雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 112

 366日-1




366日 112



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



戻ってきてから早1週間。

何をするときもチャンミンと一緒。

離れるのはトイレに行くときくらいなもんだ。

ものすごく幸せ。

でも、鈍感なオレでもさすがにおかしい気がしてくる。

だってさ、まだ12月に入ったばっか。

冬休みにはまだ早い。

なのにチャンミンはこともなげに明日も休みだという。

「なぁ、チャンミナ。ホントに明日も休み?」

「うん」

絶対におかしい。

じっと窺うように見つめていてもチャンミンはただ微笑むばかり。

疑わしいのに、しっぽが掴めない。

いや、それ以前になんでだ?

真面目なチャンミンが大学に行きたがらない理由がわからない。

オレがいない間に何かあった?

それとも、他に原因があるのか?

考えてみても何も思い当たらず、またもや離れていた1年間を悔やむ羽目となる。

自業自得だってわかってるんだけど。

「チャンミナ」

「うん?」

「ウソ、つくなよ。ホントは休みなんかじゃないんだろ?」

「…」

浮かんでいた微笑みがゆっくりと薄れていく。

胸が締め付けられるような切ない表情へ。

「何も聞かないでください」

「チャンミナ…」

「来年になったらちゃんと行くから…。それまではただ、ユノのそばにいさせて?」

「でも…」

行かないと、ダメだ。

だって、ユリが行かせてくれた大学だからと頑張っていたじゃないか。

なのに休むだなんて…。

下手をしたら留年しかねない。

ただでさえ仕事で休まざるを得ないときもあるわけだし。

仕事が仕事だけに、いつも長期休暇と重なるとは限らない。

シウォンのことだからある程度は融通を利かせてくれているだろうけど。

「お願い、ユノ」

縋るようなまなざしに心が揺らぐ。

どうして?

なんで?

理由がわからなければ、説得のしようもない。

「理由は…?」

遠回しな言葉も思いつかず、結局ストレートに尋ねるしかなかった。

するとチャンミンは苦しげに顔を歪めた。

目を伏せて、顔背けて。

「チャンミナ」

「少し、時間が欲しいだけ」

「なんの時間?」

「…」

まただんまりだ。

いったいなんなんだ…?

ものすごく気になる。

「怖いんです」

どうしようかと考えあぐねいていると、不意にそんな声が聞こえてきた。

遠くを見つめて、思いつめた表情で。

「チャンミナ?」

怖いって、なにが?

さっぱりわからない。

「帰ってきたら…ユノがいなくなっているかもしれないって」

「…」

心にナイフが刺さったみたいな衝撃。

完全にオレのせいじゃん。

あんな逃げるみたいな離れ方したから。

だとしたら、なんにも言えない。

でも、それを許容するわけにはいかない。

「いなくならない。もう、どこにもいかないから」

「…」

「チャンミナ…」

どうしたら信じてもらえる?

もう少しだけ時間をちょうだいって言ってたけど、そんなわずかな時間で何かが変わるのか?

変わらない気がする。

絶対って言ってもいいくらい。

それに、今度は時間が経つほどに行きづらくなると思う。

ずるずると休み続けて、その先に待つものは…?

ダメだ。

そんなことさせらんない。

「ホントは明日も講義あるんだな?」

「…」

「送ってくから」

「ユノ…」

「迎えにも行く。不安だったら電話して?絶対出るから」

ホント、なんてバカなことをしてしまったんだろう…。

怯えるチャンミンを抱きしめ、そっと口づける。

ゴメンなんて、意味がない。

申し訳なさ過ぎて。

急に大人びてしまったのはきっと、オレのせいだ。

なのに頼ってほしいとか勝手なことばっか。

チャンミンのこと大切にしようなんて、身の程を弁えろって感じだ。

まずはこの勝手な思考をどうにかしないと。

「チャンミナ」

「…」

身を委ねてはくれているけど、答えはない。

頷くのは簡単だけど、頷けないってこと。

怖いってこと。

「わかった!じゃあさ、オレも一緒に講義受ける」

「え?」

「ひとりくらい紛れ込んでてもわかんないだろ?」

大きな目をさらに大きくして、ぽかんとした顔でオレを凝視する。

オレ的にも確かに何を言ってるんだかってカンジだけど。

でも、それしかない。

これ以上大学を休ませるわけにもいかないし。

オレだって、できればチャンミンのそばにいたいし。

「な?それなら大丈夫だろ?」

「本気、ですか…?」

「超本気」

それしか思いつかないんだからしょうがない。

バレたら、バレたときだ。

でも、なんとなくバレないような気がする。

目立つようなことをしなければ。

「決定な?」

完全に強制だ。

もしくはゴリ押し?

ぽかんとしていたチャンミンが次第に呆れ顔。

かすかに微笑みが浮かんだ。

その表情に内心、ほっと胸をなでおろす。

「それ、楽しそうですね」

「だろ?」

もちろん勉強なんかするつもりはない。

ただ、ちょっとチャンミンを観察しに行くだけだ。

ある意味授業参観?

遊びではないんだけど、少し楽しみ。

チャンミンを大学に行かせるための苦肉の策にしては。

「明日の講義は何時から?」

「10時からです」

「じゃあ、8時くらいに起きればいい?んで、9時過ぎに出れば間に合うよな?」

「うん」

ぎゅっと抱きしめて、ついばむように口づけて。

そばにいるよって身体で伝える。

いくら言葉にしても、いまは意味がない。

伝えたくても伝わらない。

だから、こうやって教えてやらないと。

大丈夫だって。

どこにも行かないって。

傷つけるのは一瞬だけど、治すには何倍も時間がかかる。

目に見えない傷は特に。

「愛してるよ、チャンミナ」

「うん…」

だから、少しずつでも癒えていくように毎日伝えるから。

聞き飽きたって言われても、わかってるって言われても、ずっと。

疑う余地がないほど強い信頼が築けるまで…。




to be continued.







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