雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 30





Rise... 30



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんら進展はないまま、1日が終わる。

どの被害者もやはり調書に記されていることがすべて。

服装についても共通点はなし。

あるとすればどれも覆面マスクをかぶっていたことと白い軍手をしていたこと。

しかし、どのマスクも今回の事件で犯人が着用していたものとは違う。

背格好も曖昧だ。

身長や体格的にはおそらく似たようなカンジではあるけれど。

でも、同一と見なすには根拠がない。

下足痕も一致しないし。

悶々としたまま時間が過ぎ、聞き込みでも目立った情報はなく、途方に暮れる。

そのまま業務を終え、なんとなく思い浮かんだチャンミンの顔。

思い出すと、ちょっとだけ落ち着く。

やっぱりオレ、チャンミンのこと好きなんだなぁ…と妙に実感。

「…」

顔だけ、見て行こうかな?

ちょっとだけ。

迷惑かな?

明日、逢う約束もしてるし。

でもな…。

ここでもまた悶々。

バイクを前にしばし逡巡し、小さく息をついた。

やっぱり、顔だけ見たい。

そうすれば、癒されるような気がする。

チャンミンにしてみたら迷惑な話かもしれないけど。

悩みを残しながらもヘルメットをかぶり、バイクへと跨った。

昨日通った道を突き進み、あっという間にチャンミンが暮らすビルの前。

エンジンを切って、3階を見上げた。

灯りがついているっていうことは、いるっていうこと。

顔が見たくてここまで来たけど、最後の1歩が踏み出せない。

バイクに寄りかかったままぼんやりと3階を見上げていると不意に窓が開いた。

まるで願いが通じたように。

驚いたのはオレだ。

まさか、チャンミンが顔を出すとは思わなくて。

「…」

がっちりと視線が合い、そらすこともできない。

来たはいいけど、何をどうしたいっていうのは全然考えてなくて。

「あ、あの…」

「ストーカー?」

よりによって、ストーカー…?

酷い。

確かにそれっぽいけど。

いやいや、違う。

そんな如何わしいものではない。

単に、顔を見て癒されたかっただけだ。

誤解はちゃんと解かないと。

「上がってくれば?」

冗談だったみたいで、ふっと微笑みが浮かぶ。

ほんのわずかに。

そして告げられた言葉に一気にテンションが上がった。

さっきまで事件が進展しなくて落ち込んでいたのに。

疲れていたのに。

「い、いいのか?」

「嫌ならいい」

「嫌なワケないだろ!行くっ」

既に夜。

商店街だからほとんど人はいないけど、夜に大きな声を出すなんて非常識もいいところ。

慌てて口を噤み、何か言われる前に階段を駆け上がった。

その勢いのまま部屋へ飛び込めば、窓辺に佇むチャンミンがいた。

窓枠に寄りかかって、腕を組んで、入口を見つめながら。

「何してんの?」

「え?あ、いや…特に用事があったとかってんじゃないんだけど…」

「やっぱりストーカー?」

「違うっ」

そこは断固として否定しなければ。

決して危ないヤツじゃないぞ、オレは。

「ちょっとさ、疲れちゃって…。そしたらチャンミンの顔見たくなって、つい…」

「やっぱりストーカーじゃん」

「ち、違うからっ」

確かに、行動は完全にストーカー。

でも、別に危害を加えようとか怖がらせようとかって思いは一切ない。

ホント、純粋に顔が見たかっただけ。

「現職の刑事がストーカーなんて、笑いのネタにしかならないよ」

「だ、だからストーカーじゃないって…」

どう説明すればいいんだ?

でも、さっき話したことが真実。

それ以上噛み砕きようもない。

チャンミンがストーカーだと受け止めれば、ストーカーになってしまう。

「冗談だよ。コーヒー、飲む?」

ホントに?

冗談だったのか??

窺うようにじっと見つめていると、また笑みが浮かんだ。

意地悪く。

「待ち合わせ、明日の11時じゃなかったっけ?」

「それはそれでこれはこれ」

「なに、それ」

明日まで我慢しようかとも思ったけど、できなかった。

顔を見て、ちょっと話して。

いつの間にか沈んだ心はどこかに飛んで行ってしまったようだ。

「はい、コーヒー」

差し出されたのはマグカップ。

それと、1リットルの牛乳と、調味用の砂糖。

昨日と同じだ。

チャンミンはと言えば、手に缶ビールを持っている。

「ビール、好きなの?」

「悪い?」

「悪いなんて言ってないだろ?ただ、チャンミンのことが気になるだけ」

「やっぱりストーカーだ」

またそこに戻る?

やっぱり、冗談じゃなく本気でそう思ってる?

肩を落とし、砂糖をたっぷりコーヒーに溶かしていく。

そして、牛乳をドボドボとたっぷり。

1口飲めば、ちょっとだけ落ち着いた。

ちらっとチャンミンを見れば、おいしそうにビールをゴクゴク飲んでる。

ホントに好きなんだな…。

オレは、どうにも酒はダメだ。

すぐに酔っ払ってしまう。

慣れていないせいかと思ったが、いまだに。

これはもう体質的なもの。

頑張ったところでどうにもならないと諦めた。

大学生の頃に。

専らジュースとウーロン茶が飲み会でのオレのお供。

社会人ともなれば仕事の延長で酒の席もあるだろうに、この状態で大丈夫なのかとちょっと心配になる。

まぁ、バイクで向かえば飲まされることはないだろう。

警察官で飲酒運転なんて、組織の問題になるし。

「ユノって…」

突然名を呼ばれ、ビクっと身体が震えた。

なにしろ、チャンミンから話しかけてくれるなんてほとんどなかったから。

常にオレから話しかけて、チャンミンが答えてくれる。

それが当たり前になっていて…。

「酒もダメなカンジ?」

「ダメなカンジ」

「お子様」

ストーカーの次はお子様呼ばわり。

オレってチャンミンにとってどういう存在?

完全に弄ばれている気がする。

でも…まぁ、いいか。

そばにいることをチャンミンが許してくれるなら、それで。



to be continued.







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