雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 58

 366日-1




366日 58



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



調べると言っていたけど、どうやって調べるつもりなんだろう…。

だって、なんの手がかりもない。

母の遺品を整理しているときも、写真1枚出てこなかった。

名前も、年齢も、どこに住んでいるかもすべてが不明。

その状態で探し出せるはずもない。

一番手っ取り早いのはやはり祖父母に聞くことだろう。

でも、逢ったのは過去たった二度だけ。

中学生の時に1回と、母の葬儀の時に1回。

単なる参列者のように、すぐに立ち去ってしまったから言葉を交わすこともできなかった。

きっと、祖母も祖父も僕に興味がないのだろう。

僕は…どうかな?

少し、話してみたいかな?

できるなら。

そんなことを考えながら眠りにつき、翌日となった。

とりあえず朝食を作って、ふたりで向かい合って食べて、ユノの運転する車で大学へと向かう。

大学から少し離れたところに車を止めて、そっと口づけを交わすのが日課。

「行ってきます」

「行ってらっしゃい」

それから大学で講義を受け、終わると事務所へ移動。

契約はシウォンの事務所で行うみたいで、車に乗ってまた移動することとなる。

「おはようございます」

「おはよう。時間通りね」

「はい」

今日ばかりはボアもしっかりとスーツ姿。

いつもはオフィスカジュアルだから、スーツをまとうだけで大人っぽく見える。

「社長、急いで!遅れちゃうわよっ」

「ちょっと待って。ネクタイが…」

「貸して!」

滅多にネクタイなんてしないものだから、手間取っているらしい。

世話のかかる社長だというのがボアの口癖。

確かにその通りだ。

いつもどこかぽやんとしていて、のんびり屋。

この場合、マイペースって言ったほうがいいのかな?

「はい、完成。社判は持った?」

「あ…」

「ちょっと…社長っ!」

大丈夫なんだろうか…。

いや、大丈夫じゃないな。

こんなんだから事務所がいつまでたっても大きくならないんだ。

「社長!ジャケット忘れてますよ~」

「あ…」

なんか、出かけからバッタバタ。

ボアも怒りつかれたみたいで、呆れてる。

ある意味、すごい。

「ゴメンね~?」

締まりのない顔で笑い、しっかりとシートベルト着用。

ようやく出発となり、約束の時間5分前に滑り込んだ。

予定では10分前に余裕で到着となるはずだったと聞いたのは帰りの車内だった。

「いらっしゃい、チャンミン」

「シウォンさん。昨日は、ありがとうございました」

「とんでもない。おかげで楽しませてもらったよ」

シウォンと握手をしながら、そんな言葉を交わしているとボアと社長は顔を見合わせて不思議顔。

「ちょっと、チャンミン。昨日、何があったの!?」

袖を引き、小声でそんな問いかけを投げかけてくる。

「昨日、買い物に出たらばったり遭遇して…服を、プレゼントしていただいたんです」

「そうなの!?」

「はい」

「すっかり仲良しなんだね」

ボアとは対照的に、のんびりと社長が言う。

ホント、マイペース。

「口説いてたんですよ。専属モデルになって欲しくて」

笑えない…。

本気でそう思っていそうで。

でも、未来はわからない。

今度の仕事次第でもしかしたらそうなるのかもしれない。

いまのところ、そのつもりはないけど。

シウォンに先導されながら部屋へと移動し、促されるまま腰を下ろした。

まずは、契約内容の確認。

約款に一通り目を通したが問題はなさそうだ。

無理難題も書かれていないし。

もちろん、これが専属契約となるとまた内容が変わるんだろうけど。

「今回の契約期間なんだけど…1年契約にしてもらえない?オーディション自体は秋・冬モデルの募集のみということでやってたけど、やっぱりチャンミンとは長く仕事をしたいと思ってね」

ちらりとボアと社長が同時に僕を振り返る。

つまり、僕次第っていうこと。

「僕はあくまで大学生です。それを考慮いただけるということでしたら、1年契約でも僕は問題ありません」

「事務所側としても、問題はありません。いまのところ、シムは専属契約を持っていませんから」

僕が、というよりは所属モデル全員がってカンジだけど。

知っている限り、皆無。

たぶん、事務所初になるんじゃないだろうか。

しかも相手は大手ブランド。

「中には大きなショーもあるから、少し融通を利かせてもらわないとかな?すべてスケジュールが休みとかぶるってことはないだろうから。もちろん、全部とは言わないよ。できる限りでいい」

「その都度ご相談させていただく形でいいですか?中には落とせない単位もあるので」

「もちろん」

それだけ僕というモデルが気に入ったということなのだろうか…。

普通、突っぱねられそうな内容だ。

学生だろうと、仕事は仕事だと。

「それと、これは事務所側と応相談になると思うんだけど…」

「…?」

「専属契約をしている期間は、他の仕事は受けないでもらいたい。私のブランド以外の服を着られては困るからね。もちろん、アパレル以外なら構わないけど」

今度は僕がボアと社長を窺う番だった。

とはいえ、いつもやる仕事と言えば地方のPR広告であったり、美術大学の絵画モデルだったり。

小さいものばかり。

アパレル関係の仕事が来たら、ある種戦争のようだ。

モデルを本職としているひとたちの取り合い。

僕は参加しないけど。

「問題ありません」

「では、次に契約金」

記されていた金額に僕は目を見開いた。

いまだかつて、見たことのない桁だ。

アルバイトでこんな破格の契約金をもらっていいのか?

「これ…桁、間違えてたり…しないですよね…?」

「もちろん」

ボアも社長も何度も契約金の桁を数えている。

なんか、怖くなってきた…。

とりあえずやってみようと思ったけど、こんな契約金に見合うだけの仕事ができるのだろうかと。

「あの…ホントに僕でいいんですか…?」

「チャンミンだからの金額だよ」

「…」

なんか、ドッキリとか仕掛けられてるんじゃないか?

騙されているんじゃないか?

どうにも疑ってしまう。

「どうしてもチャンミンと仕事がしたいんだ。足りなければ言って?言い値で払うから」

とんでもないことを言ってきた。

慌ててかぶりをふるう。

これでも十分、目ん玉が飛び出るくらいの金額。

これ以上なんて冗談じゃない。

っていうかこれ、僕が見ていい数字だったのかな…?

見ちゃいけなかったんじゃ?

「チャンミン、これでいい…わよね?」

さすがのボアも神妙な面持ち。

声がかすかに震えている。

問いかけに頷き、視線を逸らした。

契約金を見ていたら、頭がおかしくなりそうだ。

金銭感覚が狂ってしまいそうな。

「よかった。じゃあ、契約成立でいいかな?」

「はい」

契約書へのサインは僕と、事務所と両方。

いつになく丁寧に名前を書いて、印を押して。

思わず心の中で、契約しちゃったよ、と呟いていた。

なんか、一生分の運を使い果たしちゃったような気がする。

こんな一攫千金、この先絶対にない。

契約終了後握手をもう一度交わしたとき、緊張からかやけに指先が冷えていることに気付いた。

あ~…早く帰って、ユノに触れたい。

抱きしめたい。

そうすれば少しは心が落ち着くだろう。

送ってくれるという言葉に甘えて車に乗り込めば、ボアが興奮を露わに契約書を見つめている。

「これ、契約金もすごいけど、別途報酬もすごいわね!ショーの出演や、ポスター・冊子撮影なんかすべて別途!しかも必要経費も別途支給ですって!」

詐欺…?

契約金だけでも破格なのに、その上別途報酬まで。

こんなことが現実にありえるのか?

誰か夢だと言ってくれ…。



to be continued.








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