雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 31





Rise... 31



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



昨日と同じく、肩を並べてソファに座ってる。

特に何を話すわけでもなく、ぼんやり。

普通、あまり知らない人だと沈黙を避けるだろうに、全然嫌じゃないんだ。

不思議なことに。

それが”当たり前”って思えてしまう。

疑うことなく。

ちらっと窺えば、涼しい顔でビールを飲んでる。

既に3本目。

全然酔っぱらう気配はない。

「チャンミンって、アルコール強い方?」

「普通」

オレが普通じゃないって言いたいのか?

まぁ、弱いことは間違いない。

甘いカクテル1杯で酔える自信があるくらい。

「ほら…僕、大人だから」

「オレだって大人だ」

単に酒が弱いのと、甘いものが好きなだけ。

味覚を基準に大人だ子どもだという判断をするのもおかしい。

その人の嗜好なのだから。

「いま、いくつ?」

「23歳。次の誕生日で24」

「ふぅん」

聞いといてその態度?

酷くないか?

「チャンミンは?」

「知らない」

「は?」

「たぶん、二十歳くらいじゃない?」

どういう意味だ?

自分の年齢に対して”くらい”っておかしいだろ…。

そう思って、はっと気づいた。

もしかして…ホントに自分の年齢がわからないんじゃないか、って。

どういういきさつであの施設にいたのかはわからないけど、あそこは普通じゃない。

一般の子どもたちがあそこにいるとは思えなかった。

理由はわからないけど。

「じゃあ…2コ下。オレのがお兄ちゃんだ」

「は?嫌だよ。ユノみたいなバカな兄弟なんて」

「お前なぁ…」

完全にバカにされてるよな?

確かに頭は良くないけど、バカとまではいかないぞ?

一応大学だって出ているわけだし。

オレはむっとしているのに、チャンミンは楽しそうに笑ってる。

まぁ…いっか。

チャンミンが楽しいならそれで。

「でも…トモダチにならなってもいい」

「ふぅん…」

聞き流してしまいそうになり、慌てて言葉を引き戻した。

がばっと立ち上がり、チャンミンを見つめて。

「い、いまなんつった?」

「二度と言うか」

「トモダチにならなってもいいって言ったよなっ!?」

「聞こえてんなら聞くな」

会話が成り立ってるのか成り立っていないのか。

微妙なところではあるけれど、トモダチになってもいいと言ったのは確か。

遠回しだけど、チャンミンもそう認めてる。

「や…ったーっ!」

「うるさい。騒ぐなら出てけ」

冷たいと言うかなんというか…。

でも、そんなことじゃヘコたれない。

トモダチになるという願いが叶ったんだから。

それこそ有頂天だ。

おかげで、我を忘れて抱きついていた。

「ちょ…っ!」

ヤバイと思った時にはすでに遅い。

完全に触れている。

慌てて飛び退き、右往左往。

「ゴ、ゴメン!オ、オレ…」

「…」

「チャ、チャンミン…?」

もしかして、トモダチになるの却下?

怒る?

どうしよう…。

しでかしてしまったことは取り戻せない。

時間は戻らないのだから。

とりあえず、謝ることしかできなくて、怒られる前に土下座した。

「ホント、ゴメンっ!」

こんなことで許してくれるかはわからない。

っていうかオレ、何やってんだ…?

いままでの努力が無に化すような行動だ。

ホント、どうしよう…。

トモダチ取り消しされたら、明日の約束キャンセルされたら…。

想像だけで、ものすごく落ち込む。

実際そうなったら、しばらく立ち直れなさそうだ。

しかし、いつまで経っても反応がない。

おそるおそる顔を上げれば、茫然とした顔。

なぜかチャンミンは自らの右手を見つめていた。

「チャン、ミン…?」

いったいどうしたと言うんだ…?

怒っているカンジはない。

ただ、驚いてはいるようだけど。

戸惑っていると、チャンミンの手が伸びてきておもむろに頭を掴まれた。

「え?ちょ、ちょっと、チャンミン!?」

いきなり鷲掴みってどうなの?

触れられるのは嫌じゃないけど、その状況がなんとも不自然。

せめて手とか、肩とか…いろいろあるじゃん?

触れられる場所って。

なのに、よりによって頭。

意味がわかんない。

「なんで…」

混乱していると、そんな声が聞こえてきた。

それこそ、チャンミンも混乱している。

声から容易に察することができた。

「チャンミン、とりあえず説明してくれない…?」

頭を掴まれたまま言うことではないけれど、とりあえず大人しく。

怒られたくないから。

「ユノは…何者?」

「は?」

「見えない…」

「え?」

説明してくれるなら、もうちょっとわかりやすく言ってほしい。

オレにはさっぱりだ。

これはもうバカだからとか、そういうのは関係ない。

だって、結果しか言ってないんだから。

経緯がわからなければ理解しようもないわけで…。

「何も見えないんだ」

「…」

驚きと恐怖を含んだ声。

状況がさっぱりわからないけど、なんとなくわかった。

触れたものから記憶を読み取るチャンミンが、オレに触れたまま”見えない”って言うのはそういうこと。

それしか考えられない。

つまり、オレから何も伝わらないってこと。

なぜ…?

当然の如く、オレにわかるはずもない。

だから、ふたりして言葉を失った。

茫然と見つめ合ったままに…。



to be continued.







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