雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 66

 366日-1




366日 66



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



そしてまた身体づくりの日々が始まった。

もちろん、ユノも一緒。

僕の場合は体重を増やさないと。

細長さしか取り柄のないこの身体。

なんとか筋肉を増やさなければ。

「チャンミナ、ジムとか通ったほうがいいんじゃないか…?」

僕の足を押さえながらユノが呟く。

確かにそのほうが効率的。

間違いなく。

「そしたらユノと一緒にいる時間減っちゃいますけど?」

「それはヤダ」

「でしょ?」

腹筋したり、背筋したり。

ダンベル持って腕と胸を鍛えて。

地味だけど、無駄ではない。

すぐに結果が見えなくても仕方がない。

そう言い聞かせながら毎日。

1か月半ほどして、事務所経由で連絡が入った。

サイズを計測するための呼び出し。

指定された場所はシウォンのオフィス。

訪れるのは契約を交わした日以来。

「久しぶり。元気そうだな」

「はい。シウォンさんも」

ユノから聞いた話だと、あれから海外に行ったり取材を受けたりといろいろ忙しかったらしい。

そして、ようやく秋冬ものに着手するため、戻ってきたとか。

すでに初夏。

あんなに寒かったのがウソのように蒸し暑い。

もちろん、建物の中は快適だけど。

「こんなに細かく採寸するんですか?」

「もちろん。チャンミンの身体にぴったりの服を作るんだから」

いまだかつて、こんなに身体のサイズを事細かに測られたことなどない。

専属っていうのは、これが常識なんだろうか…。

ともあれ、言われるままに服を脱ぐ。

「あれ…?鍛えた?」

「はい。一応、僕なりに頑張ってみたんですけど…」

「いいな。服が映えそうだ」

よかった…。

無駄なことをしてしまったかと思った。

っていうか、そもそも確認をしてからすればよかったんだよな。

でも、なんとなく言えないまま今日になってしまった。

「しかし…細いな。ウエストなんか、そこらの女より細いんじゃないの?」

「そう、ですかね…?」

確かに自分でも細いとは思う。

頑張って筋肉はつけたんだけど、逆に細くなってしまった。

とはいえ、数センチくらいだけど。

大胸筋や上腕、それと腹筋に関しては想像していたものに近い。

できればもう少し鍛えたかったが仕方ない。

「ジム?」

「いえ、自宅で」

「は?マジ?」

「はい」

そんなに驚くことなんだろうか…。

人間、頑張ればなんでもできると思う。

ようは、甘えを出すか出さないかだ。

「まだ鍛えるつもり?」

「どう、ですかね…?シウォンさん次第かと」

僕の自己満足であってはならない。

なぜなら、シウォンのブランドの専属モデルであるから。

イメージに合わないというなら現状を維持すべきだし、元に戻せというなら元に戻さなければならない。

それが仕事というものだ。

「大したプロ根性だ」

「え…?」

「ここまで肉体改造してくるモデルは初めてだ。やっぱ、チャンミンにして正解。オレの目に狂いはなかったな」

絶賛され、逆に恥ずかしくなってくる。

当然だと思ってやっていたのだけど、そうじゃないんだ…。

いや、そもそもみんな、最初からやってくるんじゃ?

僕が甘えていただけで。

きっとそうだ。

「とりあえず、秋・冬物は現状維持して」

「はい」

「あと、今度ジムの会員証用意するから」

「え?」

「やっぱ、やるならプロを頼ったほうがいい。無理に筋トレして身体痛めたら意味ないし。明日か、明後日にも用意して送る」

ユノとの時間が減ってしまう…。

それが真っ先に浮かんだ感想。

プロとして自覚を持って仕事に臨もうと考えているのに、正反対な感想だ。

クライアントがそういうのであれば、それに従わなければならない。

それが現実。

「はい」

ずっと一緒にはいられないんだ。

仕方がない。

遅かれ早かれ、ユノと過ごす時間は減ってしまう。

大学を卒業すると同時に。

だから、ちょうどいいリハビリ。

そう考えよう。

「チャンミン」

「…?」

「女物のモデルもやってみる?」

「は?」

いきなり何を言い出すんだ?

唖然としていると、シウォンが採寸表を差し出した。

いましがた計測された僕の細かなサイズが記されたその紙。

ただ、それを見たところでシウォンの意図がわからない。

いぶかしむように眉根を寄せ、首をかしげた。

「いや、どう考えてもこれ、女のベストサイズだろ」

「…」

そういうことか。

確かに、サイズだけ見ればその通りかもしれない。

しかしながら、生憎と僕は男。

ちゃんとついているものはついている。

「冊子だけでもやってみない?絶対人気出ると思うんだけど」

かなり本気らしい。

僕が、女装…?

想像だけで寒気がする。

「大丈夫だって。バレないようにするから、な?」

「それは…クライアントとしての意向ですか?」

「意向じゃなくて、希望」

断ってもいいってことなんだろうか…。

本音を言えば、嫌だ。

でも、プロとしては…?

判断がつかない。

「じゃあ…1着だけ、ってのはどう?」

「シウォンさんはどうしても僕に女の子の格好がさせたいんですか?」

仕事というよりは、興味。

そんな気がした。

「1回だけ見てみたいっていうのが正直なところかな?。もちろん、別途報酬は払うよ」

正直、お金はもうこの際どうだっていい。

契約金だけでおなかいっぱいだ。

「よし、決定!」

「え!?」

まだ何も言っていない。

考えもまとまっていない。

なのに決定?

「ものすごくインスピレーションがわいた。楽しみにしてろよ?」

楽しみになんて、できるわけがない。

逆に恐怖でしかない。

まさかの女装…。

憂鬱なまま採寸を終え、シウォンに誘われて昼食を一緒にすることとなったが気分は晴れない。

「テンション低いな。そんなに女物着るのがやだ?」

仮にもクライアント。

抵抗がある、嫌だとははっきり言えない。

「絶対に合うと思うんだけどなぁ…」

「似合っても嬉しくありません」

思わず本音を言ってしまい、慌てて口を噤む。

マズイと思ったが、シウォンは大笑いだ。

「ユノは喜ぶんじゃないか?」

「…」

喜びそう…。

ものすごく複雑だけど。

「せめて、ユノには内緒に…」

やるならやるで仕方がない。

仕事だと割り切ろう。

でも、ユノには知られたくない。

見せたくない。

「別に構わないけど…なんで?」

「僕、男なんで」

そうとしか言いようがない。

理由になっていないのもわかっている。

でも、それが理由。

こんな顔でも、こんな身体でも、男としてのプライドはある。

「わかったよ。ユノには言わない」

「できれば、ユノに限らず、事務所の方にも…」

ボアや社長になんて言われるか…。

怖い。

できれば誰にも知られずに。

それができるのであれば、まだ諦めもつく。

とはいえ、憂鬱さは消えないけれど…。



to be continued.








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