雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 73

 366日-1




366日 73



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



シウォンに案内された部屋は控室のようにセッティングされていた。

着替えるスペースとして設置されたパーテーション。

その前には本日撮影すると思われる衣装の数々。

「よろしくお願いします」

メイク担当の方へ挨拶をし、促されるままパーテーションの中へ。

「これ栄えある1着目」

「はい」

衣装を受け取ってパテーションを閉めようとするとなぜかユノまで入ってくる。

「ユノ?」

呼びかければわざとらしく指に人差し指を当てる。

黙ってろ、と。

でも、完全に気づかれてると思う。

だって入口はひとつだし、すぐそこにスタッフもシウォンもいる。

なににユノは気づかれていないつもりで唇を寄せてくる。

もちろん僕だってしたかったわけで、でもそんなことしたら我慢できなくなるわけで。

けれど、そっと唇を触れ合わせるだけの幼い口づけだけ残し、ユノは外へと出て行ってしまった。

ものすごく中途半端だ。

生殺しだ。

悶々としながらも、とりあえず仕事を片付けなければと衣装へと袖を通す。

ここまできっちりとした仕事はしたことがないから何とも言えないけど、専属ってこういうものなのかな?

怖いくらいに服がジャストフィットだ。

僕の場合、大概にしてウエストが緩かったり、股下が短かったり、袖が足らなかったりといろいろと不都合が多いのに…。

さすが細かく採寸しただけのことはある。

しかも丁寧な縫製。

あんなだけど、おそらくシウォンはすごい。

短期間で有名ブランドにのし上がっただけのことはある。

なんて、僕が言っても仕方ないのだけど。

「チャンミン、どうだ?」

「はい」

一応鏡でチェックしてから、扉となっているパーテーションを開いた。

「どうですか?」

「いいな。想像以上だ」

オレに間違いはなかったと言わんばかりのシウォンの表情。

そして、その後ろではユノがぽかんとしたかと思えば、目をキラキラと輝かせている。

あの顔は、抱きついてくるときの表情。

とはいえここでは抱きつけないからうずうずとしているだけだけど。

「ユノ、どうかな…?」

「カッコイイ!めちゃくちゃカッコイイっ」

悪くないな…。

やっぱり好きな人に”カッコイイ”と言ってもらうのは。

テンションが上がる。

「ほら、次はメイクだ。さらに男前にしてもらえ」

言種に笑いながら、示されたイスへと腰を下ろした。

目の前にはたくさんの化粧道具。

どれがなんだかさっぱりだ。

撮影のたびにいろいろとされるんだけど、覚えられない。

いや、覚える気なんかないから当たり前なんだけど。

顔から首にかけてベタベタと塗られ、いろんなところを引っ張られて。

目の淵とか弄られるのはちょっと怖い。

刺さったらどうしようとか、考えてしまって。

もちろん、プロの人だからそういうことはないんだろうけど。

そして、メイクが終わると次はヘアメイク。

起きたまま出てきた無造作な髪。

すでにイメージはできているみたいで、どんどん弄られていく。

完成してみたらホント別人。

これが僕か?って。

こういう風にされるたび、いつもそう思うんだ。

しかも、ここまでメイクされるのは初めてだから余計に。

「いいな。イメージ通りだ」

ユノに至ってはもう驚きすぎて言葉も出ないみたい。

その顔がまた面白い。

間抜けという言葉がぴったりなほど。

「ユノ、どうですか?」

だからついちょっかいを出したくなってしまう。

「え!?あ、いや、その…」

口元を手で覆い隠し、しどろもどろ。

しかも顔はのぼせたかのように赤く染まっていく。

「カ、カッコイイ…です…」

そういう反応を見ると、苛めたくなっちゃうんだよな…。

わかっててやってるのかな?

いや、天然だな。

間違いなく。

「ほら、とりあえず撮影入るぞ。初日から予定が遅れたらシャレになんないからな」

「はい」

もう少しユノで遊びたかったけど仕方ない。

仕事は仕事。

気持ちを切り替え、撮影現場となる部屋へ向かった。

部屋とはいえ、ロビーのようなその場所。

吹き抜けの天井からは巨大なシャンデリアが吊るされていて、左右対称に階段が2階へ続いている。

階段には真紅のじゅうたんが敷かれており、ミュージカルか映画の世界のようだ。

実際、こんな建物があるんだな…。

初めてお目にかかった。

「じゃあ、後は頼むよ?」

「了解だよ~」

カメラを持っているのは人懐こい笑顔を浮かべるその人。

なんか、モデルみたいだ。

背はすらっと高いし、でも筋肉質なのが服を着てても見て取れる。

アシスタントの人はなんか子犬みたいで可愛い。

「じゃあ、始めようか?」

「はい、お願いします」

「まずは、階段を上ってみよう!途中でちょっと振り返って?」

指示されるまま階段を上り、ポケットに手を入れた状態で振り返る。

「手すり持ってみようか~」

「はい」

「お、いいね~」

階段を3分の1ほどのぼったところで停止したまま、様々なポーズ。

真剣に撮影をしているというのに、カメラマンの後ろでユノは相変わらずの間抜け顔だ。

それがまた可愛くて仕方ない。

一生懸命顔面管理してみるけど、もうムリ。

口元が歪む。

「お、いまの表情いいね!もう1回ちょうだい?目線は少し左下で」

思いがけず反応がいい。

真剣な表情より少し柔らかいほうがいいのだろうか…。

いつも通りな感じで。

作っていた表情を崩し、あえていつも通り。

それこそ、ユノと会話しているようなイメージで。

もちろんメインは衣装なわけで、それを映えさせなければならないのだけど。

「うん、うん。すごくいいよ!次はこっち向いて、友だちを出迎えるカンジで行ってみようか?」

細かく指示をしてもらえるおかげで助かる。

悩まなくていいから。

このカメラマンの人、すごくやりやすい。

堅苦しい雰囲気もないし。

この調子なら撮影もうまく行きそうだ。

とはいえ、まだちょっと緊張はほぐれなさそうだけど。

でも…。

「…」

ユノを見てると自然と力が抜ける。

ぽかんとしてみたり、顔を赤らめてみたり、地団駄踏んでみたり。

ひとりだけ大忙しだ。

しまいには自分のカメラを持ってきて、遠くから撮ってるし。

そのせいでシウォンに怒られたり。

ホント、飽きない。

それこそ動物園みたいな?

猿山を見下ろしているカンジ。

ユノに聞かれたら、怒られそうだけど。

いや、不貞腐れるかな…?

どうなるのか、ちょっと気になる。

ま、試す勇気はないけどね。



to be continued.








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