雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 25





Rise... 25



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



事務所はガラスがはめ込まれた扉だったが、3階はちゃんとした扉。

ちゃんと住居用になっているらしい。

でも…。

これ、たぶん後付けだよな?

新しい気がする。

つまり、元々は住居用にできてなかったってことだ。

チャンミンが済むために変えた…?

そんな気がする。

閉まりそうになった扉を開いて中へと進む。

ん…?

フローリングマット?

やっぱり事務所用のビルだ。

間違いない。

とりあえずマットの敷かれていないグレーの床で靴を脱いで中へ。

部屋というものはなくて、かろうじてパーテーションで仕切ってあるくらい。

キッチンらしきところはあるけれど、キッチンというよりは給湯室と言った感じだ。

ガスコンロもまともに置けていない。

冷蔵庫はキッチンらしきの外に設置されているし。

隣にはレンジと炊飯器。

一応、自炊してるってっぽい。

すげぇな…。

オレなんか母さんに任せきり。

料理したのなんて、学生の頃の調理実習くらい。

いまやれって言われてもできない。

たぶん。

「座らないの?」

「え?あ…し、失礼します」

つい、そんな言葉を口にしていた。

まるで職場みたいに。

「堅苦しい」

容赦なく突っ込まれた。

「だ、だよな…」

オレ自身、そう思う。

でも、つい出てしまったんだ。

たぶん緊張しているんだ。

なにしろ、まさか初日からチャンミンの部屋に上がれるなんて思わなかったから。

苦笑いのままソファへと腰を下ろす。

差し出されたマグカップを受け取って、小さく一息。

「もうちょっとそっち」

「あ、うん」

ソファはひとつ。

つまり、肩を並べて座る格好。

隣に座るだけで緊張するってどうなんだ?

トモダチになりたいのに、こんなことくらいで緊張してちゃ…な?

とりあえず緊張を和らげようとコーヒーを1口。

「にが…っ」

「…」

ヤベ。

我慢しようと思ってたのに、つい言ってしまった。

「ブラック、ダメなの?」

「う、ん…」

情けないんだけど、こればかりは仕方ない。

子ども舌だと言われても。

「お子様」

「だ、だって…」

どうにも苦手なんだ。

苦いのとか、辛いのとか。

甘いのは大好きなんだけどなぁ…。

でも、飲めないワケじゃないんだ。

チャンミンの隣で緊張しているクセに、変なところで抜けてる。

逆だったらよかったのに…。

「ほら」

不意に声が降ってきた。

顔を上げれば、牛乳と砂糖を持ったチャンミンがいた。

しかも1リットルの紙パック牛乳と、調理用の砂糖が入ったケース。

思わず笑ってた。

同時に、緊張もほどけた気がした。

まさかそれごと出されるとは予想していなくて。

「あ、ありがと…っ」

笑いすぎて涙が出てくる。

目じりに浮かんだ涙を拭い、牛乳と砂糖を受け取った。

牛乳をいったんテーブルの上へと置き、砂糖をたっぷり投入。

「はい、スプーン」

差し出されたのはカレーを食べるような大きなスプーン。

どうやらティースプーンなんてものはないらしい。

なんとなく予想はしていたけど、やっぱり笑える。

カチャカチャ音をさせながら砂糖を溶かし、続いて牛乳投入。

「カフェオレになってるし」

「これがうまいんだって!チャンミンも飲んでみる?」

「いらない」

間髪入れず拒否された。

おいしいのに…。

牛乳をたっぷり投入したせいでちょっとぬるくなってしまったけど。

でも、甘くておいしい。

やっぱコーヒーはこうでないと。

そういえば…。

ちらっとチャンミンの手を見つめた。

手袋、外してる。

外に出るときだけしてるのか?

聞きたい…。

でも、なんとなく聞きづらい。

それでも視線はただ手を見つめている。

「なに?」

「え…」

「聞きたいことがあるなら聞けば?」

いいのか?

ひとつ質問しだすと止まらない気がする。

だって、チャンミンは謎すぎる。

もちろん、トモダチになりたいという気持ちに変わりはないけど。

「手袋…取ってるんだな、って思って…」

ストレートには聞けなくて、質問じゃなく呟きと化した。

「そりゃ取るよ。家なんだから」

「そ、っか…そうだよな」

当たり前のこと。

でも、それはオレにとって冬の間だけ。

いまの時期は手袋をしている人間なんてほとんどいない。

チャンミンは…たぶん、1年中。

あの力があるから。

「手袋してれば、大丈夫なのか?」

「完全ではないけど」

「え?そうなの?」

「無機質なものは伝える意思がないから集中しないとダメなんだ。でも、生き物は伝えようとしてくる」

そういうものなのか…。

オレには想像できない世界だ。

なんか、大変そう。

ん…?

そこでひとつの疑問が浮かんだ。

いや、疑問とは少し違うかな?

もしかして、っていう想像。

「人に触られるのが嫌なのは…そういう理由?」

「…誰だって心覗かれるのは嫌に決まってんじゃん」

確かに…。

嫌かもしれないな。

やっぱ、人間ひとつくらい隠したいことがある。

誰にでも。

オレにとってはあの日の出来事。

でも、チャンミンはそれを知っている。

だから、別に気にする必要はないような気がする。

もちろん、オレはだけど。

チャンミンは、好きで心を覗いているわけじゃない。

それはどういう気持ちなんだろう…。

さすがに想像できないや。

「チャンミン」

「…?」

「握手しない?」

気づくとそう告げていた。

目の前には大きく目を見開いたチャンミンの姿。

やっぱ、驚くよな…。

でも、オレ…思っちゃったんだ。

チャンミンになら全部さらけ出してもいいって。

理由はわかないけど。

まぁ、チャンミンにしてみたら迷惑な話かもしれないけどさ。



to be continued.







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