雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 14





Rise... 14



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



家宅捜索をすれば、何かしら出てくるだろうと全員が思っていた。

しかし、結果は空振り。

犯行につながるようなものは何も出てこない。

何が証拠に繋がるかわかないから、ほとんどのものを押収した。

ダンボールの数を見れば、まるで引っ越しのよう。

おびただしい量だ。

なのに、なぜ…?

言葉にはしないものの、全員が不思議に思った。

焦っていた。

現行犯として捕まえたものの、物証が出てこないという現実に。

あとは容疑者の自白にたどるしかないが、今のご時世、自白は明確な証拠にはならない。

たとえ犯罪者であっても人権尊重。

バカなことはできない。

とりあえず署へと戻り、ミヌに断りを入れて取調室へと向かった。

厳密に言えば、取調室の隣にある狭い部屋。

マジックミラー越しに聴取の状況を見ることができる。

「おかえり」

入るなり、そう言われた。

言ったのはヒチョルであった。

どうやらずっと事情聴取に立ち会っているらしい。

「どうですか?」

「ダメだな。ずっと黙秘を続けてる。薄ら笑い浮かべて」

見れば確かに薄ら笑い。

あの時、オレに向けられたものと同じだ。

馬鹿にしたような、余裕に満ち溢れているような。

いったいなぜ…?

いや、もしかしたらわかっていたんじゃないか?

なにひとつ、犯行につながるものは見つからないと。

完璧に処理していたからこその余裕なんじゃないか…?

1件は婦女暴行罪の現行犯。

しかし、他の事件につながるものが見つからなければこの1件での立件となる。

とはいえ、未遂事件だ。

刑罰などたかが知れている。

初犯となればなおさら。

おそらく執行猶予などで終わってしまうだろう。

「そっちは?」

「何も出ませんでした」

「何も?」

「はい」

さすがにヒチョルも驚いたようだ。

当然の反応。

なにひとつ物証が出てこないなんて、到底考えられない。

現実としてありえない。

不可能という言葉がまさにぴったりだろう。

「…怪しいな」

頷くのが精いっぱいだった。

限りなくクロに近い。

なのに、確固たる証拠がない。

まさか初っ端からこんな厄介な事件に当たるなんて…。

ため息が出てしまう。

つきたくもないのに、自然と。

「あの余裕綽々な顔が腹立つんだよなぁ…」

「同感です」

何か、ないのだろうか。

彼の自信を奪う、切札的なものは。

それを求めて家宅捜索を行ったというのに…。

1日かけて事情聴取を行ったが、何も語らないまま。

なんか、1日無駄にしたカンジだ。

「とりあえず、明日被害者を呼んで確認をする」

「確認?」

「昨日の事件で押収したマスクだよ。もしかしたら見たことのある人がいるかもしれない」

上司の意見に逆らうつもりはない。

それしか方法はないわけだし。

とはいえ、可能性はゼロに近い気がする。

なにしろ過去発生した事件ではすべてマスクが異なっていた。

そのため、最初の数件は同一犯だと認識されたなかったほどだ。

用意周到な犯人が、そんなミスを犯すとは思えない。

おそらく、全員がそう思っているだろう。

一様に表情が険しい。

せっかく現行犯で押さえたのに、これでは意味がない。

「一応報告だけしておくが、押収してきたものから事件につながるものはまだ見つかっていない」

ざわっと、空気が揺れた。

当然の反応だ。

「ひとつも、ですか?」

「あぁ」

「そんな…」

事前に知っていたオレとヒチョルはただ沈黙した。

いったいどうしたらいい?

「ちなみに、サイトで知り合って待ち合わせの約束をしたと昨日の被害者から情報を得た。これに関しては他の事件も同様だ。しかし、サイトは同一ではなく、すべてが違う。もちろん、使用した端末も」

もう、謎だらけだ…。

頭がいいのはわかっていたが、ここまでとは。

でも、クロには違いない。

根拠にならないとわかってはいるが、あの薄ら笑いがそう思わせる。

「とにかく、証拠を探せ。意地でもだ」

「はいっ」

全員の声が重なった。

どこをどう探すとかそういった明確なものはない。

ただ、意地で探す。

この際小さなものだっていい。

彼が犯人だという物的証拠を提示しなければ…。

「まぁ、とりあえず…今日は解散だ。昨日の疲れも残ってるだろう?定時で上がってもらって、明日からまた頑張ってくれ」

「はい!」

いいのだろうか…。

返事はしたものの拘留期限には限りがある。

1日でも早く証拠を探さないと。

宛てはないから闇雲に、だけれど。

「大丈夫だって」

おそらく不安が顔に出ていたのだろう。

不意にそんな声が降ってきた。

持ち主はヒチョル。

「動いてるのはオレたちだけじゃない。事件が発生した所轄全部が動いてる。今日は休んで、明日っからまた頑張るぞ」

「…はい」

引っかかるものはあるが、上司の命令となれば逆らうわけにはいかない。

なにしろ、警察は縦社会の代表。

上司に逆らったら、いろいろと問題が発生する。

問題を起こすわけにはいかない。

あの時のように。

「とりあえずさ、ユノ」

「…?」

「チャンミンにでも逢いに行ってみたら?今日逃したら、またしばらく行けなくなるぞ~」

なるほど。

確かにその通りかもしれない。

ホントは事件が解決してからその報告もかねてと思っていたが。

とはいえ、一般人に事件の概要を説明してもいいものか…?

チャンミンはどこまで知っているんだろう…。

「あ、事件のことは話すなよ?」

「え?」

心を読まれたかのようだった。

ドキリとする。

「チャンミンは何も知らないまま、単にモノから記憶を読み取っているだけだ。それがどういう事件のものなのかも知らない」

「そう、なんですか…?」

「じゃなきゃさすがにヤバイだろ?」

冷静に考えてみればその通り。

まだ明るみになっていない事件の詳細を一般人に話すなんて言語道断だ。

だとすると、だ…。

どうしたものか。

チャンミンを訪ねる大義名分がなくなってしまった。

「…」

いや、違うか。

謝るのが目的なんだから、別にそんなものいらない。

とりあえず逢いに行って、それからだ。

まぁ、逢ってくれるかはわからないけれど。



to be continued.







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