雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (62)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (264)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (71)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
12位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Rise... 37





Rise... 37



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



車の中、事のいきさつを話せば呆れ顔。

「お人よし」

その通りだから言い返すこともできない。

刑事としてあるまじき行為。

犯罪を見過ごしたのと等しい行為だ。

でも…。

たぶん彼はもう大丈夫だと思うんだ。

犯罪に手を染めるような、歪んだ心を持っているようには思えなかった。

とはいえ、オレにはチャンミンみたいな力はないから勘だけど。

「もしまたあの男がその女性を襲ったらどうするつもり?」

「それは…」

その時は、マジでヤバイ。

よくて減給、悪ければ解雇されるかも。

「オレの管轄で事件起こさないことを願う」

「はぁ…」

あからさまにため息を吐かれ、なんとなく肩身が狭い。

チャンミンがせっかく教えてくれたのに、取り逃がしたようなもの。

でも…。

ちょっと、邪な気持ちもあったんだ。

もしもあのまま彼を捕まえていたらチャンミンと過ごす時間が減ってしまう。

せっかく今日は家で鍋をつつく予定なのに。

それは、嫌だ。

チャンミンと過ごす時間は誰にも邪魔されたくない。

「アレ、どうすんの?」

「燃えないゴミの日に捨てる」

「…」

今度は白い目で睨まれてるよ…。

でも、処分方法としては間違っていないはず。

誤魔化すように笑っては見たものの、引きつっているのが自分でもわかる。

「ちなみにさ…」

「…?」

「彼からどんな記憶が見えたの?」

「記憶じゃない。明確な殺意」

そんなものまで見えてしまうのか…。

知れば知るほど、怖い力だ。

「殺してやるっていう言葉が聞こえてた」

「大丈夫か?」

「何が?」

「チャンミンだよ」

オレが心配なのは彼でも彼女でもなく、チャンミン。

他はどうでもいいんだ。

チャンミンが無事ならそれで。

刑事としてはあるまじき考え方かもしれないけど。

「さっき、具合悪そうだった」

「ちょっと当てられただけ。大丈夫だよ。いつものことだし」

「いつものことじゃないだろ?」

明確な殺意を持った人間がそこら中を闊歩しているわけがない。

だから、しょっちゅう出くわすわけがないんだ。

無理をしているのは明らか。

「黒い感情は別に殺意だけじゃない。恨みだってあるし、憎しみだってある。人それぞれ。持ってない人のほうが少ない」

「だからって慣れられるものじゃない」

「…」

慣れられるわけがないんだ。

慣れてしまったら、それはきっと相手に感化されてしまった時。

それは避けなければならない恐ろしい事態。

だから、できればチャンミンにこれ以上そう言ったものに触れてほしくない。

もちろん、すべてを回避することはできないだろう。

でも、オレの目の届く範囲では、せめて。

「ユノはないの?」

「え?」

「そういう感情」

「オレは…」

どうなんだろう。

後悔だったらある。

「正直、わかんない」

「…」

ちらっとチャンミンがオレを見たのがわかった。

そして、小さく微笑んだのも。

「ユノには無縁そう」

「え?なんで??」

「お人よしだから」

それって理由になるのか…?

否定はしないけど、バカにされてるよな…?

たぶん。

でも、予感はあるんだ。

もしもチャンミンに何かあったら、オレはキレると思う。

傷つけるような奴がいたら、本気で憎む。

殺したいほどに。

それくらい、オレにとってチャンミンは特別な存在だから。

「あ、オレん家ここ」

ぼんやりしていたら通り過ぎるところだった。

自分の家なのに。

「へぇ…意外と普通」

「どんな家、想像してたんだよ」

そう告げれば、肩を揺らして笑う。

無邪気な笑顔で、楽しそうに。

ガレージに車を押し込み、買ったものを持って家の中へ。

「ただいまー」

少し声を上げれば、パタパタと足音が聞こえてくる。

「お帰り、ずいぶん早かったのね」

「ん」

ほんとはもうちょっとブラブラしててもよかったんだけど、チャンミンには悪影響だから。

もちろん、それは言わないけど。

「そちらがお友達?」

「うん」

トモダチという言葉が妙にくすぐったい。

いいのかな?って思いながらも頷いた。

「初めまして、シム・チャンミンです」

なんだ…。

普通に挨拶とかできるんだ…。

ちょっと意外。

「初めまして。自宅だと思ってゆっくりしてってね?夕飯もたくさん用意してるから」

「ありがとうございます」

礼儀正しいチャンミンってちょっと怖い。

オレがいつも雑な扱いを受けいているせいだろう。

「あ…」

しまった…。

コンビニエンスストアに寄ろうと思って、忘れてた。

話しに夢中になってしまって。

「オレ、ちょっとコンビニに行ってくるからチャンミンは…」

「一緒に行く」

「え?ホント?」

待っててって言うつもりだった。

でも、そうか。

初めての家でひとり取り残されたら不安だよな…。

冷静に考えればすぐにわかること。

「じゃあ、荷物だけ部屋に置いてくるからちょっと待ってて?」

頷いたのを確かめ、自分の部屋へと向かって猛ダッシュ。

放り投げるように荷物を置いて、すぐさま戻った。

「母さん、悪い。ちょっとコンビニだけ行ってくる」

「はい、行ってらっしゃい。気を付けてね?」

「ん」

家へ到着したばかりなのに、また外出。

今度は車じゃなくて、のんびりと徒歩で。

「猫被ったら疲れた」

なんて歩きながら言うから、思わず笑った。

気にする必要なんてないけど、やっぱり気を遣うよな…。

「いつも通りでいいよ」

「ホントに?」

オレ的には構わないけど、やっぱマズイか?

誤魔化すように笑えば、ため息が返ってくる。

「でも、ほら、夕飯の時だけだから。部屋にいる時はいつも通りで大丈夫」

「そうする」

もう肩が凝ったと言わんばかりに、腕を回したり、首を左右に動かしたり。

まだ挨拶しただけなのに。

でも、それくらいオレの前じゃ気を許してるってことだよな?

こんなことで喜ぶのはおかしいかもしれないけど、やっぱ嬉しいな…。

ホントにトモダチになれたんだって、妙に実感してしまった。



to be continued.







関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.