雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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【ホミンホ合同企画ミーアゲ】TREE 2

企画




TREE 2



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



糸が、切れた音がした。

プツン、って。

いままで振り返る暇もないほど、わき見をする余裕もないほど走り抜けてきた12年。

あっという間だけど、ホントいろいろあった。

楽しいことも、悲しいことも、嬉しいことも、辛いことも。

ここまで来れたのは、君がいたから。

覚えてるかな…?

君が、言ってくれたんだ。



ひょんは、ただ突っ走ってください。

僕がフォローします。



子どもだと思っていたのに、いつの間にか大人になってた。

その言葉を聞いた瞬間、ぎゅっと胸が締め付けられるように痛んだんだ。

もしかしたら、初めてかも。

君の瞳を、真っ直ぐに見つめ返したのは。

なんかさ…怖かったんだ。

君の瞳は、綺麗すぎて。

心の奥底にしまったドロドロしたものまで見透かされてしまいそうで。

なんて、あるわけないのに。

でも、ホントにそう思っていた。

それくらい君の瞳はキラキラしていて、綺麗だから。

初めて練習室で会った時、ものすごくキツイこと言ったよな…。

あれ、たぶん僻んでたんだと思う。

オレは努力してようやくここまで来たのに、君はスカウト。

しかも、綺麗な顔して、綺麗な声で。

対照的なオレたち。

けど…すぐに偏見はなくなった。

ダンスが下手だからと人一倍練習して、歌も必死に練習していた。

ひとり、練習室に残って。

デビューしてからも君は努力を怠ることはなかった。

いつも控えめで、一歩下がっているけど、それは誰よりも状況を客観的に把握するため。

誰よりも冷静で、誰よりも先を読んでいた。

オレにはできない芸当だ。

基本的に、こうと思ったら突っ走ってしまうから。

だから、君の言葉にオレは感動した。

このままでいいんだ、って。

一応リーダーはオレだから、ホントはオレがやらなきゃいけないんだろうけど…ムリ。

性格上っていうか、性質上っていうか。

君がいてくれたからこそ、いまのオレたちがある。

純粋に、疑うことなくそう思う。

そしてこれからもずっと、オレは君と歩んでいくんだと思う。

なんだろうな…。

ステージに立ってても、君がどこにいるかすぐにわかるんだ。

見えない何かで繋がっている…っていうのかな?

一心同体、みたいな。

他の誰かじゃダメ。

君じゃないと。

この感情はなんなんだろう…。

トモダチに対するものとも違う、家族に対するものとも違う。

君にだけ抱く、名前のない感情。

何かわからないけど、とても大切な気がする。

少し時間ができるから、ゆっくり考えてみようかな…。

「…」

ゆっくり、か…。

たった2年だけど、怖い。

2年後のオレたちはどうなっているんだろう…。

もちろん、隣には君がいる。

それは疑いようもない。

いないなんて考えられない。

じゃあ、仕事は?

いまみたいにできる?

正直、不安だ。

とはいえ、怯えてばかりはいられない。

誰しもが通る道。

最後の仕事を終えて、どうでもいいようなことをグダグダ考えて。

君に見られたら、笑われそう。



ユノひょんらしくないですよ、って。

考えるのは僕の仕事です、って。



オレだって、たまには考え事するさ。

ホントにたまにだけど。

だって、君が全部やってくれるから、必要なかったんだ。

でも、これからしばらくは考えないとな。

自分のことは、自分で。

もしダメでもいつも助けてくれる君はいないし。

「…」

そう、いないんだ。

ずっとそばにいた君が、いない。

2年も。

そんなに離れたこと、一度もない。

大丈夫かな…。

なんか、すげぇ不安だ。

とはいえ、乗り切るしかないんだけど。

一度覚えた不安が、時間とともに成長していく。

それでも時間は待ってくれなくて、淡々と、坦々と過ぎていく。

短くなった頭を撫でながら、ひとりため息を吐く。

時計の秒針の進む音だけが静かな部屋に響いていて、ただぼーっと窓の外を見つめて。

そんな時だった。

不意に、インターホンが鳴り響く。

かと思えば、カチャっとカギの開く音が聞こえた。

カギを持っているのはマネージャーと君だけ。

まるでライブ前のように、心臓がドクドクと動き出した。

「ユノひょん」

「チャンミナ…」

「さっぱりしましたね」

「ん、まぁな。こんな短くしたの久々」

子どもの頃にしたきり?

