雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 114

 366日-1




366日 114



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



シウォンという名前を聞くだけで心がざわつく。

チャンミンはなんとも思っていないかもしれないけど、シウォンは違う。

冗談であんなことを言うヤツじゃない。

だからこそ、心配だ。

チャンミンにもらったダウンと靴を身に着けてシウォンの元へ。

連絡をしてなかったけど、運よくシウォンはいた。

「来るなら来るで前もって連絡しろよ」

「そんなことより!」

「なんだよ」

両手を振り下ろしてデスクに手をつけば、鈍い音が響く。

けれど、シウォンは冷静そのもの。

それどころか、かすかに微笑みが浮かんでいる。

「チャンミナに手出すな」

「それはお前しだいだろ?もしまた、お前が馬鹿な真似をしたらその時はオレも遠慮しない」

やっぱり…。

あの電話は、冗談なんかじゃない。

シウォンは本気だ。

「チャンミン」

邪魔だと言わんばかりにオレを押しのけ、後ろにいるチャンミンを見つめる。

いつになく優しい表情で。

「コイツに嫌気がさしたらいつでも言えよ?オレはいつでもOKだから」

「え…?」

きょとんとした顔。

チャンミンは本気で気づいていない。

視界を阻むように身体を移動させ、チャンミンの姿を隠す。

冗談じゃない。

仕事なら仕方ないけど、プライベートで譲ってやるつもりはない。

ちょっと1年くらい血迷ったけど。

もう、こんなことは二度とない。

「そうだ…ちょうどいい。チャンミン、冬休みなんだけどさ、またコレクションへの参加が決まったんだ。予定、空けといて?」

「はい」

「シウォンっ」

「そんなデカイ声出すなよ…」

わざとらしく指の穴に指を突っ込み、顔をしかめる。

「約束しろっ」

「だから、お前次第だって。またお前がチャンミンを傷つけるようなことしなければいいだけ」

「…っ」

そんなことするつもりはないけど、あんなこと二度としないけど…。

でも、いつどんなことでチャンミンを傷つけてしまうかわからない。

情けないけど。

だから、不安で仕方ないんだ。

もちろんシウォンはものすごくいいヤツだ。

トモダチを裏切るようなことはしないってことはよくわかっている。

だから、たぶんいますぐチャンミンをどうこうしようってことはないと思う。

「チャンミン」

「はい」

「いま、幸せか?」

オレのことなんかそっちのけ。

しかも、その問いかけはものすごく気になる。

いや、問いかけがじゃなくて、チャンミンの答えが。

「はい、幸せです」

背中越しに聞こえる迷いのない声。

ものすごく安心した。

「ユノ、お前は?」

「そんなもん、幸せに決まってるじゃん」

だって、チャンミンがいるんだ。

これが幸せじゃなくて、なにが幸せだ?

ホントはずっとチャンミンと一緒にいたかったわけで、そしてそれがいまはできる。

もちろん、この先たくさん問題はあるだろうけど。

でも、離れるっていう選択肢はもう選ばない。

チャンミンと相談して、ふたりで乗り越えていくって決めたから。

同じ轍を踏まないためにも。

「ユノがまた馬鹿なことしたら言えよ?」

「バカなこともうしないしっ」

これ以上ここにいたら余計なことまで言われそう。

しかし…いままで以上に目が離せない。

仕事の時は付きっ切りだな。

もしもふたりきりなんてなったら発狂しそうだ。

「チャンミナっ」

「え?もういいんですか?」

「もういいっ、帰るっ」

これ以上シウォンとチャンミンを近づけたくない。

だって、ものすごくいいヤツなんだ。

シウォンは。

だから、万が一、チャンミンがシウォンを好きになってしまったら…ものすごく、困る。

メチャクチャ嫌だ。

「言っとくけど、チャンミナはオレが幸せにするから!お前の出番なんかないからなっ」

そう言い捨ててやれば、閉まりゆく扉の向こうで笑い声が聞こえてきた。

しかも大爆笑。

こっちは笑い事じゃない。

本気だ。

「ユノ」

チャンミンの手を引いてぐんぐん歩いていると、不意にそんな声が聞こえてきた。

その声にはっと我に返る。

なんか、ものすごく恥ずかしくないか…?

