雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 43





Rise... 43



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



まるでホントの家族みたいだ。

オレが勝手にそう思っているだけだけど。

たぶん、チャンミンはこういうの初めてなんじゃないかな…?

これは勘。

最初はちょっと緊張してるっぽかったけど、楽しんでくれてると思う。

食欲もいつも通り。

母さんがものすごく驚いてた。

きっと、余るだろうと思っていたんだろう。

しかしながら、すっからかんだ。

オレの予想通り。

「ごちそうさまでした」

シメの雑炊まできっちり全部食べきって、チャンミンが手を合わせる。

「とてもおいしかったです」

「そう?ならよかったわ」

「チャンミン君は細いのにすごい食欲だな。お酒も強いみたいだし」

ずっと食べ続け、ずっと飲み続け。

それでも顔色ひとつ変わらない。

しかも部屋でもビールのロング缶を数本空けている。

それを知ったら父さんはなんて思うんだろう…。

いまは言わないけど。

「なんか…いいですね。家族って」

そう呟いたチャンミンはどこか寂しげだった。

やっぱり、オレの勘は当たっている。

いまの呟きに父さんと母さんも感じるものがあったんだと思う。

おそらく。

「いつでも遊びにいらっしゃい。今度は…そうねぇ…焼肉でもしましょうか?」

「うん、そうしよう」

「ありがとうございます」

父さんと母さんの言葉に感謝の言葉を述べ、笑顔を浮かべる。

その笑顔は、また少しいつもと違っていた。

出逢ったころをほうふつとさせるような、幼い笑顔。

思わずときめいてしまった。

「月1とかで恒例にしちゃえば?」

チャンミンが喜んでくれるなら、オレはいつだって大歓迎。

できるならふたりきりがいいけど。

でも、一緒に過ごす時間が定期的にでも得られるなら、それは喜ばしいことだ。

「そうね。そうしましょうか?」

母さんの言葉に父さんが大きくうなずいている。

どうやらふたりともチャンミンを気に入ってくれたみたいだ。

次の約束も取り付けて、捕まる前にチャンミンの手を引いた。

ふたりだけになりたくて。

「そういえば…大丈夫だったか?」

「…?」

「器受け取るとき、母さんに触らなかった?」

「あぁ…一応、器だけ取ったから。でも、ちょっと見えちゃったけど」

さすがに手袋をするのはまずいだろうと、チャンミンは素手でリビングへと向かった。

「それに…ここは大丈夫」

「ん?」

どういう意味だ?

見えたって言ってるんだから、オレみたいに特殊な体質なわけじゃないよな?

「お母さん、ホントにユノの心配してるみたい。結婚、早くしてほしいっぽいけど?」

「する気ない」

「なんで?」

「だって、オレが好きなのはチャンミンだから」

いいタイミングだと思った。

確かめるために。

部屋へと入り、扉を閉め、チャンミンを見つめた。

「男同士で結婚はできないだろ?」

「まぁ、現実的にムリだね」

好きだって言ったのに、何食わぬ顔。

素知らぬ風でベットに腰を下ろして足を組む。

遠回しに言ってもダメらしい。

なら、ちゃんと言わないと。

伝えないと。

「なぁ、チャンミン。チャンミンの気持ち、教えてくんない?」

「…」

「オレは、チャンミンが好きだ。トモダチになりたいってのもホントだけど、できるなら恋人になりたいって思ってる。だから、チャンミンにもオレと同じように、オレを好きになって欲しい」

言っててなんだけど…オレって欲張り。

最初は謝りたい、次に許してほしい。

トモダチになりたいって言って、今度は恋人になりたいって。

どんどん夢が大きくなっていく。

チャンミンがオレだけに心を開いてくれるから、どんどん貪欲になってしまうんだ。

たぶん、オレの本音を言えばチャンミンをオレだけのものにしたい、ってとこだろうな。

でも、さすがにそれは言わない。

だって、どれだけ好きでもチャンミンはものじゃない。

決してオレのものにはならない。

そう、わかっているから。

「チャンミン」

頼むから、はぐらかさないでほしい。

これだけは。

あとはいくらでもオレで遊んでいいから。

何言ってもいいから。

「ユノと一緒にいるのは楽だし、楽しい」

「うん」

それはこの前聞いた。

でも、聞きたいのはそこじゃない。

促すように見つめていると、ふっと口端に笑みが浮かぶ。

その笑みは、どこか困っているようだった。

「正直、よくわからないんだ」

「わからない?」

「こんな体質だから、人との接触を極端に少なくしてきた。好きとか嫌いとか言う以前の問題」

「えっと…」

それは、どっちだ?

オレはフラれるのか?

いや、この場合フラれるってのも少し語弊がある。

チャンミン自身、わかってないってこと?

「ちなみにさ…恋人になったらどうなるの?」

「え?」

どうなるって…どうなるんだ?

聞いておいてなんだけど、明確なものがない。

「えっと…つまり、アレだ。お互いの家行き来したりとか、休みの日にデートしたりとか、キスしたりとか…」

「それ、いまと変わんなくない?」

仰る通り。

言っててオレも思った。

「でも、トモダチじゃキスとかセックスはしないぞ?」

そう告げればまた笑われた。

必死すぎ?

けど、ホントのこと。

悩んでいると、不意にチャンミンの顔が近づいてきた。

息が触れるくらいの距離に。

妙にドキドキして、なのに目が離せない。

「な、んか…ついてる?」

「…」

凝視され、息苦しさを覚えるほど。

その息苦しさから解放されたのは、チャンミンが小さく笑った瞬間だった。

なんだ?

笑われる理由がわからない。

「チャンミン…?」

「帰る」

「え!?答えは!?」

「保留」

そんな…。

断られはしなかったけど、恋人にもなれず。

やはり中途半端。

保留って言われたけど、いつまで?

生殺しだ…。

「ユノ、送って」

「え、あ、うん…」

今日1日で、一番落ち込んでるかも。

なんか、死刑宣告を待っているみたい。

焦り過ぎなのかもしれないけど、いますぐ答えが欲しい。

どっちつかずのままじゃ頑張ることもできないし。

この状態、結構ツライなぁ…。



to be continued.







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