雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 35





Rise... 35



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



通勤ラッシュが落ち着いたからか、目算よりも早く店へ到着。

車を止めて、開店を待った。

「ユノ、これ?チャレンジメニュー」

店の前に設置されたショウウィンドウ。

その中には、メニューがたくさん並べられている。

もちろんサンプルだ。

「それは横綱。チャレンジメニューはもっとでかい」

横綱でもだいぶ大きい。

学生の時分、1度だけ注文したけどギリギリだった。

いまではもう入らないだろう。

若いからこそなんとか収まった、というカンジだ。

「へぇ…」

「これだと思った?」

「これだったら帰ってやろうかと思った」

「ひでぇ…」

これくらいなら容易いって言いたいのか?

でも、チャンミンならホントに食べきってしまいそうな気がするから怖い。

こんなに細いのに、いったいどこへ行ってしまうのやら。

太りやすいオレとしては恨ましい限りだ。

そうこうしている間に開店時間。

札がOPENとなると同時に中へと足を踏み入れた。

いまはまだ空いているが、12時を過ぎると学生で埋め尽くされるこの店。

オレも幾度となく足を運んだ。

「おや、久しぶりだね」

どうやら顔を覚えていてくれたみたいだ。

なんか嬉しい。

「オレ、いつもの。もうひとつはチャレンジメニューで」

「もしかしてこの細い子が試すのかい?やめといたほうがいいよ?」

「いいから、いいから」

ホントにいいのかい、と念を押す店長の奥さん。

ずっと夫婦でやっていて、フロアは奥さんひとりで切り盛りしている。

時々、娘さんがきて手伝っているらしいけど、生憎とオレは見たことがない。

そういうのに興味がなかったっていうのもあって。

厨房担当が旦那さん。

こちらもひとりで切り盛りしているのに、早いんだ。

オーダーしてから出てくるまでが。

予め作ってあるんじゃないかっていうくらい。

でも、出てくるものは熱々の焼きたて。

ホント不思議だ。

「この店、もうずっとここにあるの?」

「うん。もう50年近いってウワサで聞いた」

なんでも旦那さんが脱サラして始めたのがこの店らしい。

30歳の時に店をオープンさせ、いまや80歳。

それでも現役。

なかなかの強者だ。

「うちの大学通ってる連中はほとんどこの店通ってる。12時過ぎるとスゴイぞ」

「へぇ…」

なにしろ狭い店内。

席の取り合いになるのは当然のこと。

我先にと駆け込んでくる。

しまいには、外で食べる連中もいるから笑える。

休み時間は限られているから、午後一で講義が入っているとやむを得ないんだよな…。

かくいうオレも何度かやったことがある。

たまに外で食べるのもいいんだよな…。

特に、今日みたいに天気のいい日は。

「はい、お待たせ。まずはミックスグリル定食ね」

「おぉ…っ、懐かしい!」

懐かしいとはいえ、1か月ぶりくらい。

卒業前に食べ収めをしているから。

けれど、妙に懐かしい。

なにしろあのころは週3くらいのペースで通っていた。

学食よりもこっちのほうがおいしくて。

「もうひとつが…チャレンジメニューね」

見るのはこれで2度目。

圧巻だ。

そのサイズとか、ボリュームとか。

奥さんの手がプレートの重さで震えているし。

そのプレートをチャンミンの前へと置いて、後からライス。

さすがにひとりで1度には運べない。

「どう?」

さすがにビビってるんじゃ?

そう思って問いかけたが、涼しい顔。

問題ないと言わんばかりに。

もしかして、ホントに食べきっちゃう?

まさかとは思いながらも、やはりそんな気がしてならない。

「制限時間は1時間。行くよ?」

奥さんの合図とともに食事開始。

ナイフとフォークを丁寧に扱いながら、綺麗に食べ進めていく。

でも、大概最初はみんないいペースなんだ。

問題は後半。

チャンミンの様子を窺いながら、オレもミックスグリルの大きなウィンナーをパクリ。

うん、うまい。

皮はパリッとしてて、中はジューシーで。

から揚げも同じく外はさくっと、中は肉汁が溢れている。

しかも柔らかくて、ホントにうまい。

もちろん、一番うまいのはハンバーグ。

中に閉じ込められているチーズが切った瞬間蕩けてきて、それを掬いながらハンバーグを食べる。

まるでソース代わり。

トマトソースとの相性は抜群。

ホント、うまい。

おふくろの味ではないけど、それに近しいものがある。

なにしろ4年間食べ続けたわけだし。

「チャンミン、どう?」

「おいしい」

「だろ?」

サラダもたっぷり、肉もたっぷり。

メインディッシュであるハンバーグに合わせてご飯も大盛りだ。

中盤に差し掛かると、ちらほらと学生たちも来始める。

チャレンジメニューにみな目を奪われ、動向を窺っているようだ。

「食べきれそう?」

「うん」

マジか…。

まさかとは思っていたけど、ホントに食べてしまいそうだ。

ペースもいまだ衰えないし。

奥さんも驚いている。

「お兄ちゃん、細いのにスゴイわね」

って、称賛するくらい。

初めてだ。

チャレンジメニューを完食する人を見るのは。

しかも目の前っていう特等席。

いつの間にか店内は満員御礼となっていた。

ざわついているのはやはり、チャンミンがもう少しで食べ終わりそうだから。

計算されたように残っているハンバーグとご飯の量。

バランスがいいというか、なんというか。

そして、制限時間5分前でチャンミンは見事に完食した。

途端、店内が一層騒がしくなる。

スゴイスゴイと至る所から声が聞こえてきて、しまいには拍手まで。

奥さんも脱帽と言った様相だ。

厨房から様子を見に来た旦那さんも驚いている。

まぁ、驚くよな。

もしかしてとは思ってたけど、オレも驚きだ。

ホントに食べきるなんて。

しかもまだ余裕そう。

「腹、満たされた?」

「まぁ…ボチボチ」

母さんに大量って頼んではきたけど、足りるかな…?

ちょっと心配になってきた。



to be continued.







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