あんな感情的になって、子どもみたいにシウォンに突っかかって。

「僕はユノさえいてくれたら充分幸せだよ?」

反省していると、今度はそんな言葉が聞こえてくる。

気づくと振り返っていた。

チャンミンを見つめていた。

「そばにいてくれるだけでいいから」

オレが腕を掴んでいるのに、気づけば逆に掴まれてる。

囚われてる。

「もうどこにもいかないって言っただろ?」

「うん」

まだ信じてもらえないのはわかっている。

あんな約束というか、契約を交わしてみたけど、まだ不完全。

って…そういえば、それの許可を取りに来たんじゃなかったっけ?

すっかり忘れてた。

いつの間にか頭の中で問題がすり替えられてしまっていて。

まぁ、いいか。

後でメールでもしておけば。

おそらく、嫌だともダメだとも言わないだろうし。

「帰ろう?ユノ」

「うん」

そして家に帰って、チャンミンの作ってくれたご飯を食べて就寝。

予定通り8時頃起床して、今度は朝食。

大学に駐車場はないから、今日は電車で移動。

「ユノとこうやって出かけるのは初めてですね」

「うん。たまには電車ってのもいいな?」

大学生の頃に戻ったみたいだ。

電車とバスを乗り継いで大学へと足を踏み入れる。

卒業した大学とは違うんだけど、なんとなく懐かしい気がする。

「チャンミナ」

「うん?」

「なんか、同級生になったような気がしない?」

大学のキャンパスを、肩を並べて歩く。

不思議なカンジだ。

「夢が叶いました」

「え?」

「ユノと同級生になりたかったっていう夢」

そういえば、いつだったかそんなことを言ってたっけ。

でも、年齢だけはどうすることもできない。

とはいえ、疑似的にではあるけれど、同級生だ。

「あとは?」

「…?」

「チャンミナの夢」

尋ねれば、悩むように斜め上を見上げる。

どうやらまだ夢は見つからないらしい。

それどころじゃなかった、っていうほうが正解かも。

「じゃあ…今度こそ一緒に探そう?」

「うん」

途中で投げ出してしまったから、だから今度こそ。

「でも…」

「ん?」

「たぶん、僕の夢はユノと一緒にいることなんです。だから、もう叶ってるかなって」

そんなことが、夢?

嬉しいけど。

「ひとつ叶ったなら、次だろ?今度はもっとでっかい夢探さないと。な?」

「う~ん…とりあえず、頑張ってみます」

なんとも消極的な返事。

まぁ、すぐに見つかるわけがないし。

たっぷり時間はあるし。

「ユノがいない間にひとつだけ夢ができたんですけど…」

「なに?どんな夢?」

「写真を、撮ってもらいたいな…って。でも、それも叶っちゃいましたね」

「チャンミナは…オレを泣かせたいのか…?」

なんか、ものすごく泣きそうだ。

あまりにも嬉しすぎて。

「胸、貸しましょうか?」

「…あとで借りる」

さすがにこんな場所で泣けない。

とはいえ、家に帰るころには落ち着いているだろうけど。

「いつでも言ってね?僕は、ユノのものだから」

「やっぱり泣かせるつもりだろっ」

もう…。

ホントにさ、好きすぎてどうしよう。

チャンミンを大学に行かせなきゃって思う一方で、いますぐ帰って抱きしめたいって思う。

やっぱ、オレってワガママだ。

でも、大丈夫。

だって、これからはずっと一緒にいるから。

いつでも、どこでも。

もう、何があってもこの手は絶対に離さない。




あなたは、僕のすべてを捧げた人。

心も身体も、いつでもあなたのことだけを求めている…。




366日 Fin.







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感激ですっ(T-T)⤵⤵

ずーっと 毎日 楽しみに読んでいました。
途中 あまりに悲しくて 寂しくて 止めてしまいそうになりながらも 気づくと10時の更新を待ち望んで サイトを開いていました。
ホミンホがちょっとこそばゆいような でも新鮮な気持ちで最後まで読み ただひたすら感動しました。
ホントにありがとうございました。
次回作 また楽しみに待っています。
お身体無理せずお過ごしください。(o・・o)

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