雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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metropolis 45

metropolis 45

しばし、静寂が続いていた。

まだ何か思い悩んでいるのか、チャンミンは俯いたまま。

どうしたものかと思いながらもその身体を抱き寄せた。

「チャンミナが怖がってた事って、自分がアンドロイドじゃないかかってこと?」

「…うん」

「オレの勝手なアレだけど、チャンミナはアンドロイドじゃないと思う」

背もたれに頭を乗せ、ぼんやりと天井を見上げながらそう告げた。

それはチャンミンを安心させるためとかじゃなくて、本当にそう思ってた。

「どうして…?」

「だって、目的もなくエッチするなんて人間だけだろ」

「な…っ」

胸を殴ろうとする手を抑えつけ、真っ赤になったその顔を見つめた。

「いや、茶化そうとかじゃなくて真剣に」

「…」

「だってさ、普通の動物って自分の子孫を残そうっていう目的があっての行為だろ?でも、オレたちって違くない?どちらかって言ったらその行為自体が目的っていうか…」

どう伝えればいいんだろう。
うまく言葉にならない。

「なんだっけ?ほら、アレだ」

「…?」

「人間の三大欲だっけ?」

そうそう、確かそんな言葉だった気がする。

「食欲と睡眠欲と性欲」

「それは人間じゃなくて、動物の本能的欲求だよ」

「そうなの?人間だけかと思ってた」

普通に驚いてた。
目を見開いてチャンミンを見つめれば、かすかに肩を揺らして笑う。

「でも…そうだね。そうかもしれない」

「だろ?」

我ながら素晴らしいと誇らしげに胸を張り、ぐっと腰を引き寄せた。

「ユノ?」

「とりあえずメシ食って、ベット行こ?」

「/////」

真っ赤になった頬へと口づけ、キッチンへと向かう。

本当ならチャンミンの手料理と行きたいところだが、いまのオレにとってはその先のほうが重要。

ドフンの電話に邪魔されて頓挫した欲求を満たすためには。

ボタンひとつでできた料理を食べ、躊躇うチャンミンを抱え上げて寝室へと舞い戻った。

「ほら、とりあえず寝ろって。まだ身体ツライだろ?」

「…うん」

別にオレだっていつもそればっか考えているわけじゃない。

最優先事項はチャンミンだ。

まずは元気になってもらって、それからのお楽しみ。

腕の中で穏やかな寝息を立てるチャンミンにそっと口づけ、オレは独りリビングへと戻った。

『珍しくひとりか?』

「チャンミナはいま寝てる」

『で、どうしたんだ?』

ミネラルウォーターを手にソファへと身を沈め、オレはまっすぐに画面の中にいるドフンを見つめた。

「ドフンはさ、セックスとかしたいって思うの?」

『…なんだ?藪から棒に…』

「ん~…なんとなく?ほら、オレって元々性欲強いじゃん?ドフンはどうなのかなって思って」

本当に聞きたいところはそこじゃないけれど、直接聞くにはあまりにも不躾で。

だからそんな聞き方になっていた。

『やろうと思えばできるんだろうが、しようとは思わないな。欲求というものがそもそもないんだ』

「そう、なんだ…」

聞いておいてなんだけど、少し寂しい。

そう思うのは、ただ単にオレの頭の中がピンク一色だからか?

『なに悩んでるんだ?』

「いや…悩んでるのはオレじゃなくて、チャンミナ。オレがぐたぐた悩むわけないじゃん」

『まぁ、そうだろうな』

「ひでぇ…」

傷ついたふりをしてみてもドフンにはバレバレで、笑われた。
つられてオレも笑う。

『お前なら大丈夫だろう?』

「もっちろん。オレ、チャンミナいれば幸せだもん」

『だろうな』

ほんと、我ながらバカだと思う。

突然こんなわけのわからない世界に押し込まれて、未来に不安を抱いても仕方ない状況なのに悲壮感はまるでない。

チャンミンがすぐそばにいるから。

『支えてやれよ?』

「任せろ」

オレにしかできないこと。

小さなことに心悩ませてしまう繊細な人だから、きっとオレくらいがちょうどいい。

「じゃあ、そろそろチャンミナんトコに戻るな?また連絡する」

『ああ、またな?』

小さく息をつき、寝室を覗き込んだ。
ふとんに包まっている塊がゆるやかに上下していた。

「…」

ベットの端に腰を下ろして見下ろせば幼い寝顔。

黒髪の隙間からこぼれる額にそっと口づけ、再びその隣へと身を寄せた。

ぬくもりを抱きしめていると心地よい眠気がオレを包み、抗うことなく眠りへと意識を委ねた。



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コメント

ユノの明るさは、チャンミンにとって、
救いだったり、癒しだったり    
ん~。。。灯りみたいな感じですかね?

コメント

Re: タイトルなし

yumi 様

正反対のふたりだからこそ惹かれあっちゃうみたいな~(笑)
まさしく、灯りみたいな存在ですね(*'ω'*)

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