雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 64

 366日-1




366日 64



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



大学へ向かう途中の電車の中で見つけたケーキ屋さん。

店舗は小さいけれど、おいしいと評判らしい。

夕方には売り切れ必須という書き込みに驚き、急きょ大学へ向かう前に店へと向かった。

引取りは夕方にしてもらって、商品を取り置きしてもらおうと思って。

お店は狭いのに、たくさんの人。

しかも女性が多い。

若干、場違いな空気を感じながらも店員の元へ向かった。

「すみません」

「はい」

「夕方引取りに来るので、取り置きってお願いできますか?」

「はい、大丈夫です。ただ、前払いとなりますがよろしいですか?」

驚くことなく、当然のような対応。

僕みたいなことを言う客は他にもいるということだろう。

「どちらの商品になさいますか?」

「えっと…いちごが載っているものを2、3個お願いしたいんですけど」

「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」

邪魔にならないよう店の隅へと避け、そっと息をついた。

息がつまりそうだ。

人がいっぱいだし、しかも9割が女性だし。

でも、ユノのためだし、帰るわけにはいかない。

「お待たせいたしました。こちらの商品などいかがでしょうか?」

見せてくれたのは、いちごがたっぷりと乗ったケーキが3種類。

どれもおいしそうだ。

「じゃあ、それと…あと、甘さ控えめのケーキってありますか?」

「はい、ございます。カプチーノ風味のケーキなどいかがでしょうか?」

それはおいしそうだ。

甘いものはあまり得意ではないが、興味を引かれる。

「じゃあ、その4つでお願いします」

「かしこまりました。もう少々お待ちくださいませ」

頭を下げて背を向け、またすぐに戻ってくる。

手の上にあるトレイには先ほどの3種類のいちごケーキのほかに、ブラウンのケーキひとつ鎮座していた。

「こちらになりますがよろしいですか?」

「はい」

「では、あちらでお会計を」

人の合間を縫うようにレジへと進み、会計。

「お引き取りは何時くらいになりますか?」

「5時から6時くらいの間なんですけど…大丈夫ですか?」

「はい。一応当店6時までの営業となっておりますので、過ぎそうな場合にはお電話を頂ければ幸いです」

「わかりました」

おそらく6時を過ぎることはないはずだ。

ここなら大学から10分くらい。

5時に講義を終えて、すぐに来れば問題ない。

「では、こちらが引換券となります。お受け取り時、お持ちください」

「はい」

引換券を財布の中に仕舞い込み、店を出て深く息を吸う。

新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、今度こそと大学へ向かった。

ギリギリ講義に滑り込み、ほっと胸をなでおろす。

これで遅刻なんて言ったらシャレにならない。

「最近たるんでるんじゃない?遅刻ギリギリなんて」

「ちょっと寄らなきゃいけないところがあってね」

前を見たまま隣から聞こえてきた声に、僕もまた前を見たままそう返す。

だったら少し早めに家を出ればいいと言われそうだが、仕方ない。

家を出てから気づいたのだから。

でも、おかげで目当てのものが確保できた。

きっとユノも喜んでくれるだろう。

見た感じとてもおいしそうだったし、あれだけ店が賑わっていたのだから。

2講義を連続で受講し、しばし休憩。

テラスに足を運び、いつものようにキュヒョンとミノとともにひとつのテーブルを囲む。

「順調?」

「ん?」

「ひょんと」

「うん」

そりゃもう、毎日がバラ色で幸せ。

楽しくて仕方がない。

おかげで時間の過ぎるのがあまりにも早く、意地悪されているんじゃないかと思ってしまう。

錯覚であると知りながらも。

「いいな~…オレも恋人、欲しいっ」

「ミノだってモテるでしょ?」

はっきり言って、ミノもモテ顔だ。

ユノとは違う種類だけど。

「ムリ、ムリ。ミノの場合、がっつきすぎで引いちゃうから」

キュヒョンの言葉に、思わず納得。

「がっついてないし!」

自覚なしっていうのは性質が悪い。

そりゃ相手も嫌気がさすだろう。

「キュヒョン、合コンしよう!オレも可愛い恋人見つけるっ」

「勝手にやって?オレ、いまそういうの興味ないから」

「なんで!?」

キュヒョンの気持ちがわかってしまう。

僕も、ついこの間までそうだった。

それこそ、ユノと出逢うまでは。

「そんなに恋人が欲しいなら適当にナンパでもしてくればいいじゃん」

恋人を欲している人なら、そこら中にいるだろう。

ただ、釣れるか釣れないかはわからないけど。

「やだよ!オレ、そんな軽い男に思われたくないっ」

「合コンも似たようなもんだと思うけど?」

キュヒョンの言葉に大いに頷き、コーヒーを口へと運んだ。

「じゃあ、自力で見つけて」

「キュヒョン、冷たいっ」

「…」

なんか…ちょっとユノに似てるかも。

ころころ変わる表情とか、人懐こい笑顔とか。

もちろん、ユノのほうが断然可愛いけど。

漫才のようなふたりのやり取りを聞きながら、ぼんやりと空を眺める。

特に意味もなく。

頬杖をつきながら、なんとなく。

「チャンミン?どうした?」

「え?」

「ぼーっとしてるけど。また考え事か?」

「いや…単にぼーっとしてただけ」

そんなことを報告するのもどうかと思うけど、聞かれた以上答えなければならない。

濁してもよかったのかもしれないけど、濁したら濁したで追求されそうだし。

「幸せボケ?」

酷い言われようだ…。

でも、あながち間違っていない気がする。

「どうとでも言って」

「ずいぶん投げやりだなぁ…」

とにかく、早く帰りたい。

きっと、ユノは退屈を持て余してる。

ろくに動けないからソファの住人。

ベットのほうが身体的には楽なんだろうけど、寝室じゃ寝てるしかないからと。

とりあえず風邪をひかないように毛布を掛けてきた。

やっぱり身体を起こしているのは辛いみたいで、ソファで横になっていたし。

「なぁ、チャンミン」

「…?」

「そろそろ会わせてくれてもよくない?」

「やだ」

まだ諦めていなかったのか…。

でも、紹介する気はない。

ユノには僕だけを見ていてほしいから。

なんて、子供じみた独占欲。

馬鹿だな…我ながら。

「ベタ惚れだな」

「うん」

それは間違いない。

笑われたって構うもんか。

ユノがいてくれれば、他はどうでもいいんだ。

そう思いながらも、現実は厳しい。

やっぱり大学は行かないとだし、これからバイトも忙しくなるし。

それに、卒業後の進路も考えなければならない。

ユノと四六時中一緒にいたいと願いながらも、それは無理な話。

そういう仕事ないかな…?

家にいて、できる仕事。

不純な理由だが、そういう仕事があるのであれば就きたい。

なんて不純な理由なんだろう。

「ひとりで笑ってて気持ち悪い」

「…」

じろりとキュヒョンをにらみ、深く息をつく。

もう、なんでもいいから早く帰りたい。

とはいえ、最終講義まであと1時間半もある。

長い…。

ユノは寝てるかな?

それともテレビ見てるのかな?

あぁ…早く帰りたい…。



to be continued.








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