雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.7-27

Bittersweet3.png




Bittersweet ep.7-27



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



チャンミンのチョコレートが売れるのは嬉しい。

だって、うまいから買うワケだろ?

わざわざ。

だけど、こんだけ忙しいと喜びも半減。

マジで限界かも。

おなかを空いたなんて感じる余裕はない。

とりあえず座らせてくれ、休ませてくれってカンジ。

でも、お客はひっきりなしにやってくる。

いつもみたいに丁寧にゆっくり接客している場合じゃない。

次から次に流れ作業みたいにこなすだけ。

オレがフロアに出て接客し、購入商品を紙に記入。

それをヒヨンに渡して箱詰め。

中身の確認をしたらスヨンが会計って、流れ作業。

ただひたすら。

留まることなく最初っから最後までエンドレス。

またまたあっという間に時間は過ぎて、閉店すると同時に倒れ込んだ。

もう、1歩も動ける気がしない。

「ユノ、大丈夫ですか?」

「ダメ…」

さすがにスヨンもヒヨンもぐったりだ。

文句を言う余裕もないみたい。

「たぶん、昨日と今日がピークですから、明日は少し楽になると思います」

「ホ、ホントか!?」

「たぶん、ですよ」

ぱっと輝いだ表情が、みるみる萎んでいく。

期待させるなと言わんばかりに。

「でも、そろそろ落ち着いてくれないとホントに死んじゃいそう…」

さすがに死ぬことはないと思うけど、大変なのは間違いない。

「とりあえず、疲れたときは甘いものでしょう?はい」

「チョコーっ!」

「昨日より少しだけ増量してみました」

昨日は9個、今日は12個。

蓄積された疲労を少しでも癒してもらえれば、と思ってのことだ。

スヨンもヒヨンも相当疲れているみたいで、あげたそばから食べている。

当然の如く、ユノも。

「おいしい…っ」

「それは何よりです」

このショコラを目当てにあんな大混雑。

雑誌の影響で足を運んでいる人がほとんどなんだけど、その中でどれくらいが常連となってくれるか…。

もちろん、一度食べてさえもらえれば虜にする自信はあるんだけど。

20%くらいがリピーターになってくれればいいほうか。

悪くても10%くらい。

なにしろ、この店の売りである接客もいまの状態では活かせないし。

売れ行き好調はいいけど、ある程度落ち着きも必要だ。

雰囲気っていうものがあるし。

「あ゛ーーーっ!」

どうしようかと悩んでいると、突如そんな悲鳴が響いた。

何事かと声の出どころを振り返れば、僕のあげたショコラを大事そうに抱えながら涙ぐんだ瞳で睨みつけている。

その先には、屈みこんだエリックがいた。

口の中で何かをころころと転がしながら。

「うまいな」

何食わぬ顔で、そんなことを言う。

当然じゃないか。

原材料にこだわったカカオを使い、研究に研究を重ねた特製ショコラなんだから。

「チャンミン」

「なんです?」

「今度、贈呈用にいくつか作ってくれないか?サイズはいまユノが持ってるヤツでいい」

偉そうな態度が鼻につく。

とはいえ、いつものことだ。

気にしたところで仕方がない。

「日付を指定していただければ可能ですけど?」

「今月の…」

「エリックひょん!オレのチョコっ」

「今度倍にして返してやるよ」

あぁ、なるほど。

エリックがユノのショコラを奪い、あの悲鳴を上げたということか。

ようやく理由がわかった。

ただ、この世の終わりみたいな顔をするのは大げさだとは思うけど。

ユノにとってはそれくらいショックということ。

人ぞれぞれ、ものさしは違うわけだから暗に違うとは言い切れない。

「とりあえず一番でかいサイズのを1個、明日頼むわ。んで、ユノに渡してやって」

1粒の倍は2粒。

しかし、エリックが指定したのは24個入り。

倍じゃなくて24倍だ。

いくらなんでもそれは大きすぎだろう。

けれど、いまにも泣き出しそうだったユノの表情には笑顔がある。

「ホントか!?オレにくれんのか!?」

「いいもん食わせてもらった礼だ」

僕が作ったんだけどね…。

まぁ、いい。

お代はもちろんちゃんといただくから。

「で、今月の28日にいまユノが持ってるサイズのやつを200個」

「は?」

聞き間違え出なければ、エリックは間違いなく200個と言った。

正気か?

自慢じゃないけど、うちのショコラは高い。

それを200個も?

「ちょっとしたパーティがあんだよ。それの参加者に配るんだ。何にしようか悩んでたからちょうどいい」

「わかりました」

「当日、こいつらに取りこさせるから」

示されたのは、大量の荷物を持ってたたずむ男性ふたり。

どちらも見たことはある。

ひとりは寡黙で手先が器用な男。

もうひとりは奇抜な衣装としゃべり方のおかしい男。

「社長、そろそろお荷物の置き場所をご指定いただけませんか?さすがに腕がプルプルしてまいりました」

「って言ってるけどどこに置けばいい?」

「じゃあ…とりあえず、2階に」

そこ以外に置く場所などない。

いっそ、使っていないあの部屋をクローゼット代わりにしてしまおうか。

さすがにいまの生活スペースに置けない気がする。

「こっちです」

足元が見えない中、大量の荷物を抱えたふたりが僕に続いてのぼっていく。

ふらふらと、落ちそうになりながら。

「イ、イヒョク!ちゃんと支えてくださいっ」

「…」

それは無理ってもんじゃないだろうか…。

やはり人間、自分の命が大切だし。

とりあえずと使っていない部屋の扉を開けて、中へと荷物を下ろしてもらった。

ショコラを食べながらすぐさまやってきたユノが目をキラキラさせながら眺めてる。

「チャンミン、チャンミン、着ていいか?」

「サイズ確認もあるから一通り袖通したほうがいいと思いますよ」

「うんっ」

疲れ果て、這いつくばっていた人間と同一人物とは思えない動きだ。

いそいそと制服を脱ぎ捨てて、届いたばかりの服へ。

よくよく見てみれば、対になっているみたいだ。

色とか、デザインとか。

僕が先週、着せられて、渡された服と。

「チャンミン」

「…?」

振り返れば、泣きそうな顔。

さっきまで笑顔だったのに、いったいどうしたって言うんだ?

「どうしよう…」

「は?」

「入らない…」

何が、なんて見ればわかる。

なんとも情けない姿だ。

ボタンが閉まらず、開きっぱなし。

しかも、膝より少し上にいったところで止まっている中途半端な状態だ。

明らかにサイズ違い。

つまり”太った”ということ。

しかも、採寸してから今日までの短い期間で。

でも、それって物理的に可能なのか?

だって、たった10日ほどだ。

とはいえいいタイミングかもしれない。

太ってきているのは間違いないから。

「旅行まであと2日ですから、死ぬ気でダイエットですね」

視線は足元に置かれたショコラ。

痩せるためには我慢すべき。

でも、ユノにはたぶんムリだろう。

なにしろ、ショコラ大好き人間。

他のことは頑張れても、ショコラを我慢することはできないはず。

そして案の定、残っていたショコラをすべて口の中へ詰め込んでしまった。

証拠隠滅と言わんばかりに。

「今日から腹筋三昧、かな…」

とりあえず、それしかないだろう。

もしくは、旅行の時は諦めていつもの服を着ていくか、だ。

でも、ユノの性格を考えればすぐにわかる。

案の定、闘志に燃えるユノの姿があった。



to be continued.








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