雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC ep.7-13

MIROTIC3.png




MIROTIC ep.7-13



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



クスコ。

そこはかつてインカ帝国の首都。

インカ帝国とは12世紀にケチュア族が建国した国が基になっている。

アンデス文明最後の先住民国家だ。

最盛期は15世紀頃。

9代皇帝のパチャクラクが有名だろうか。

在任中の33年間で国土を一千倍に拡張したものすごい人だ。

もっとも広い国土を有したのは11代皇帝ワイナ・カパックが統治していたころ。

国土は1,000,000平方キロメートルで、南北の距離が4,000キロメートル。

想像を絶するような巨大な帝国だ。

しかし、1,533年。

13代皇帝アタワルバ統治時代にスペインによって侵略されて滅亡した。

「お~い、チャンミナぁ」

「なんですか?」

「自分の世界に浸ってないで、オレにも教えてくれよ」

放っておこう。

いまはとにかく歴史に触れていたい。

この、巨大文明に。

やっぱり、インカと言えば石材加工技術。

街にも至る所に残っており、いまでも活用されているからすごい。

スペインに侵略された当時にだいぶ壊されてはしまっているが、それでもまだこうして使われているのだから。

手を伸ばして触れてみれば、タイムスリップしたかのよう。

石は面取りされていて、なのに隙間なく積み重ねられていて…。

ある種の芸術のようだ。

どうやったらこんなにも緻密な作業ができるんだ?

いまのようにパソコンでちゃちゃっと図面が作れるわけでもない。

石をカットするだけでも大仕事。

なにしろ、人の手でやらなければならないんだから。

これはもう奇跡にほど近い。

おそらく、現代人に同じことをやれと言っても絶対にできないだろう。

っていうか、そもそもやろうとも思わない。

だって、大きい石なんか、何トンあることか…。

人力で動かすなんて絶対ムリ!

もちろん下に丸太を引いて転がしながらとか、モアイ像を運んだと言われている方法とかいろいろあるにはあるけど…。

それにしたって、ものすごい労力だ。

あ…。

でも、ユノならできるかも。

「おい。なに見てんだよ」

無視したもんだから機嫌が悪くなっちゃったみたい。

子どもだな…。

って、僕も同じなんだけど。

「ユノならこの石、動かせますか?」

「は?」

目の前には僕たちの身長よりも高い石。

そして、幅は両手を広げても届かないくらい。

「ムリに決まってんだろうが」

「ですよねぇ…」

さすがにユノでもムリ。

そうなると、ユノ以上に力も体力もない僕にも当然ムリってこと。

「昔の人はすごいですね。全部、人力でやってたんですから」

「…」

もう一度目の前にある大きな石を見つめ、僕へと視線を戻す。

「確かにな。そんなこと、考えたこともなかった」

いまでこそクレーンとかいろいろあるけど、昔はあったとしてもロープくらい?

しかも天然の素材だけを使ったロープ。

どれほどの強度があっただろう。

何人がかりでこの石を積み上げたんだろう。

どれくらいの時間がかかるんだろう。

ホント、不思議がいっぱいだ。

「チャンミナって面白いこと考えんだな」

「え?」

「普通、そんなこと思わねぇだろ」

「そうですか?」

僕にとってはこれが普通。

これはどうやって作るんだろうって。

根本はずっと同じだ。

子どものころから、いまになっても。

「モアイ像って知ってます」

「それくらいはな」

「どうやって設置したかは?」

「知るワケねぇだろ?」

当然のように言い放つ。

もしかして、まだユノの時代でも解明されていないのかな…?

それとも、単に興味がないだけ?

どちらかといえば後者かな…。

だって、ユノだもん。

「いま有力なのは歩かせたっていう説です」

「は?お前、バカにしてんの?」

石の塊が歩くわけがないじゃないかと、むっとしたような表情。

ホントのことなのに…。

でも、その反応は予想通り。

「ロープをかけて、左右へ交互に引っ張るんです。すると、片側が浮きますよね?それを利用して歩かせる」

「…マジで?」

「実際、実験も行われました。あのサイズの岩を動かした動画も出てますよ?」

これはホントのこと。

あれを見たとき、感動した。

なるほど!って。

「島の中心部にある山からモアイ像を削り出して、海岸線まで歩かせて設置。途中で倒れているモアイ像もいますから、可能性としては高いと思います」

「へぇ…」

驚いているのは明らかで、切れ長の瞳が真ん丸に見開かれてる。

ちょっと可愛い。

「なぁ、チャンミナ」

「…?」

「もっといろんなこと教えろよ」

なんて言い出してくる。

ちょっと興味を持ってくれたカンジ?

それはそれで嬉しいかも。

でも…。

「嫌ですよ。自分で勉強してください」

「そんなこと言うなって。オレが勉強嫌いなの知ってんだろ?」

「だからって楽しようとするな」

「違うって。チャンミナに教えてほしいんだよ」

ものは言いようだ。

「な?」

後ろからがっちりホールドされて、男前な顔で甘えるように。

正直、嫌ではない。

だって、ユノにも同じことに興味を持ってもらいたいし。

その上でいろいろな話をしたい。

ここはこうじゃないかっていうような、互いの推測を言い合ってみたり。

すると、旅行はもっと楽しくなる…と思う。

きっと。

「同じことは2度言いませんよ?1度で覚える自信あります?」

言いなりになるのはちょっと癪だから、ちょっとイジワルな条件を付けてみた。

「もちろん。オレ、チャンミナが言った言葉は全部覚えてるし」

「気持ちワルっ」

「未来の旦那に向かって気持ち悪いとか言うなよ」

普通怒るだろってところで、ユノは笑ってやり過ごす。

もう、当たり前のことってカンジで。

「それよりほら、次行くぞ?今度はどんな授業してくれんだ?」

授業って…。

僕が先生で、ユノが生徒ってこと?

野外授業みたいな。

「そういやさ…。ナスカの地上絵ってあんじゃん?」

「うん」

「あれってどうやったらできんの?」

「拡大法を使ったんじゃないかって言われてます」

これもまだ憶測の域。

でも、技術がない時代だからこそ古典的な方法が有力だ。

「なにそれ?」

「適当な大きさの図面をまず書いて、中心点を取ってそこを起点にして放射状に原画の各点を相似拡大していくんです。比例とかを使って」

口で説明するのはなかなか難しい。

ちょうどよく落ちていた小枝を拾って、砂にお絵かき。

とはいっても、簡単に描けるものっていうことで星形にしてみた。

大体の中心点を目測で取って、大体の円を描く。

縁の幅が均等になるように。

「2倍にしたいときはこの点が、1個外側の円のここ。この点は、こっち」

「あぁ、なるほどな。そういうことか」

もちろん、ナスカの地上絵はこんなに簡単ではない。

しかし、驚くことに小学生でも描けてしまう。

まぐれとかじゃなくて、何十回も成功している例だってあるんだ。

ホント、昔の人って頭がいい。

いまの時代を生きている人間には到底ムリ。

なんでもかんでも機械に頼り切りだから。

かくいう、僕もそのひとりだけど。



to be continued.







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