雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 23





Rise... 23



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



チャンミンは、見事に食べきった。

苦しいということもなく、当然のように。

この細い身体のどこに収まったのか…。

謎だ。

「もしかして…まだ入る?」

問いかければすぐさま頷きが返ってくる。

マジか…。

思わず心の中で呟いた。

「追加する?」

「…」

ピクリと身体が揺れ、大きな瞳が窺うようにオレを見つめる。

ホントにいいのかと尋ねているみたいだ。

「我慢すんなよ」

それならばと手をあげて店員を呼び止め、ラーメンとチャーハンをもう1杯とマーボ豆腐。

すごいな。

通常で考えれば4人前から5人前くらい?

相当腹が減っているのか、これが当たり前なのか…。

ちょっと気になる。

オレは、どうしようかな…。

もうちょっとなら入りそう。

それに…チャーハンがうまそうなんだ。

さっきから。

「すみません、オレにもチャーハンひとつ」

「あいよー」

どうせ食べ終わるまで待つつもりだし、頼んでしまえ。

ある意味、時間の有効活用。

夕飯を用意してくれているだろう母さんには申し訳ないけど。

でも…とりあえず連絡だけ入れておこう。

トモダチと夕飯を食べて帰ります、と。

正確に言えばまだトモダチじゃないけど、この際仕方ない。

チャンミンにはバレないし。

メッセージを送信している間にまずはラーメンが到着。

先ほど同様、伸びないうちにと啜りだす。

半分ほど食べ終えたところでチャーハンとマーボ豆腐が届いた。

「やっぱうまそう」

蓮華でゴハンを掬えばパラパラと。

香りもいい。

「うん、うまい。ここ、ラーメンもうまいけど、チャーハンもうまいな?」

正直のそう告げれば、かすかに微笑みが返ってきたような気がした。

ほんと、小さな変化だけど。

それこそ、気のせいじゃないかと疑ってしまうくらい。

調子に乗って失敗するのは嫌だから、気づかぬフリを通すけど。

でも、ちゃんと目に焼き付けた。

脳裏に焼き付けた。

たかだか微笑みひとつで舞い上がったオレは、チャーハンを完食。

半分行くか行かないかくらいのところで限界かと思ったけど。

「ふぅ…」

見事に膨れたおなかをさすりながら息をつく。

さすがにもう何も入る気がしない。

だがしかし、チャンミンはまだ余裕っぽい。

ラーメンは完食して、チャーハンとマーボ豆腐をせっせと食べている。

「…」

観察しているのもおかしいよな?

食べづらいだろうし。

ならばと携帯電話を取り出して、次の約束を取り付けるべく店探し。

何がいいかな…。

まずは王道の焼肉。

肉と言えば真っ先に誰もがこれを思い浮かべるだろう。

「あ…」

待てよ。

そういえば、大学生だったころ、トモダチと行ったハンバーグ専門店うまかったな…。

あの店まだあるのか?

生憎と店の名前は覚えておらず、場所と、王様ハンバーグというなんのひねりもないメニュー名で検索してみれば思いがけずヒット。

まだやってたよ。

「チャンミン、この店なんかどう?」

「…」

ちょうど食事を終えたチャンミンに携帯電話を差し出した。

「超絶でかいハンバーグがあるんだ。結構、うまい」

しかも、リーズナブル。

おかげで学生に大人気だった。

オレの通っていた大学の近くだったから、余計に。

ハンバーグにからあげ、おまけ程度の野菜。

ソースがまたうまいんだよな…。

記憶をたどりながら説明してみれば、チャンミンが小さく頷いた。

「行ってみたい」

どうやら興味を引くことに成功したようだ。

「ちなみにここ、変わってなければチャレンジメニューあるぞ?特大ハンバーグ完食したら回数券くれんだけど、店のメニューほぼ食べ放題」

完食したヤツに会ったことはない。

オレが知っている大食いのヤツもさすがにギブアップしたくらいだ。

でも、もしかしたら、チャンミンなら食べきるかも。

「チャンミンならイケるんじゃないか?」

「サイズは?」

これまた記憶を辿り、手で大きさを模る。

確か、横綱ハンバーグの3倍くらい。

「これが2枚」

「イケる」

完全食いついた。

さっきは一瞬だけだった微笑みが、もう張り付いてる。

「いつ?」

「興味あるなら次の休みにでも行く?オレ、明後日非番なんだ」

ここならば給料を待たずに行ける。

まだ、学生時代にこつこつと貯めたバイト代があるし。

「行く」

「じゃあ、決まりな?明後日、迎えに行くから。時間は…」

どうしようか。

ランチにするか、ディナーにするか。

「11時」

悩んでいると、チャンミンがそう告げた。

「ん、わかった。じゃあ、11時に迎え行くな?」

バイクじゃあれだから、父さんに車を借りようか…。

そのほうがいいかもしれない。

帰ったらお願いしておこう。

当日になって使えませんじゃ困るし。

そんなことを考えていると、不意に携帯電話が震えだす。

見れば知らない番号。

「それ、僕の番号」

予想に反して、今日携帯番号を知ることができた。

思わず、慌ててその場でアドレス帳へ登録。

「やべ…すげぇ、嬉しい」

思わずつぶやいた言葉。

口にせずにはいられなかった。

それくらい嬉しくて。

だって、ホントにトモダチになれるかもって。

いまはまだ違うけど、いずれは。

そんな淡い期待を抱かずにはいられない。

「ありがとな?チャンミン」

自然とそう告げていた。

ありがとうっていうのはちょっとおかしいかもしれないけど、他に相応しい言葉も思いつかない。

それこそ、取り返しのつかないことをしてしまったオレ。

無視されて、拒絶されて、それでもなんとかここまできた。

まさか1日でこれほどに進展できるなんて…。

夢のようだ。

バイクを盗まれたのはショッキングだったけど、おかげでいまがある。

あのひったくり犯を捕まえたことにしたってそう。

どれが欠けても、いまこの状況には結びついていない気がする。

すべて、起こるべくして起きた。

チャンミンと再会することがあらかじめ定められているかのように。

とはいえ、どれもオレの勝手な妄想だけど。

でも…距離が縮まったのは間違いない。

そう簡単にわだかまりは溶けないだろうけど、いつかは昔のようにチャンミンと接することができるかもしれない。

自然とそう思っていた。




to be continued.







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