雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 29





Rise... 29



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



母さんにはとりあえず大量にってお願いした。

だって、痩せの大食いなんだ。

それこそ軽く4人前くらいは食べてしまいそうな。

ホントに?って疑ってたけど、生憎ホント。

昨日、オレはこの目で見てきた。

余裕な顔でペロリと平らげたあの姿を。

だから心配ないと、大量にって念を押して。

なんか…すげぇ、楽しみ。

ランチして、ちょっと散歩でもしながら家に来て、ゲームなんかどうかな…?

さすがにもうやったことあるか?

あの時は叶わなかったけど、いまならできる。

最新のものはないが、お気に入りのヤツはまだ取ってあるし。

もう、頭の中は明日のことばかり。

浮かれたまま職場へと向かい、ピリっとした空気に思わず心を引き締めた。

そうだった。

浮かれている場合じゃない。

早くアイツが犯人だっていう証拠を手に入れないと。

軽く頬を叩いて気合を入れ、挨拶をしながら机へと向かう。

「おはようございます。何か進展ありましたか?」

「残念ながら」

そうだよな…。

早々進展などするはずもない。

ある種、膠着状態だ。

「とりあえず今日は被害者たちに確認をしてもらう予定になってる。もしかしたら何かあるかもしれない。頼んだぞ」

「はい」

机へと戻ろうとすると、班長に呼び止められた。

振り返れば、何やら口元が緩んでる。

「なにか…?」

「昨日、大活躍だったらしいじゃないか」

「え…?」

「ひったくり犯、捕まえたんだろ?」

正直、驚いた。

警察手帳を提示はしたけど一瞬。

名前だって名乗っていない。

なのに、どうしてオレだとわかったんだ…?

いけないことをしたわけじゃないのに、いけないことをしたような錯覚に陥る。

おかげでしどろもどろ。

視線は泳いでいるし、言葉も出てこないし。

「なかなかやるじゃん。その調子で頑張れよ」

「は、はい…」

からかわれているのか、それともホントに応援してくれているのか…。

判別がつかない。

逃げるように席へと戻り、深いため息を吐いた。

今度から非番の時はおとなしくしておこう。

でもな…。

やっぱり、目の前であんなことがあったら黙ってなんかいられない。

非番であっても、刑事だし。

犯罪を見逃すことなんかできないよな。

今度は口止めすればいいのか?

そうすりゃ知られずに済むような気がする。

とはいえ、完璧ではないけど。

でも、やらないよりはまし。

よし。

今度からそうしよう。

一番いいのは、目の前で犯罪が行われないことだけど、こればかりは運だから。

そう結論に至り、再び息をつく。

切り替え、切り替え。

「班長、被害者の方がお見えになりました」

ずいぶんと早い到着だ。

緩めたネクタイを締めながら班長が向かう。

ふと、足を止めて振り返り、一点を見つめた。

ん…?

オレを見てる?

確認するように自分を指させば、班長が大きくうなずく。

「一緒に来い」

「はいっ」

オレなんかがついていったって何もできない。

とはいえ、これも勉強。

立ち会えるのであれば立ち会いたい。

走って班長の元へと向かい、応接室へ。

そこには若い女性がひとり。

他の管轄で発生した事件の、最初の被害者だ。

青白い顔で、小さく身体を震わせ、怯えているのは明らか。

隣にはおそらく母親と思われる人が寄り添っていた。

見るからにまだ事件を引きずっている。

当然だけど。

「ご足労いただきまして申し訳ありません」

「いえ…。それで、犯人は…」

とりあえずと被害女性の前へと腰をおろし、事のいきさつを説明した。

とはいえ、あまり深くは話せないからおおまかに。

「事件を思い出すことは辛いことと、重々承知しております。ですが、何かないでしょうか?犯人の特徴というものは。どんな些細なことでもいいんです」

藁にもすがるような思いとはまさにこのこと。

おそらく、あの男が犯人であることに間違いはない。

なのに、決め手がない。

これほどに歯がゆいことがあるか?

「たとえば…服装なんかは思い出せませんか?」

もしも彼女が記憶している服装と犯人が持っていた服が一致していたら?

似たような服がある以上、決定的とは言えない。

でも、被害者は複数人いる。

塵も積もれば、というヤツだ。

もしくは…。

「…」

いや、ダメだ。

思い浮かんだものを即座に否定する。

犯人と、直接会わせるわけにはいかない。

みすみす危険にさらすだけだ。

すぐにでも根拠を突き付けて過去の事件の加害者として逮捕したい。

でも、チャンミンを危険にさらすのは嫌だ。

絶対に。

いったいどうすりゃいいんだ…?

あれほどに狡猾な犯人が、証拠を残すようなヘマをするとは思えない。

自信があるからこその不敵な笑みだったのだろうし。

完全に手詰まりだ。

「なんでもいいんです。教えてください。お願いします」

できること。

それはすなわち、被害者に頭を下げること。

協力を得なければ何もできない。

意外と警察っていうのは無力なんだな…。

まぁ、当たり前か。

人間がやっているわけだし。

いかに巨大な組織でも、限界がある。

運営しているのは人間だから。

「すみません…。覚えていることは、この前お話しした通りで…。他は、何も…」

か細い声で、彼女がそう呟く。

申し訳なさそうに。

犯人を捕まえたい気持ちは同じで、そう言うのだからホントに覚えていないんだろう。

あの、調書に書かれていること以外は。

現場は薄暗かったし、犯人は顔がすっぽり隠れるマスクを着用。

手には白い軍手。

見つかった繊維はその軍手のもので、軍手は量産品。

持ち主の特定はできなかった。

そして、犯人の自宅からマスクは発見されていない。

いったいどこへ隠したのか。

もしくは処分をしたのか。

どうしたらいいのか、さっぱりだ…。



to be continued.







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