雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 26





Rise... 26



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



手を差し出すオレと、それを目の前に固まったままのチャンミン。

まるで時が止まってしまったかのよう。

動き出したのは、チャンミンの深いため息だった。

何事もなかったように前を向いて、コーヒーを口へと運んで。

やっぱダメか…。

残念と心の中で呟き、手を戻す。

一番手っ取り早い方法だと思ったんだけどな…。

オレのこと、知ってもらうには。

だって、チャンミンのことを知りたいんだから、オレのことも知ってもらわなきゃ。

知りたくないって言われたらそれまでだけど。

いや、それ以前にショックだ。

どうでもいいって言われているみたいで。

焦りすぎ?

初日からちょっとうまくいってるからって望み過ぎなのかも。

でもなぁ…。

「ユノは、何がしたいの?」

「え?」

「試したい、とか?」

頭の中にクエスチョンマークがピョコピョコ浮かんでいく。

試すって、何を?

首を傾げれば、今度は呆れられた。

わからないのかと言わんばかりな顔で。

「違うならいい」

「よくないし。ちゃんと説明してくれよ」

わからないことをわからないままにしておくのは、嫌いだ。

聞いてわかるなら、解決したい。

できればこの場で。

「逆になんでわからないの?ユノって案外、バカ?」

いてぇ…っ。

言葉のナイフってよく比喩表現で使われるけど、まさにそれ。

避ける暇もなく刺さった。

グサって。

胸のあたりを押さえてうなだれていると、またため息が聞こえてくる。

完全に呆れられてるよ。

でも、わからないものはわかんないんだから仕方がない。

「なに?傷ついてんの?」

冷たいっていうか、辛辣っていうか。

チャンミンってこういうヤツだったっけ?

いや、でも優しいとこもある。

だって、人に触れない理由だって元を正せばそこだろ?

あんな力があったら、悪用しようとする輩だってわんさかいるはずだ。

相手の秘密を触れるだけで知れたなら。

考えるだけで恐ろしい。

「ユノ?」

「だ、大丈夫…」

ちょっと大丈夫ではないけど、ホントのことだし。

あんまり頭は良くないから。

その分、運動神経は人一倍いいけど。

とりあえず、気持ちを切り替えよう。

バカはいまに始まったことじゃないんだし。

いまさらだ、いまさら。

って、慰めにもなっていない。

それどころか傷をナイフでぐりぐりと押し開くかのよう。

ちょっと、簡単には切り替えられないかも。

「で、握手を求めてきた目的は?」

オレの質問はどこに行った…?

でも、そもそもはそこか。

「チャンミンに、オレのこと知ってほしかったから…」

「は…?」

ものすごい呆れ顔だ。

何言ってんだ、こいつ…みたいな。

そんな変なことか…?

だって、一番手っ取り早い方法だろ?

「ダメか…?」

「ダメも何も…自分で言ってることわかってる?」

「わかってる」

「わかってるつもりになってるだけ。ことの重要性がまったく理解できてない」

なんか、また暗に”バカ”と言われているような気が…。

どうして?

一番簡単な方法だと思うんだけど…。

「僕の力は、その人にとって、知られたくないことまで暴くものだ。土足で心の中に上り込むようなもの。ユノにだって知られたくないことくらい…」

「ないよ」

「は?」

「チャンミンに知られたくないことも、知ってほしくないことも、ない」

それだけは胸を張って言える。

もちろん、チャンミン以外には知られたくないことはあるけど。

驚くチャンミンを見つめ、微笑んだ。

「チャンミンには、オレがどういう人間かちゃんと知ってほしい」

「だからって、アンタねぇ…」

もう、完全に呆れてる。

別にそれでもいいや。

無表情よりも全然マシ。

無視されるより、拒絶されるより。

「とにかく、僕は触らない。ユノじゃなくても」

「なんで…?」

「ユノには関係ない」

なんか、またもや思い切り拒絶された気分。

やっぱり調子に乗りすぎた?

焦りすぎ?

でも、仲よくなりたいんだ。

トモダチに戻りたいんだ。

1日でも早く。

「それ飲んだら帰って」

「チャンミン…」

もしかしてオレ…地雷踏んだ?

一時は壊れかけた心の壁がまた高く立ち憚っている気がする。

なんでだろう…。

オレはただ、チャンミンにオレという人間を知ってほしいだけなのに。

「怒らせるようなこと、言った?」

「…」

「言ったなら謝るから…。だから、無視すんなよ」

手を伸ばして、思いとどまった。

触れちゃダメだ。

ちゃんとチャンミンの意思を尊重しないと。

理解しないと。

「頼むよ、チャンミン」

「…」

数時間前に逆戻り。

せっかく、打ち解けてきたのに…。

いったい何がいけなかったんだろうか。

やり取りを思い出してみても、さっぱりわからない。

帰れって言われたけど、帰れない。

このままじゃ。

まだ帰らないという意思を伝えるべく、半分ほど残っているマグカップをテーブルへと置いた。

身体の向きを変えて、チャンミンをまっすぐに見つめて。

オレの視線に気づいているだろうに、振り向こうともせずカップを口へと運ぶ。

ぐいっと一気に飲み干して逃げようと立ち上がるから、慌てた。

普通なら手を掴むとこだけど、それはダメ。

引き留めようとした手を引っ込めて、先回りするように行く手を阻む。

予想していなかったのか、チャンミンの身体が震えた。

まるで怯えるように。

「チャンミンが嫌なら触らないから。でも…理由だけは教えて?」

「…」

答えは深いため息だった。

またこぼされちゃったよ…。

オレ、あと何回ため息つかれるかな?

けれど、諦めるわけにはいかない。

トモダチになるためにも、乗り越えないと。

ここで歩み寄るのを諦めたら、一生トモダチになれない気がする。

それは、嫌だ。

絶対に…。



to be continued.







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