雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 21





Rise... 21



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ゆっくりとまぶたが開いていくと同時に、手が下がっていく。

そして、思いがけずチャンミンがオレを見た。

真っ直ぐに。

「20代から30代くらいの男性。髪は少し長めで茶色がかってる。運送会社の制服着てた」

「運送会社?」

すっと、チャンミンの指先が路地の角っこにある小さな運送会社を示す。

「あれと同じ制服」

つまり、あそこの従業員ってことだよな?

職場の近くでそんなことをするなんて…。

「一緒に来てくれるか?」

「…」

面倒くさそう。

でも、オレひとりじゃ顔わかんないし。

こればかりはチャンミンに見てもらうしかない。

「頼むよ、な?」

「…」

チャンミンに再会してから、何度ため息つかれただろう…。

とはいえ、慣れるものじゃないけど。

手を伸ばそうとして思いとどまる。

そうだった。

チャンミンは触られるの嫌いなんだ。

中途半端な状態で止まった手を元の位置へ戻し、窺うようにチャンミンを覗き込んだ。

「チャンミン…」

ダメ、か…?

諦めかけた矢先、チャンミンが歩き出す。

先ほど指示した運送会社のほうへ。

茫然としていると足を止め、ちらりと振り返った。

来ないのかと言いたげな表情で。

慌てて追いかけて、その隣へと並ぶ。

「ありがとな?」

「…」

相変わらず口数は少ない。

でも、やっぱりちょっとだけ雰囲気が変わった気がする。

気のせいじゃなく。

入口から窓越しに中を覗きこみ、またチャンミンを窺う。

「どう?いる?」

問いかければ小さくかぶりを振る。

制服を着ていたってことは従業員であることに間違いはないはず。

どうしたものかと悩んでいると、不意に扉が開いた。

「なんすか?」

柄が悪い…。

おそらくバイトか何かなのだろう。

こんな職業だし仕方がない。

ホントはこんなことしたらいけないんだろうけど、ちらりと警察手帳を見せた。

すると、明らかに態度が一変する。

「ちょっと聞きたいんだけど、ここで働いている人の中に20代から30代で髪の毛は茶色で長めの男性っている?」

とりあえずチャンミンがさっき教えてくれた情報を口にしてみた。

でもさ…それ、目の前にいるのも該当するけど?

もしかしてそんなヤツばっか?

だとしたら、かなり厄介。

当然の如く質問を投げかけた若者のも困惑気味だ。

「右腕に入れ墨をしていて、シルバーのごつめのネックレスしてる。あと、緑色のスニーカー」

「あぁ…たぶんそれ、ジェソクじゃないかな…」

「ジェソク?」

「さっき仕事終わって帰ったはず」

時間的にも合致する。

思わずチャンミンを振り返った。

「その人、住んでる場所はわかる?」

「はい。同じアパートに住んでるんで。よかったら案内しましょうか?」

その申し出に大きくうなずいた。

とりあえずバイクを取り戻さなければ。

「ちなみに…ジェソクのヤツ、なんかやらかしたんですか?」

「あ~…ちょっと、バイクをね」

「盗んだカンジ?」

「まぁ…」

まだ確定ではない。

でも、聞く限り容姿は合致している。

とりあえずは聞いてみないと。

「アイツ、前もバイク盗んでパクられてるんですよねぇ…」

かなりビンゴかも。

アパートまでは徒歩10分ほど。

チャンミンも一応ついてきてくれている。

ものすごく面倒くさそうなのは置いておいて。

「ここっす」

「あ…」

確かめるまでもなく、鎮座していた。

オレのバイクだ。

「部屋は…」

ここまで案内してくれてきた人が指を差そうとした瞬間、2階にある部屋の扉が開いた。

現れたのは茶髪ロン毛の青年。

右手に入れ墨が見える。

どうやら間違いないみたいだ。

「アレ?」

「アレ」

一応確認を取り、こちらには気づかず階段を下りてくるその青年の前へと立ち憚った。

「なに?」

「バイク、返してもらいに来た」

「!?」

そう告げればさっと顔色が変わる。

逃げ帰ろうとするから腕を伸ばして、首根っこを掴んでやった。

おそらく、これからバイクに乗って出かけようなどと考えていたのだろう。

制服は脱ぎ捨て、かなり軽装。

バイクに乗るつもりならもうちょっとましな服装をしてこいと言いたい。

いや、それ以前に”盗むな”か。

「おとなしく謝って、もう二度としないって約束するなら警察に突き出すのは勘弁してやる」

「する!するからっ」

「って…お兄さん、警察の人間だろ?」

「いまは非番」

つまり、被害届をオレが出さなければ無罪放免。

とはいえ、このまま放っておいてまた同じことをやらかすつもりなら話は別だ。

「絶対だな?もし破ったら、窃盗罪で必ず留置所にぶちこんでやるから覚悟しとけよ」

「わかったからっ」

必死だ。

もちろん口約束。

破られる可能性は高い。

でも、やっぱり信じてやりたい。

「カギ」

手を差し出せば、ポケットから引っ張り出したカギが手の中に。

これで一安心。

バイクに傷もなさそうだし。

「バイクが欲しいんなら働いて、自分で買え」

「…はい」

とりあえず用件は済んだ。

手を離せば、脱兎のごとく逃げ出す。

手元に戻ってきたカギを握りしめて安堵の息をつき、案内してくれた青年へと礼を告げた。

「ありがとな?」

「いや…。なんていうか…警察にもいいヤツいるんだな」

なんか、照れくさい。

イイヤツだとは思わないけれど、言われれば嬉しい。

もちろん、同僚に知られたら甘いとか罵られるんだろうけど。

でも、それはそれ。

知ってるのはこの目の前の青年とチャンミンだけ。

バレる可能性は低い。

楽観すぎかもしれないけど、たぶん大丈夫だろう。

目の前の青年は今後関わることはないだろうし、チャンミンが誰かに話すとは思えない。

半分くらいは願望だけど。



to be continued.







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