雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 9





Rise... 9



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ヒチョルの運転で連れてこられたのは、自宅から1駅のところだった。

まさかこんな近くにいたなんて…。

とはいえ、ここの駅はほとんど何もない。

駅前も寂れた商店街で、ところどころシャッターが閉まっている。

休みというカンジではなく、完全に閉店しているようだ。

もちろん、営業している店も少なからずあるけど。

「こっから歩き」

「はい」

閉じられたシャッターの前に車を置かせてもらい、ヒチョルの案内で歩き出す。

路地を1本入ると、5階建ての古いビルが見えてきた。

「この2階」

「…」

怪しいことこの上ない。

なんだ?

記憶に関する相談、すべて承ります?

寄りつく人間がいるのか?

いや、それ以前に何を生業としているんだ?

疑問符だらけで頭の中がグチャグチャだ。

「あの、ここは…」

「一応探偵業らしい」

「探偵…」

聞いてちょっと後悔。

怪しさ倍増だ。

「場所、わかったか?」

「はい」

「なんなら寄ってくか?」

「いえ」

仮にも仕事中。

プライベートなことだ。

ヒチョルに知られたくないことでもあるし。

「やっぱユノは秘密主義だな」

「別にそういうワケでは…」

「じゃあ…マジメ」

「…」

仕事なんだからマジメなのはいいことだ。

「頭固いと、いいことないぞ~」

固い、か…?

よくわからないというのが正直なところ。

それに、かなり猫被ってるし。

なにしろまだ2日目。

失敗はしたくない。

できれば。

「まぁ、いいや。とりあえず行くぞ。さっさと証拠集めて、犯人つるし上げてやる」

つるし上げるのはマズイが、早く捕まえたい。

1日も早く。

これ以上犠牲者が出ないように。

それから、容疑者として浮上した人物の身辺調査が徹底的に行われた。

しかし、現場に手がかりとなる物証をひとつも残さないような慎重な人物。

そう簡単に尻尾は出ない。

もしかしたら犯人じゃないのでは…?

疑念がわく。

けれど、捜査員の誰ひとり疑っているような素振りはなかった。

間違いはないんだと言わんばかりに。

「ヒチョルさん。ホントにアイツが犯人なんですか?」

「たぶんな」

「その根拠は?」

根拠なんてひとつもない。

ただ、チャンミンがあの繊維片から読み取ったというだけ。

やはりオレからしてみれば信じがたい。

いや、半分は希望か。

生きていくうえで、そんな力は邪魔になるような気がして…。

「勘、だな」

「…?」

「経験に基づく勘だよ。もちろんアレの指示した人物ってのもあるけど」

どこら辺がと聞いたところで、勘では説明もできないだろう。

なんとなく、というのが一番近い。

おそらく。

「なんか身辺がキレイ過ぎなんだよな…。人間ってさ、行きてりゃいろいろあるじゃん?何かしらやらかしてるもんだろ?」

「まぁ…そうですね」

オレにとってのチャンミンがまさにそれかもしれない。

立ち入り禁止区域に入り、チャンミンを巻き込み、その上助けを無視して。

いまなら、たとえ勝ち目がなくても絶対に助けるのに…。

「それに生活が規則正しすぎる」

それはオレも思った。

毎日同じ時間に出勤して、同じ電車の同じ車両に乗って通勤。

駅前のカフェで軽く朝食を取ってから出勤。

しかも、カフェに入店する時間も、出る時間も同じ。

1分の誤差もない。

時計もろくに見ていないのに。

ある意味、神業だ。

オレには到底真似できない。

同じ時間に起きることすら難しいのに。

「あと、アイツごみを出したことがないのが引っ掛かる」

「そうですね…」

確かにそれはオレも引っかかった。

週2回ゴミ収集が来るというのに、彼は一度もゴミを出しに来ない。

近所の人の話では庭に焼却炉があるらしく、自分のところで処分しているんだとか。

燃えないごみをどうしているのかは謎。

でも、そういえば1度も見たことがない。

ペットボトルや空き缶を購入しているところ。

そんな生活が可能なのか…?

オレにはムリだ。

毎日1本は少なくとも買ってる。

「焼却炉があれば、証拠隠滅も簡単だ」

「…」

スニーカーも服も、燃やせばおしまい。

いや、いまの技術をもってすればある程度復元して確認することは可能だけど。

しかしながら、まだ確固たる証拠がないいま、家宅捜索をしたくとも令状が発行できない。

やはり、何か必要だ。

決め手となる何かが。

「それこそ次の犯行に及んでくれれば現行犯で引っ張れるんだけどなぁ…」

「ヒチョルさん」

「怒るなよ~。半分は冗談だから」

半分は本気っていうことじゃないか。

なんとしても、次の犯行は未然に防ぎたい。

「お、出かけるぞ」

今日は仕事が休みのようで、一度も外に出てこなかった彼が動き出した。

いつもびしっとスーツを着こなしているのに、ずいぶんとラフな服装。

スウェットにボサボサ頭だ。

家から出てくるのを見ていなければ、同一人物だと気づかないくらい。

なんか、胸騒ぎがする。

「アイツ、やるかもな…」

「…」

いままさにオレが思ったことを、ヒチョルが呟いた。

できれば回避したい。

しかし、今現在彼を拘束する権利はない。

現場を押さえるしか。

「行くぞ」

「…はい」

ぐだぐだ言ってたって始まらない。

とにかく尾行だ。

張りこんでいた刑事が動き出す。

バレぬよう距離を取り、入れ代わり立ち代わり。

見逃さぬよう、見つからぬよう、細心の注意を払って。

絶対、捕まえてやる。

そして、解決したらチャンミンに逢いに行かなければ…。



to be continued.







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