雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.7-16

Bittersweet3.png




Bittersweet ep.7-16



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★




ベットに横たわりながら、青ざめたり慌てたりと大忙しのユノをぼんやりと眺める。

ホントに大丈夫だとは思ってるんだけど、微妙に頭が働いていない気がする。

なんていうか、靄がかっているようなカンジ?

しかし…久しぶりに熱なんか出したな。

いつ振りだろう?

記憶する限り、中学生の頃が最後のような…。

家を出てからは、体調なんて崩しているヒマなんかなかったから。

右も左もわからない土地で必死に勉強して、こっちに戻ってきてからは店を切り盛りするのに夢中で。

とはいえ、いきなりなんでこのタイミングなんだろう。

いつも通りに生活していたはずなのに。

あ、あれかな…。

もしかして。

ひとつだけ思い当たることがあった。

それ以外に体調を崩しそうな原因が思い当たらないからほぼ間違いない。

「チャンミン、とにかく寝てろよ?すぐ戻るからな??」

たぶん、カゼ。

そうなると、ユノにうつるのは困る。

遠ざけたほうがいいだろう。

「ユノ」

「ん?なんだ?なんか欲しいのか?」

「しばらく、実家に帰ってください」

そう告げれば固まった。

一瞬にして。

言葉が理解できないみたいに。

「たぶん、カゼです。うつったら困るでしょう?だから、治るまでは…」

「嫌だっ」

言葉を遮るようにユノが叫ぶ。

怒っているわけではなく、ひどく悲しそうな顔。

いまにも泣き出しそうな。

「ここにいるからっ。なに言われようと、オレはずっとここにいるからなっ!」

別に出て行けと言っているわけじゃない。

体調がよくなるまでの間。

つまりは一時的だ。

なのにどうしてそんなにも悲しそうな顔をする?

躍起になる?

おそらく、期間にしたら2、3日くらいだろうに。

「うつったら旅行どころじゃなくなっちゃうでしょう?だから…」

「嫌だったら嫌だっ」

頑なだ…。

ちゃんと話そうと身体を起こせばすぐにまたベットへと押し付けられた。

「寝てろよっ」

心配をしてくれているのはわかる。

嬉しいとも思う。

でも、うつるのは嫌だ。

弱っているユノを見るのは。

それが僕のせいともなれば余計に。

しかし…きっと、ユノはなにを言っても実家に帰らないだろう。

なんとなくそんな気がする。

なにしろ、頑固だから。

「じゃあ…ちゃんとマスクして?あと、手洗いとうがい」

とりあえず、最善の努力をしよう。

うつらないように。

「う、うんっ」

泣きそうだった顔にぱっと笑みが浮かぶ。

慌ただしく寝室を出て行ったかと思えば水音が聞こえ始め、締めくくりはうがいをする音。

ちゃんと言ったことができているみたいだ。

日頃の教育の賜物?

なんて、自分で思って笑ってしまった。

でも…不思議だ。

カゼだとは思うんだけど、咳もない。

少し頭が重いような気はするけど。

もしもカゼじゃなく、違う病気だったらどうしようか…。

そこまで身体は弱くないつもりだけど、万が一ということがある。

ひとりなら自力で治す道を選択するけど、ユノがここに居続けるというなら病院へ行ったほうがいいのかも。

念のために。

もう普通の病院は閉まってしまってるから、夜間の救急病院だな。

近くだとどこだろう…。

とりあえず行く準備をしようと身体を起こせば、ちょうど戻ってきたユノが血相を変えて駆け寄ってきてまた押し戻された。

「寝てろって!」

「いや、一応病院に行ったほうがいいかな…と思って」

「いま呼んだからっ」

呼んだ?

わざわざ?

動けるんだから、行ったほうがいいと思うんだけど…。

「オレが小っちゃい頃世話になってる医者がいるんだ。親父にお願いして、連絡とってもらった。だから、大丈夫」

それはそれで申し訳ない気がする。

「エリックひょんの借り作るよりはいいだろ?」

それは、もちろん。

借りを作るなんて、冗談じゃない。

「ユノ、マスクは?」

「ないから買ってくる。あと、腹は?食欲は?」

「お昼にかなり食べたんで大丈夫…かな?」

言われれば少し空いたような気がしないでもないけど。

でも、作れる状態じゃないし。

「とりあえずなんか用意しとく?そのほうがいいだろ?」

どうやって…?

ユノに料理はできないはず。

この間、ドンワンのレシピで作ってはもらったけど、できるのはそれだけだ。

「ドンワンひょんにお願いしておかゆの作り方いまからメールもらえるから大丈夫!変なコトしないから」

変なことってなんだろう…。

まぁ、ユノは妙なものを入れる癖があるみたいだからな。

たぶんそういうことだろう。

「医者来たら行ってくるから、ちゃんとおとなしくしてろよ?寝てるんだぞ?」

よっぽど信用がないのかな…。

ものすごく念を押されてる。

「返事!」

「はい」

とりあえず言うとおりにしておこう。

店を休むわけにはいかないから、今日できない分、明日の朝いつもより早く起きて準備をしないとだし。

言ったら怒られそうだから、見つからないよう密かに。

たぶん、大丈夫だと思うんだけどな…。

明日にはいつも通りの生活に戻れるような、そんな気がする。

もちろん、希望半分だけど。

「チャンミン?」

「うん?」

「大丈夫か?なんか欲しいものとかない?」

悪くないな…。

ユノに世話を焼かれるっていうのも。

いつもと逆だ。

「ユノが、欲しいかな?」

手を伸ばして頬を撫で、そんなワガママ言ってみたり。

なんか、僕らしくない。

でも、いまは熱を言い訳になんでも言える。

普段言えないようなことも。

ちょっと困らせてやろうと思って言った言葉だったんだけど、思いがけず唇が重なった。

驚きも一瞬。

慌てて肩を掴んで引き離した。

「うつったらどうするんですか?」

「いいよ」

「は?」

「うつしたほうが早く治るだろ?だから、うつしていい」

この人はいったい何を言ってるんだ…?

理解できない。

熱のせいじゃなく、おそらく平常時であっても。

「その代り、ちゃんと看病してくれよ?オレ、チャンミンじゃなきゃ嫌だからな?」

なんか、すごいことをさらっと言われた気がする。

看病なんて面倒くさい。

ちょっと前ならそう思っていたけど、ユノなら話は別だ。

断るなんて選択肢はない。

「そりゃ、もちろん」

ダメだって頭ではわかっているのに、もう一度キスしてた。

一度し始めたら止まらなくて、気づけばユノを組み敷いている。

いっそこのまま…って思った矢先、かすかな物音が聞こえてきた。

「あ、先生来た!」

甘い空気はどこへやら。

ぴょんと跳ねるように起き上がって、脱兎のごとく駆けて行く。

つまり、バカなことはするなってことだよね…?

ちょっと残念だ。



to be continued.








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