雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (62)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (264)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (71)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
12位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Rise... 42





Rise... 42



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



すっかり陽が暮れてしまった。

燃えるように赤かった空は、いまや落ち着いた藍色。

白い月がぼんやりと浮かんでいる。

買ってきたビールは全部チャンミンのおなかの中。

コーラだけが少し残ってしまった。

もちろん、残りは夕飯の時に飲むつもり。

そのために残しておいたと言っても過言ではない。

チャンミンと父さんは晩酌するだろうから、オレはコーラで乾杯と。

何気に母さんも飲めるからなぁ…。

なんでオレだけ飲めないのか謎。

もちろん、飲めないわけじゃないんだけど、ものすごく弱い。

ビールだったらコップ1、2杯がいいとこだ。

甘めのカクテルで、かろうじて3、4杯かなぁ…?

でも、進んでは飲まない。

お子様と言われようがなんと言われようが、コーラで十分だ。

こっちのほうがよっぽどおいしい。

母さんに呼ばれてリビングへ向かえば、鍋がふたつ。

要望通り、大量だ。

「ホントに食べきれるの?」

「大丈夫。チャンミンなら食える」

自分のことでもないのに、なぜか自慢。

同意を求めるように振り返れば、チャンミンが頷いた。

問題ないと言わんばかりに。

「ジヘは?」

「サークルの集まりがあって遅くなるみたい。だから、先に始めちゃいましょ?」

「ん」

オレと母さんが話している間に、チャンミンが父さんと挨拶してる。

しかも丁寧に。

オレの扱いは雑なのに、とちょっと僻んでみたり。

「チャンミン」

長引きそうだととりあえず呼んでみた。

「…?」

「ここ座って」

いつもならジヘが座る席。

もちろんオレの隣。

「父さんも早く座れよ」

「なにを怒ってるんだ?ヤキモチか?」

「ちげーし」

親ってのは怖いな。

当たってるし。

チャンミンも気づいているのか、小さく笑ってる。

父さんと挨拶している時とは違う、いつもの笑い方だ。

「いっぱいあるから、たくさん食べてね?」

「はい、いただきます」

ちょっと緊張しているのか?

それとも猫被ってるだけか??

やっぱり、さっきまでと違う気がする。

オレといる時のほうが楽?

たぶん、そういうことだよな?

それは気分がいい。

またひとつ”特別”が増えたみたいで。

「なにひとりでにやけてるの?」

「にやけてないし」

なんか、いたるところからツッコミが…。

格好の標的になってないか?

チャンミンもまた隣で笑ってるし。

きっと、母さんと同じことを思ってたんだ。

「はい、チャンミン君」

「ありがとうございます」

取り皿にてんこ盛り。

しかも母さん、ものすごい笑顔だ。

「チャンミン君ってイケメンねぇ。目の保養だわ」

あ、なんかいまちょっとムカってした。

ちょっとじゃないな。

かなり。

「ユノのほうがイケメンですよ」

それは…悪くない。

うん。

イケメンかどうかは知らないけど、チャンミンにそう言われるのは。

「悪くはないと思うんだけど、どうにもお人よしすぎちゃってねぇ…。いまだに彼女のひとりも紹介してもらってないの。誰かいないの?」

「うるさい」

トモダチ以上恋人未満なら、いる。

隣に。

残念ながら”彼女”ではないけど。

チャンミン以外興味ないんだから仕方がないじゃないか。

何をするのも、チャンミンがいい。

出かけるにしても、キスするにしても。

それ以外は意味がない。

「もう社会人なんだし早くいい人見つけて、家庭持たないと。あっという間のオジサンになっちゃうわよ?」

しつこい…。

ジロリと睨みつけ、熱々の白菜をパクリ。

あまりの熱さに悶絶した。

イライラして冷ますのを忘れていた。

口を開いて手で仰いでも、まったく冷めない。

かといって噛むと熱い汁がじわっとあふれ出てきてさらに熱くなり、飲みこむこともできない。

これ、完全に火傷するパターンだ。

涙は浮かんでくるし、もうどうしよう…。

なのに、オレ以外が全員笑ってる。

「何をやってるんだか」

オレをバカにしながら父さんはチャンミンにビールを注いで、乾杯してる。

まるでオレのことなんか見えていないみたいに。

少しは心配しろと言いたい。

まぁ、心配してくれたところでどうしようもないんだけど。

なんとか飲み込んで、水をがぶ飲み。

でも、口の中はヒリヒリしてる。

「ホント、ユンホはおっちょこちょいねぇ…」

「う、うるさい…っ」

放っておいてくれと言いたい。

舌を出して冷まそうとするもそんなことで落ち着いてくれるはずもなく、ヒリヒリは継続中。

もう一度水を飲んでみたけど、効果なしだ。

はぁっと小さく息を吐いた瞬間、チャンミンが近づいてきた。

「ドジ」

オレにだけ聞こえるような小さな声で、耳元で囁く。

酷い…。

落ち込んでいるところに追い打ちをかけなくてもいいじゃないか。

睨んでみてもすでにチャンミンは元の位置。

父さんとおいしそうにビールを飲み交わしている。

しばらく見つめていると、不意にチャンミンが振り返った。

そして、小さく笑う。

オレを小馬鹿にするように。

そりゃ自業自得だし、文句は言えない。

でもさ、やっぱりちょっとくらい心配してほしいな…。

大丈夫?とかさ。

「…」

チャンミンが言うワケないか…。

だってオレ、完全にチャンミンのオモチャだもんな。

せいぜい、呆れられるくらいだ。

まだ突っ込んでくれただけマシと思うべきなのかも。

考えれば考えるほど悲しくなっていく。

やっぱ、ちゃんと確認しておいた方がいいかな…。

恋人なら恋人でもうちょっと恋人らしく。

違うなら違うで、努力しないと。

とはいえ、どう考えてもチャンミンがまともに答えてくれる気がしない。

まぁ、その時はその時だ。

聞いてみて、その答え次第で考えよう。

それが一番いい…と、思う。



to be continued.







関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.