雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (250)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (42)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
14位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

366日 106

 366日-1




366日 106



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



気づけばまた眠っていて、さっきと同じように隣にはチャンミンがいた。

違うところと言えば、まぶたが開いていること。

「起きた?身体は?」

「大丈夫」

「じゃあ…もう1回シャワー浴びましょうか?」

「うん」

ちょっと腰のあたりは怠い気がするけど、動けないほどではない。

チャンミンに支えられながら立ち上がり、バスルームへと向かった。

「ねぇ、ユノ」

「ん…?」

バスタブに身を沈め、まったりしていると響く声。

振り返れば大きな瞳が不安げに揺れている。

「チャンミナ…?」

「ひとつだけ、聞いておきたいんですけど…いいですか?」

「うん」

どんな問いかけにも正直に答えるつもり。

ウソはつかないし、隠すこともしたくない。

チャンミンには。

「ユノは…まだ、僕のことを抱けますか?」

「は?」

「1年前、”抱いて”って、言ったでしょ…?」

うん、言った。

それは間違いない。

あれが最後だと思ったから、全身でチャンミンを覚えていたくてそう言った。

「あの時…ユノはもう、僕じゃ反応しないのかなって…」

「んなわけないっ」

そこは勘違いされては困る。

絶対にそんなことはない。

ぐるりと身体を回転させて、両手を握って、その不安げな瞳を見つめた。

「絶対ないから。なんだったら、いまから証明するっ」

いつだってチャンミンを抱きたいって思ってる。

もちろん、抱かれるのもいいけど、やっぱり抱きたいって気持ちのが大きい。

だって、すごく可愛いんだ。

抱かれてるときのチャンミン。

それに、オレのものって感じがして、余計に興奮する。

まぁ、抱いたところでオレのものになるわけはなくて、錯覚だってわかってはいるけど。

「いますぐは無理じゃないですか?」

「無理じゃないっ」

必死に弁明しているのに、なぜかチャンミンが苦笑い。

なんで?

信じてない?

「じゃあ…明日、ね?」

「やだっ」

「腰、だるくないんですか?」

言われて、ようやく気付いた。

そうだ…。

いまはお風呂に浸かってるから浮力の助けもあって普通に動けてるけど、お風呂から出てしまったらちょっと危うい。

歩き方、ぎこちないし。

腰は重怠いし。

「う~…っ」

いますぐ証明して、安心させてやりたいのに…できない。

いくら考えてみたところで、どうにもならないし。

こればかりは。

「だから、明日…ね?」

「…」

「大丈夫。ユノの気持ちはすごく伝わってきたから」

「…ホント、か?」

「うん」

確かに大丈夫そうに見えるけど、気は抜けない。

じーっと瞳を凝視してみても心は見えないし。

オレ、なんてことしちゃったんだろう…。

いまさらながらに後悔が押し寄せる。

あの時、ちゃんと話していればこんなことにはならなかった。

傷つけることも、不安にさせることも。

それが、ものすごく悔しい。

「チャンミナ…」

「うん?」

手を伸ばし、ぎゅっと抱き着く。

細いけれど筋肉質な肩に顔を埋めて。

「好きだ。愛してる」

「ふふふ…」

「ホントだからな?」

「うん…」

少し明るくなった声。

背中に回された手が、ぎゅっと窄まっていく。

「もう、どこにも行かないでね?」

「うん。約束する」

これはもう、絶対だ。

決めたんだから。

「でもな…ユノ、約束破ったから…」

「もう破らない」

「じゃあ…今年こそ一緒にクリスマス過ごしてくれる?」

「うん」

あの日だって、本当は家の前まで来たんだ。

コレクションも、会場の前までは行った。

花束も送った。

気づいたかどうかは定かじゃないけど。

だって、名前入れなかったから。

「誕生日は?」

「今年も、来年も、10年後も、20年後もずっとオレが真っ先に祝ってやる。嫌だって言ったって、そばにいてやる」

「約束、ですよ?」

「うん」

もう二度と約束は破らない。

何があっても。

「そろそろ上がりましょうか…」

「うん」

「大丈夫そうなら、荷物取りに行きますか?」

どうしようか…。

悩む。

このまま今日はチャンミンとずっとこうしていたい。

でも、明日は明日でやっぱり一緒にいたいし。

「今日のうちに終わらしとく」

どうせ、荷物も大した量じゃない。

ちょっと遠いだけで。

1往復で運び終えてしまうだろう。

だから、いまから行けばたぶん夜には帰ってこれる。

夕飯は…外で食べようかな?

そう思って、懐事情を思い出す。

外食をする余裕なんてほとんどないってことに。

写真集を出版したから、印税が来月には入ってくるけど、収入を得られるまであと半月。

かなりギリギリだ。

「そうだ…」

「ん?」

「後で渡したいものがたくさんあるんです」

楽しげに笑うその姿。

なんだろう…。

気になるけど、聞いても教えてくれなさそう。

後でって言うから、さほど先延ばしにはならないだろう。

問いかけを飲みこみながらも、無意識に頭をかしげていた。

「見てのお楽しみ」

「気になる」

「出たらすぐ渡します」

「ん~…」

なら、仕方がないか。

とりあえず出ようと立ち上がり、バスタオルに身を包んだ。

脱ぎ散らかしたままの服を羽織ってリビングへと向かい、ソファに座って待っていると、チャンミンが部屋から何かを抱えて出てきた。

ものすごい量だ。

「な、なんだ?これ…」

「えっと…」

抱えていた荷物をおろし、フローリングへと座り込む。

「これが、去年に渡そうと思っていたクリスマスプレゼントで、こっちが誕生日プレゼント。あと、仕事で行った海外のお土産です」

ひとつひとつ、オレの膝の上や周りに並べられていくプレゼントの山。

まさか、そんなものを用意してくれていたなんて…。

「あ、ありがと…」

ゴメンというのは簡単だけど、それ以上に感謝の言葉を伝えたかった。

だって、ずっとオレのことを考えてくれていた証に他ならない。

できるなら時間を巻き戻したい。

切にそう思った。

涙をこらえながらひとつずつ包みを開けていく。

中には暖かそうなダウンジャケットとか、ぬいぐるみとか、スニーカーとか。

悔やんでも悔やみきれない。

「大切にするから…」

「うん」

チャンミンの姿が、涙で滲む。

抱きしめられれば堰を切ったように溢れ出して…。

なんか、戻ってきてから泣いてばっか。

情けない姿なんか見せたくないのに、我慢できない。

「ユノは泣き虫ですね」

「だ、だって…っ」

仕方ないじゃないか。

こんなにもプレゼントがあるなんて思ってもいなかった。

きっと恨んでるだろうって、嫌われただろうって思ってたし。

「プレゼント、気に入らない?」

優しい声で問いかけられ、躊躇うことなくかぶりを振った。

チャンミンからのプレゼントなら、どんなものだって嬉しいに決まってる。

「なら、笑って?」

「…っ」

笑いたいけど、いまはムリ。

顔を隠すようにチャンミンのおなかに顔を押し付け、声を押し殺すようにして涙を流す。

もうちょっと落ち着いたら、ちゃんと笑うから。

これが最後だから。

そう、心の中で呟きながら。

なのにチャンミンってば優しくするから、余計に涙が止まんなくなる。

わざとじゃないか?って難癖つけてみたり。

ホント、情けない…。



to be continued.







関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.