って感覚でいいんだろ?」

僕に聞かれても、答えられない。

着るのは僕だけど、欲しがっているのはユノだし。

車いすを押しているユノを振り返れば、大きく何度も頷いていた。

「シムさんは…」

「あの…」

「うん?」

「チャンミンで、いいです。これからお仕事を一緒にするのに、他人行儀なのもどうかと思うので」

もちろん、仕事だからある程度の区別は必要。

でも、他人行儀とは違う。

呼び方ひとつで何がどう変わるってカンジもするけど、多少親しみがわくような気がする。

「じゃあ、オレのことはシウォンって呼んで?」

「はい」

「チャンミンは何色が好き?」

「紫…ですかね?でも、服は黒とか、ネイビーとか、グレーとか…無難な色が多いです」

今日だってネイビーのニットにジーンズ。

そして、黒いジャケットという出で立ち。

おかげで、似たような服ばかり。

でも、楽なんだ。

あまり考えずに着られるから。

「じゃあ、送るときはパターンもつけてあげるよ。10日間くらい着回しできるカンジで」

モデルとしてどうなんだろうと思いながらも、そのほうが正直ありがたい。

なにしろ興味がないから。

「チェ社長、どうされたんですか!?」

驚いたのは店員だ。

「もうお帰りになったものかと…」

「ちょっと野暮用でね。あ、先に紹介しておくよ。明日本契約を交わすけど、来季の秋冬モデルを担当してくれることになったシム・チャンミンさん。行く行くは専属になる予定だから」

「シ、シウォンさんっ」

それはまだ未確定のはずだ。

とりあえず、一度一緒に仕事をしてみようってことで。

「諦めが悪いって言っただろ?まずは周りから固めていかないと」

これも作戦のうちだとしたり顔。

抜け目がないというか、ずる賢いというか…。

「チャンミナの嫌がることしたら蹴り飛ばすかんなっ」

半ばあきれていると、後ろからそんな声が飛んでくる。

振り返れば鋭いまなざしでシウォンを睨むユノが佇んでいた。

「嫌がることはしないよ。そんなことしたら、専属契約が取れなくなっちゃうだろ?」

確かにその通り。

シウォンの最終目標は専属契約。

いまのところは。

だから、おそらく僕が嫌がることはしない。

そんなことをしたら、契約できなくなると思っているだろうから。

「チャンミンはスタイルがいいから、なんでも着こなしてしまうとは思うけど…そうだな…これなんかどう?」

ざっくりと胸元の空いた薄手のVネックニット。

「デコルテラインが綺麗だから、強調したほうがいいと思うんだ」

「チャンミナは暑がりだからニットじゃダメだよな~?」

ユノは何やら対抗心を燃やしている模様。

最初はユノがシウォンに選んでくれとお願いしていたのにおかしな話だ。

いったい、どういう心変わりだ?

「残念。このニット、通気性がいいんだ」

確かに網目をあえて荒くしているようで、通気性はよさそう。

これからの時期、活躍してくれそうな気がする。

「たとえばこのニットの下にこういう薄手のインナーを合わせて…」

ハンガーにニットとインナーを2枚重ねてかけ、どう?と窺うように差し出す。

いいかもしれない。

結構、僕好み。

「いいですね…」

気づけばそう呟いていた。

その言葉が、ユノのやる気スイッチを入れたようだ。

それからはまるで戦争だ。

これは?これは?と片っ端から陳列されている服を持ってきては、聞いてくる。

店内を走り回る様はまるで子犬のよう。

可愛いったらありゃしない。

「ありゃ、なんだ?犬か?」

「ですね」

シウォンも同じことを思ったらしい。

どうせなら耳としっぽをつけてあげたいくらいだ。

「チャンミナ、できた!」

いったいユノは僕にどうなってほしいんだ…?

カモフラージュ柄のパンツに、目がちかちかするようなシャツ。

その上に皮のジャケット。

期待に満ちた眼差しを受けては、何も言えない。

言葉を失っていると、ユノの表情が曇っていく。

「ダメ…?」

「そりゃだれが見たってダメだろ」

あっさりと切り捨てたのはシウォンだった。

その通りなんだけど、相手がユノでははっきり言えない。

一生懸命選んでくれているわけだし。

しかし…よくそのセンスで”オレが選ぶ”と豪語できたものだ。

その自信がどこから来たのか、気になってしまう。

「相手にならないな…」

「そりゃ、シウォンさんはその道のプロですからね」

「それ以前の問題な気もするけど?」

「まぁ…それもあります」

おそらく、ユノにセンスがないということ。

もちろん言葉にはしないけど。

一生懸命な姿を見ているのは楽しいし。

「とりあえず、これはオレからプレゼント」

「え…?」

「じゃ、また明日な?」

「ちょ…っ!シ、シウォンさん!」

プレゼントなんて、受け取るわけにはいかない。

けれどシウォンは振り返ることなく、手を振りながら去って行ってしまった。

膝の上にはすでに袋詰めされた衣服。

さっき、見せてくれたものだ。

隙間から先ほどのニットが見える。

やばくないか…?

だって、相手はこれから一緒に仕事をする人。

賄賂とも取れる。

いや…僕から贈るのがまずいだけ?

シウォンからならセーフ?

なんか、頭の中がぐちゃぐちゃしてきた。

「…」

もらっちゃっていいのだろうか…。

しかし、返そうと思っても、返すべき人はいない。

明日持って行って返す?

でも、それも少し悪い気がするような…。

意外と好きなんだ。

さっきシウォンが見せてくれたコーディネート。

まるで僕の好みを見透かしたような。

「チャンミナ?シウォンは?」

「帰りました」

いつの間にか目の前にユノがいた。

「これ…」

じっと視線が注がれているのはもちろん僕の膝の上にあるもの。

真っ白なキャンパスに、ブランド名とロゴが印字された紙袋。

「返しそびれてしまって…」

「もらっとけばいいんじゃない?気に入ったんだろ?」

「…」

ここで正直に答えたら、ユノが不貞腐れてしまう気がする。

かといって、沈黙も同様だ。

どうする?

なんて答える?

早く決断しなければならないのに、思考がまとまらない。

「チャンミナ、違う店見に行こう!」

「え?」

「行くぞっ」

車いすを押され、早速移動開始。

これ、気に入った服が見つかるまで連れまわされるパターンな気がする。

まぁユノと一緒なら楽しいからいいんだけど。

どれくらいかかるかな…?

夕飯までに帰れるといいんだけど。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

なんだか、シウォンさんのお名前が毎回コメントにいるような(笑)
いったいどうなるんでしょうね~?
早く帰って、イチャコラ?
ユノ様、嫉妬の塊と化してるから大変そうですねwww

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