雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (58)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (242)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (15)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
14位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

366日 113

 366日-1




366日 113



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



不安がなくならない。

だどれだけ一緒にいても、一向に。

それどころか不安がどんどん膨らんできてしまって。

一緒に過ごす時間が増えれば増えるほどに。

「チャンミナ?」

「うん?」

「まだ不安?怖い?」

正直に言えばその通り。

でも、頷けばユノに負担をかけてしまう。

ウソはつきたくないけど。

だから、沈黙するしかなかった。

ウソはつけなくても、隠すことはできると。

でも、沈黙とはつまりその通りだと言っていることに他ならない。

沈黙は時としてもっとも明確な返事だから。

「オレの、写真集のタイトル知ってる?」

いきなりなんだ?

突然話が変わってしまった。

好都合だけど。

「366日」

知らないわけがないじゃないか。

答えれば、笑顔が浮かんだ。

「そ。あれな、ホントは写真を366枚入れる予定だったんだけど、365枚しかないんだ」

「え…?」

そうなんだ…。

写真の枚数までは数えていなかった。

それにしたって、かなりの枚数だけど。

普通、写真集って多くても100枚くらいだよね…。

もちろん、1ページに4枚くらい入っているのもあるから冊子的には通常サイズだけど。

いや、ちょっと分厚いかな?

「最後の1ページにこれが入る予定だったんだ」

そう言われて出されたのは携帯電話。

待ち受けに表示されている写真だった。

「これ、覚えてる?」

「うん」

あれは確か、撮影の合間にできたオフの日。

なぜか歩道橋にひとり残されて、動くなとくぎを刺されて、ユノが下から撮影していた。

デートだったはずなのに、気づけば完全に撮影会。

でも、楽しかった。

ユノに撮ってもらえているという事実が。

「あのさ…」

「…?」

「今度、オレに撮らせてくれない?ちゃんと」

意図が見えない。

でも、答えは決まっている。

「うん」

「366日パート2ってカンジ?チャンミナの1年間毎日写真撮ってやる」

あぁ、そういうことか…。

ようやく見えてきたユノの目的。

遠回しだけど、一緒にいるっていう約束に他ならない。

とはいえ、1年間だけど。

「毎年、毎年撮り続けるんだ」

「それ…何冊になるんですか?」

「目標100冊!」

思わず笑ってしまった。

だって、1年に1冊になるわけで、そうすると100冊に到達するには120歳を優に超えている。

それは無謀ってものだ。

でも、どうやらユノは本気らしい。

契約書を用意しなきゃとパソコンを持ってきて、作り始めた。

期限なしの契約書。

それにどれほどの効力があるかわからないけど、でも…いいな。

単なる口約束が目に見える形となるような、そんなカンジ。

もしかしたら…ホントに一緒にいられるかも。

これからずっと。

できあがった契約書を印刷して、連名でサイン。

互いに1部ずつ保管。

しかも、契約不履行は認められないとまで書いてある。

ある意味婚姻届けみたいだ。

「早速、撮影するぞ!」

「え?」

いま?

ここで??

止める間もなくカメラを持ってきて、いきなりレンズを向ける。

「メイクもなんにもしてないですけど?」

「いいの。オレは、ありのままのチャンミナを撮りたいんだから」

なんとなく恥ずかしくてクッションで顔を隠してみても、執拗に追いかけてきて…。

気づけばユノが僕の上に跨ってる。

それはさすがにマズイんじゃないかな…って。

でも、楽しい。

いつの間にか本気で笑っている僕がいる。

時間も忘れてじゃれ合って、なんかものすごく疲れた。

ユノもカメラを投げだして倒れ込んでいる。

「チャンミナ、なんで逃げるんだよ~」

「なんとなく?」

だって、追われると逃げたくなる。

それが人間の心理と言うもの。

小さく笑えば、ユノの顔が突然目の前に現れた。

そのまま唇を奪われて、きつく抱きしめられて…。

のしかかるその重みすら愛しい。

「ねぇ、ユノ」

「ん…?」

「その契約、一応シウォンさんに了承もらっておいたほうがいいですよね…?」

何しろ今僕はどこの事務所にも所属していないモデル。

「オレから連絡しとくから大丈夫。事務所にも連絡しといたほうがいい?」

「事務所は辞めました」

「え?」

がばっと起き上がり、真剣な顔で僕を見つめる。

「なんで…」

「全部、聞きました」

ようやくわかった真実。

あの時の胸の痛みを、忘れない。

だから、もう二度と同じことが起こらぬよう属するのを辞めた。

今後も属するつもりはない。

「いまはシウォンさんと個人的に契約をしてるんです」

「そ、それって、大丈夫なのか…?」

「うん」

それどころか、自由だ。

事務所に所属していたよりもずっと。

「なんか…すげぇ、心配」

「何も心配なんかないですよ」

そう。

事務所に所属していたって碌なことがない。

だから、これでいい。

「でも…やっぱり心配だ…」

どうもユノはシウォンが絡むと心配らしい。

そんな必要ないのに。

「なら一度シウォンさんと話してみたらどうです?」

「…」

どうしてそんなに嫌そうな顔をするんだろう…。

だって、ユノのトモダチだ。

あんなに仲がよさそうだったのに。

なんでも言いあえる、対等ってカンジの。

なのに、どうして…?

「話す。いまから行ってくる」

「え?あ、ちょ、ちょっと待って!」

上着も持たずに出かけようとするから慌てて追いかけた。

「寒いっ!」

慌てるまでもなかったみたい。

玄関の扉を開けるなり、舞い戻ってきた。

「はい、ダウン」

「ありがと」

寒がりなのに、この寒い季節に上着もなしに外出しようとするなんて…。

無謀極まりない。

「僕も一緒に行きます」

「…」

ちょっと嫌そう。

どうしてそこまでシウォンとの仲を疑うのか…。

謎。

ついていけばわかるかな?

きっと、話せば疑いも晴れるはず。

シウォンとはそんな仲じゃないし、そうなる心配もない。

僕が愛しているのはユノだけだから。

そうして、僕たちはシウォンが経営している事務所へと向かった。



to be continued.







関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.