雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 102

 366日-1




366日 102



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



泣くだけ泣いて、ぼろぼろの状態でチャンミンの手料理を食べて。

本題はこれからなのに、気づくとベットに横たわっていた。

夢に見るほど恋しかったベット。

しかも、隣にはチャンミンがいる。

長い腕でオレを抱きしめるようにして、大きな瞳をまぶたの裏に隠して。

まだ、何も話せていないのに…。

謝るには謝ったけど、あれは謝った内に入らない気がする。

完全に半べそ状態。

子どもとまるきり同じじゃないか。

ホント、恥ずかしい…。

でも、泣いたからなのか、謝ったからなのか、少しすっきりしていた。

心がほんの少しだけ。

泣きすぎたせいで頭はちょっと痛いけど。

起きたら、もう一度ちゃんと謝ろう。

そして、ちゃんと話さないと。

このまままた、離れるわけにはいかない。

今度は間違えないようにしないと。

どこから話せばいいのかはわからないけど。

でも、わからないからと言って放置するなんてできないし、もうちょっと時間をくれとも言えない。

それこそ、散々振り回してしまったんだから。

「…」

チャンミンは、ホントに怒ってないのかな…?

呆れないかな…?

ものすごく、不安になる。

だって、オレ…チャンミンの前では精いっぱい大人ぶってたけど、基本的に子どもなんだ。

ワガママなんだ。

しかも短絡思考で、猪突猛進。

それで、いつも怒られる。

なんで全部ひとりで勝手にやってしまうのか、と。

今回の件にしたって、例にもれず同じだ。

ドンヘに呆れられるくらい。

だから、余計に怖いのかも…。

長年友人として付き合ってきてくれたドンヘにも呆れられてしまったから。

でも…それならそれで、仕方ないのかも。

そうなったら、この1年間をそうしてきたように、ただチャンミンを想いながら遠くで応援するだけ。

元々その予定だったし。

想いが通じることはないと、この恋が成就することはないと、あんな無茶な方法でチャンミンへと近づいた。

傍にいられるだけで幸せだった。

なのに、想いが通じて、恋人として過ごした夢のような時間。

あの時間がなかったらきっといまの苦しみは、ない。

とはいえ、知ってしまったからこそ諦めきれずに、記憶から消し去ることができずに求めてしまっているんだけど。

できる、かな…。

1年間頑張ってきたけど、忘れることなんてできなかった。

想いが消えることも、薄れることも。

でも…チャンミンが望むなら、そうしなければならないわけで。

って、またグチャグチャだ。

同じことを繰り返し考えている。

「ユノ?」

「…っ」

突然聞こえてきた声に、身体が飛び跳ねる。

心臓が震える。

「起きました?」

「…?」

どういう意味だ…?

オレは起きているわけで、寝ているのはチャンミンなわけで。

その質問は明らかにおかしい。

「チャン、ミナ…?」

「よかった…。2日間も寝っぱなしだったんですよ?」

「え…?」

確かにずっと寝不足で、休まる時がなくて、心身ともにボロボロだった自覚はある。

でも、2日間は寝すぎだ。

いくらなんでも。

「体調は?辛いとかないですか?」

オレを労わる、優しい問いかけ。

コクコクと頷けば、ぎゅっと抱きしめられる。

身体だけじゃなくて、心ごと抱きしめられているみたいだ。

「チャンミナ…」

「うん…?」

「ゴメン、な…?いろいろと。ちゃんと、謝らなきゃって…」

「それはもう何度も聞きました」

ちょっと呆れ顔。

何気ないしぐさが不安を呼び起こす。

「それより、聞きたい言葉あるんですけど?」

「…?」

「まだ、僕のことを好きでいてくれてますか?」

「あ、当たり前だろっ」

そんなの、考えるまでもない。

嫌いになったことなんて一度もないし、これからも嫌いになるなんてありえない。

逆のパターンはあるかもしれないけど…。

「じゃあ…戻ってきてください」

「…」

真っ直ぐに注がれる眼差しと、縋るような弱々しい声。

言葉を失った。

まさか、そんなこと言ってくれるなんて…。

でも、それでいいのか?

オレという存在は邪魔にならないのか?

「ユノ、あんまり考えないで。ユノがどうしたいかだけを聞かせて?」

「オレは…」

そんなの、わかりきっている。

もし許されるのならば、戻りたい。

でも、足枷にはなりたくない。

「僕にとっての幸せは、ユノと一緒にいることなんです。だから…ここにいて?」

「…っ」

卑怯だ、と思った。

その言葉は一見優しいけど、ものすごく強引だ。

ダメなんて、言えないじゃないか。

だって、チャンミンが望んでくれている。

何が一番大切って、チャンミンが一番大切に決まってるんだから。

他の何よりも。

誰よりも。

「ユノの幸せは?」

「え…?」

「ユノの幸せは、なんですか?」

「…」

真っ白い光が、いきなり差し込んできたかのようだった。

あまりのまぶしさに、めまいを覚えるくらい。

「オレの、幸せ…?」

「うん。ユノの、幸せ」

考えたこともなかった。

オレの幸せって、なんだ?

いや、それもわかりきっている。

「チャンミナと、同じ…」

自分で言っておいて、涙があふれてきた。

何言ってんだ…?

自分から離れておいて、そんな無責任なこと。

でも、ウソはつきたくない。

「僕と同じ?」

確かめるように問いかけるチャンミンに、頷いた。

何度も。

「じゃあ…悩む必要、ないよね?」

想いは同じ。

悩む必要があるかないかと問われたなら、ない。

けれど、それでいいのかと騒ぐもうひとりのオレがいる。

警鐘をならすように。

だって、もしもいつかオレのせいでチャンミンが傷ついてしまったら…?

それが怖いんだ。

「ユノ」

「…」

遮るようにチャンミンがオレを呼ぶ。

同時に、手のひらが頬へと触れた。

じわりと広がっていく体温。

そして、チャンミンが壊れそうな笑みを浮かべる。

その微笑みを見た瞬間、胸が締め付けられるみたいに痛んだ。

「僕は、そんなに頼りないですか?」

「…っ」

「ユノから見たら僕は確かに子どもかもしれない。でも、何もできないわけじゃない。一応、男ですから」

オレは…やっぱり、間違ってたみたいだ…。

いや、わかってはいたんだ。

頭では。

でも、頭のどっかで足掻いている自分がいた。

オレは間違ってないって。

だけど…。

「少しは頼ってよ。言ってよ。ひとりで抱え込まないでよ。僕も、一緒に考えるから」

あ~…オレって、ホントにバカだ。

救いようのないくらい、大バカ野郎。

チャンミン。

ホント、ゴメンな…?



to be continued.







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