雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 32





Rise... 32



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



突如、チャンミンが動いた。

足早にオレの横を通り抜けて、部屋を出ていく。

驚きながらもその後を追いかける。

「チャ、チャンミン!」

置いていかれる。

反射的にそう思った。

怒ってもいいから、避けないでくれ。

無視しないでくれ。

許してくれるまで何度だって謝るから。

階段を半ば飛び降りるように下って、必死で追いかけて。

たどり着いたのは2階の事務所。

中途半端に開かれたままの扉をすり抜け、中へと進んだ。

「チャンミン?」

灯りもつけないまま。

呼びかけてみても応答はない。

窓からわずかに差し込む光を頼りに進むと、ぼんやりと細長いシルエットが浮かんでいた。

見つけた…。

ちょっと安心。

しかし、安心したのもつかの間。

また頭を鷲掴み。

なんで…?

どうしてそこなんだ??

せめて手とかにしてくれないかな…。

なんとなく意図はわかる。

だから文句は言わないけれど。

「どう…?」

5分ほど黙ってはいたけど、そろそろ限界。

聞いてみた。

控えめに。

「力がなくなったわけじゃないみたい」

残念そうに聞こえるのは気のせいか?

いや、気のせいじゃない。

右手に持っていた誰かのボールペンを下ろし、深く息をつく。

「チャンミン…」

「なに?」

「そろそろ頭離してくんない?」

「なんで?」

なんで、って…。

この状況は明らかにおかしいだろう?

その上、乱暴と撫でられて、すっかり髪の毛はぐちゃぐちゃだ。

まぁ、後は帰るだけだからいいんだけど。

そこでふと思う。

まさか、と。

「チャンミン、もしかして嬉しい…?」

問いかければふっと笑みが浮かんだ。

頭を鷲掴みしていた手が離れ、スタスタと去っていく。

しばし呆然としていて、気づけば人気のない事務所にひとり。

また置いていかれた。

さっきからそんなんばっかりだ。

扉を閉めて、階段を駆け上がってチャンミンの部屋へ。

戻ってみれば何食わぬ顔でソファに座り、ビールを飲んでいる。

「チャンミン、事務所あのまんまで大丈夫なのか?カギとかかかってないけど…」

「問題ない。取られるものもないし」

確かに金目のものはない。

でも、いいのか…?

やっぱりカギくらいはかけたほうがいいと思うんだけどな…。

悩んでいる間にビールを飲み終わったようで、握りつぶす音が聞こえた。

「おやすみ」

「え、あ、うん」

やっぱり防犯は重要だ。

カギくらいはかけたほうがいい。

たとえ取られるものは何もないと言えど。

「チャンミン、やっぱりカギくらいはかけたほうが…って、おい!」

気づけば真っ暗。

姿を探していると、ベットの上に膨らみがあった。

「なんで寝てんだよっ」

「おやすみって言ったし、ユノも”うん”って言った」

そうだっけ?

全然記憶にない。

「だからってオレのことほったらかしにするなよ…」

ひどすぎる…。

雑すぎやしないか?

オレの扱い。

床にじかに座り込んで、ベットに寄りかかって。

とりあえずチャンミンの寝顔観察。

っていうか、本気で寝る気か?

オレ、まだここにいるんだけど?

チャンミンってものすごくマイペースなのかも…。

いや、オレだからか?

背を向けるようにして悩んでいると、またもや頭を掴まれた。

ぐしゃぐしゃ、ぐしゃぐしゃ。

これじゃまるでペット。

「オレは犬じゃないぞ」

「しゃべる犬なんていないし」

ごもっとも。

だったらなんなんだ?

まぁ、嫌ではないんだけど。

だって、こうやってチャンミンから触れてくるのはオレだけ。

たぶんだけど。

ものすごい優越感だ。

たとえ、扱われ方が雑であっても。

「なぁ、チャンミン」

「なに?」

「記憶が見れるって、どんなカンジ?」

興味本位。

オレ的には便利だなって思うけど、でも使い方を間違えたら大変なことになる。

「やっぱ、大変?」

「大変じゃないワケないだろ」

「だよな…」

便利かもしれないけど、オレはいらない。

いまのままでいい。

このままがいい。

なんとなく、そう思う。

「でも、オレの記憶は見えないんだろ?」

「理由は不明だけど」

その間もチャンミンの手が頭をなでなで。

すっかりオレの髪はぼさぼさだ。

「じゃあ…とりあえず、オレといるときは気が抜けるな」

「だね」

ある意味、トモダチとしての第一段階クリアなんじゃないか?

思いがけず。

ヤバイなぁ…浮かれる。

テンションがダダ上がりだ。

でも、そろそろ帰らないと。

できればもうちょっとチャンミンと話していたいところだけど。

まぁ、明日もあるし。

「明日」

「ん?」

「バイク?」

「どっちがいい?車と、バイク」

「バイク、乗ってみたい」

触れられないならと車を父さんに借りるって離していたけど、触れられるならバイクでも問題ない。

「じゃあさ…迎え来る時は車で、帰るときはバイクな?送ってくから」

返事はなく、代わりに頭を思いきり撫でられた。

それこそ犬を可愛がるみたいに。

喜んでるんだよな?

たぶん。

ちょっとわかりづらいけど。

「じゃあ、オレ帰るから。また明日な?おやすみ」

「おやすみ」

「カギ、ちゃんとかけろよ?」

「面倒くさい」

カギをかけるのが面倒って…どんだけ面倒くさがり屋だよ。

「テーブルにカギ置いてあるからかけといて」

それでいいのか…?

まぁ、カギは明日返せばいいか。

とりあえず、カギをしないのは防犯上よろしくない。

「わかった」

立ち上がれば、当然のごとく手が離れていく。

なんか、ちょっと寂しい。

「おやすみ」

もう一度そう告げ、チャンミンの部屋を後にした。

帰って、シャワー浴びて、メシ食って。

早く寝ないと。

なにしろ、明日はチャンミンとデートだからな。



to be continued.







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