後は比較的長めだった気がする。

だからか、妙にスースーするんだよな…。

ついつい触ってしまう。

「準備はできました?」

「大丈夫」

「ホントに?ただグチャグチャに詰め込んだだけなんじゃないですか?」

「ちゃんと畳んで入れたし!」

「確認するんで見せてください」

右手を差し出し、寄越せと丁寧な言葉で言う。

用意してあったカバンを差し出せば、当然のように開いて中身を確認。

「畳んでますけど…汚いですね」

「これでも頑張ったんだよ」

「でしょうね」

なんて、君は小さく笑った。

その横顔は少し寂しそうで、目が離せない。

「だって…チャンミナ、いないから」

「…ですね」

他の人に迷惑をかけるわけにはいかない。

もちろん、君ならいいってわけじゃないんだけど…。

でも、君じゃないと嫌なんだ。

オレのものに、他の人が触るのは。

「チャンミナ…」

呼びかければ少し伸びた髪を耳にかけ、ゆっくりと顔を上げる。

あのころと変わらない、真っ直ぐで透明な瞳。

吸い込まれてしまいそうだ。

「ユノひょん?」

「…」

好きな人を取材かなんかで聞かれると、目が綺麗な人って答えるようになったのはチャンミンの瞳を見てからだな。

そういえば。

心を見透かされそうで怖いのに、目が離せなくなる。

「僕も、すぐに行きますから…。戻ってきたら、またふたりで頑張りましょう」

「…うん」

「それと…」

「ん…?」

いままで、何を話してきたっけ…。

全然思いつかない。

言葉を交わさずともなんとなく意思の疎通が取れていて、沈黙が重いなんて感じたこともなかった。

なのに、いまは重たい。

何かしゃべらなきゃって思うのに、何も出てこない。

「一目惚れって、信じますか?」

「へ?」

突然のことに、素っ頓狂な声が出た。

「昔、ユノひょんに聞かれましたよね」

「あぁ…そういえば、聞いたな」

「あの時は、信じないって言いました」

「…だな」

よく覚えている。

控室で交わした他愛もない会話だ。

どうしてそんな質問したかは思いだせないけど。

雑誌の取材?

もしかしたら、そこで聞かれたのかも。

よく覚えてないけど。

「ホントは、信じてます」

「チャンミナ…?」

「僕は…」

言葉を区切り、わずかな沈黙。

どこか思いつめたような表情だった。

ライブ前のように目を閉じて、深い呼吸を繰り返して。

そして、オレを見つめた。

綺麗なその瞳で。

「あなたに、一目惚れしてました」

時が止まったように感じた。

「練習室で初めてあなたを見た瞬間、心奪われたんです」

「チャ、チャンミナ…?」

ドクドクとやかましいほどに心臓が脈打っている。

破裂してしまうんじゃないかというほど。

「答えはいらない…とは、言えません。でも、避けるくらいなら、嫌いになるくらいなら、忘れてください」

「…」

「もしも同じ気持ちなら…2年後、聞かせてください。その時までに、僕は今以上に強くなっています。あなたを支えられるように、あなたと対等であれるように」

視線が縫い付けられてしまっているみたいだ。

瞬きすら許されない。

君の瞳が、オレを捕えていて。

「それだけ、伝えたかったんです」

「チャンミナ…」

「じゃあ、元気で。ケガ、しないでくださいね?あなたはいつだって後先考えずにムリをするから。ストッパーの僕がいないんだから、自制してください」

「…」

バッグが、閉じられていく。

現実とは思えない時の終わりを告げるように。

「ユノひょん。行ってらっしゃい」

手元に戻ってきたバッグ。

そして、君は振り返ることなく去って行った。

部屋に再び静寂が訪れ、秒針を刻む音が厳かに響く。

その中で、オレはただチャンミンの言葉を何度も頭の中で繰り返していた。



to be continued.







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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

確かにリアルだとミホンというよりはホミンを葉月も想像します(笑)
なにしろ、奥さんなイメージなので(´∀`*)ウフフ
戻って来たからには、またおしどり夫婦的な姿がいっぱい…♡
楽しみすぎる!!!

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