雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (250)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (42)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
14位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Rise... 17





Rise... 17



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



先ほどまでチャンミンが座っていた場所。

促されるまま腰をおろし、そっと息をついた。

うまくいかないな、なんて。

元を正せば自分のせいなんで誰にも文句は言えない。

言うとすれば、自分にだ。

「えっと…お名前、お伺いしていいです?」

「あ、すみません。刑事課に配属しましたチョン・ユンホです」

「チョンさん?」

「ユノでいいです」

堅苦しいのは正直苦手。

それに、仲よくなりたいという下心もあった。

この人と知り合いになって、トモダチになれれば、もしかしたらチャンミンが少し心を許してくれるかもしれないと。

「じゃあ、ユノさんってお呼びしますね?オレはイ・ミンホ。ミノでいいです」

なんか、微妙に名前が似てる…。

まぁ、別に気にすることではないんだけど。

「早速なんですけど」

そう呟き、前に身を乗り出すようにしてミノがオレを見つめた。

チャンミンに負けず劣らずに大きな瞳で。

「チャンミンとどういう関係です?」

単刀直入だ。

もちろん、話はそこに尽きるわけなんだけど。

「トモダチだった…ってところかな?一言でいえば」

「だった?いつごろの話です?」

「小学生の頃だよ。たまたま知り合って、トモダチになって…」

そこまで言って、口を噤んだ。

次の言葉がどうしても出てこなかったんだ。

もちろん、わかっているし自覚してる。

あれは完全にオレの過ち。

誰のせいにするつもりもない。

でも、それをよく知らない人に話さなければならないのか?

それは…嫌だ。

「ミノ、お客さんか?」

「あ、所長!お帰りなさい」

「うん、ただいま。こちらは?」

所長…。

なんか、ものすごく体格がいい。

何か武道でもやっていたのだろうか…。

「初めまして、チョン・ユンホと申します」

「私は所長のカン・ホドンだ」

差し出された手を握り返し、微笑みを浮かべた。

幾分まともに笑えるようになった気がする。

今度は引きつっていないはずだ。

「お客さん、ではなさそうだな…。警察の方かな?」

「はい。でも、どうして…」

「勘だよ。なんとなくそんな気がしたんだ」

勘で職業があたるものか?

とはいえ、刑事だとわかるようなものは何も身に着けていない。

だとすると、ホントに勘…?

「ご依頼ではなさそうだね。どういったご用件かな?」

「なんか、チャンミンに用があるそうです」

「チャンミン?珍しいな…。チャンミンを訪ねてくる人がいるなんて」

「珍しいなんてもんじゃないですよ。初めてです」

いったい、チャンミンって…。

オレが知っているのはあまりにも昔。

それから変わっていてもおかしくはないけど。

でも、訪ねてくる人がいないっていうのは異質な気がする。

「チャンミンのトモダチ、でいいのかな?」

「オレは…」

そう思っている。

でも、一筋縄でいくものではない。

「昔は、トモダチでした。でも…オレがちょっと最低なことして…いまは、メチャクチャ嫌われてます」

さっきは言いよどんだのに、自然とそう告げていた。

もちろん、かなりあいまいな言い方だけど。

「いつくらいかな?10年以上前?」

「…はい。もう、15年も前のことです」

「なら、私がチャンミンと出逢う前だね。私がチャンミンを見つけたのが13年前だから」

大して変わらないような気がする。

同時に思った。

2年の空白はあるけれど、オレの知らないチャンミンを知っている。

話しを聞きたい。

純粋にそう思った。

「所長。素性の知れないヤツに話してもいいんですか?」

「彼は大丈夫だよ」

「でも…」

「私の目を疑うのかい?」

優しい声音なのに有無を言わさぬような威圧感。

案の定、ミノは口を噤んだ。

「人を見る目はあるつもりなんだ。君は大丈夫。信じられる人だ」

「あ、ありがとうございます」

ものすごくプレッシャーをかけられているような…。

もちろん、チャンミンを裏切るつもりはない。

今後一切、どんな些細なことであっても。

「とはいえ、私もほとんど知らないんだけどね」

「どんな小さなことでも構いません。教えてください。チャンミンのことなら、なんでも知りたいんです」

無意識にそう言っていた。

おそらく、言った本人が一番驚いていた。

オレはどれだけチャンミンを特別に思っているんだろうか、と。

「思った通り、まっすぐな子だ。チョンさん、と言ったかな?」

「ユノで構いません」

そう告げれば笑顔で大きくうなずく。

受け止めるように。

「チャンミンはね、ゴミ溜めに捨てられていたんだ」

「え…?」

「管理がされていない、不法投棄のゴミの中に。それが13年前のこと」

あまりの衝撃に言葉が理解できない。

捨てられていた…?

それって、どういうことだ?

「私は時々そこを訪れて、使えないものを持ってきて、修理して販売していたんだ。そこに、捨てられていた。瀕死の状態で。見つけるのが少しでも遅かったらおそらく死んでいただろう」

寒気と恐怖。

それは、あの時、あの場所で感じたものと同じように思えた。

種類は違うかもしれないが。

「なんとなく放っておけなくてな…。探してみたんだが家族も見当たらず、私が育てたというカンジだ」

「…」

返す言葉がなかった。

それに、もしかしたらオレのせいなんじゃないかって。

瀕死の状態で捨てられていたのは。

だとしたら、あの対応は当然。

いや、それでも軽いくらい。

もっと恨まれてもいい。

憎まれてもいい。

それくらいのことをオレはやらかした。

「ユノ君は、チャンミンとどこで知り合ったんだい?」

「…」

話してもいいのだろうか…。

いや、ここまで話してくれたのだから、話さないわけにはいかない。

とはいえ、オレもほとんど知らないが。

「オレがチャンミンと初めて逢ったのは、一般人が立ち入り禁止とされているあの施設の中です」

「あの施設に入ったのか?」

目を見開き、驚いた表情。

声もかすかに上ずっていた。

「…はい」

「偶然かもしれないが、チャンミンを拾ったのはあの施設から近い場所だ。あの施設はいったい何をしているんだ?」

「それは…わかりません」

そう。

何ひとつわからない。

いろいろ調べてはみたけれど。

「わかる範囲でいい。教えてくれないか?」

話してもいいのだろうか…。

いままで誰にも話してきていないのに、初対面のこの人に。

でも、やはり聞いてしまった手前話さざるをえない。

それに…そろそろひとりで探るのも限界。

すでに八方塞。

ならば、信用できると思うならば、話すのもありかもしれない。

かつ、チャンミンとの繋がりを絶たないためにも。



to be continued.







関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.