雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 44





Rise... 44



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



全然テンションが上がらない。

挨拶を終えたチャンミンをバイクの後ろに乗せて、走り出してからも。

ヤバイなぁ…。

かなり引きずってる。

このままじゃ明日の仕事に支障が出るんじゃないかっていうくらい。

基本的にオレは切り替えが早い。

ある程度のことは。

でも、今日はムリだ。

奈落の底に突き落とされたかのような。

しかも深くて、もがいてももがいても抜け出せないような…。

なんて考えているうちにチャンミンの家に到着。

そのまま帰ろうとしたら、おもむろにヘルメットを脱がされた。

当然のようにエンジンを止めて、カギを引き抜いて。

「え?え??え???ちょ…っ、チャンミン!」

新手のイジメか?

追いかけるように慌てて階段を駆け上がる。

「チャンミン!カギっ」

カギがなければ帰れないし、明日の通勤手段もなくなるし。

いや、その前にいったいなんなんだ?

意図が読めない。

振り返りもしないチャンミンを追いかけて部屋へとたどり着いた。

今日は寄らずに帰るつもりだったのに。

「チャンミン。カギ、返せよ」

「…」

告げれば指先でカギを持ち、ゆらゆらと揺らす。

まるで取ってみろと言わんばかりに。

手を伸ばして取ろうとすると、逆に腕を引かれた。

ぐるりと視界が回転。

気づけば何か柔らかいものに倒れ込んでいた。

しかも、真上にチャンミンの顔。

いったい何がどうなった?

「なんか、勘違いしてない?」

「へ…?」

突然のことに思考回路が停止状態。

なんだ?

なにがどうした??

茫然としていると、深いため息が聞こえてきた。

呆れたと言わんばかりの。

「場所を替えたかっただけ」

「ば、しょ…?」

「ユノの家じゃ何もできないじゃん」

何もって、何するつもりだ?

っていうか、この状態はなんなんだ??

「試したいんだけど、いい?」

「試す、って、なにを…」

「試すことなんかひとつしかないし」

マジで言ってんのか…?

いや、待て。

ちょっと冷静になれ。

「いいよね?」

聞いておきながら、有無を言わせない空気。

本気…?

オレ、抱かれちゃうカンジ?

まだ恋人にもなれていない中途半端な状態なのに?

いや、まずはそこだ!

根本的に間違っている。

身体じゃなくて、気持ちが先だろう?

オレは真剣にチャンミンが好きで、まじめに付き合いたいと思ってるんだから。

「ストップ!」

「…?」

ものすごく不機嫌そう。

眉根を寄せて、いぶかしむような眼差しで、小さく首をかしげて。

「できるかできないかじゃなくて、重要なのは気持ちだからっ」

「それはわからないって言った」

「…」

確かに、言われた。

で、トモダチと恋人は何が違うのかって聞かれて…。

結果が、これか。

ということは、だ。

オレの言葉に端を発しているってことだな?

つまり、自分で撒いた種。

この状況を収束させるには、チャンミンを納得させなければならない。

できないなら、甘んじて受け入れろと。

さぁ、どうする?

茫然と見つめ返すしかなくて、言葉も出てこない。

バカみたいにぽかんと口が空いてるだけで。

「と、とりあえず、いったん落ち着こう!な?」

覆いかぶさるチャンミンを押しのけるように起き上がり、転がされたソファへと座った。

無意識にチャンミンと距離を取って。

どうしようかと悩んでいると、チャンミンの手が頭の上に載ってくる。

ぐりぐりと撫でられて、これじゃまとまるものもまとまらない。

でも、嫌ではないからそのまま。

困ったぞ…。

好きって、感覚的なものだからどう噛み砕けばいいのかわからない。

オレだってなんとなく気づいたってだけ。

タイプって聞かれて、あーだこーだと挙げていくと、大体チャンミンみたいな容姿。

だから、オレのタイプはチャンミンなんだと。

オレはチャンミンが好きなんだと。

でも、人を好きだと認識するにあたって、明確なプロセスはない。

単なる一例というだけで。

こればかりはチャンミンに考えてもらうしかないわけで、チャンミンしか答えを知らないわけで…。

ほら、もうぐちゃぐちゃだ。

まとまりゃしない。

「ユノ」

名を呼ばれ、反射的に振り返れば思いがけず唇が重なった。

またキスしちゃったよ…。

恋人にもなれてないのに、さも当然のように。

「グチャグチャ考えるの面倒くさくない?」

「面倒かもしれないけど、オレは気持ちのないセックスはしたくない」

身体だけってのもアリだとは思う。

でも、オレは嫌だ。

好きじゃない人としたくない。

頭が固いと言われようが、マジメだと言われようが。

「じゃあ…とりあえず抱き枕になってよ」

「は?」

なんでいきなりそんな話になる?

チャンミンの思考回路についていけない。

ぽかんとしている間にずるずるとベットに連れて行かれ、転がされた。

起き上がる間もなくチャンミンが覆いかぶさってきて、気づけば雁字搦め。

ホントに抱き枕状態。

いったい、これはなんなんだ?

「なんか…ユノとこうしてると落ち着く」

かすかに聞こえるくぐもった声。

そういえば、昼間もこんなカンジだったな。

これが当たり前であるかのように。

もしかして、寂しいのか…?

普段は誰に触れることもなく、ひとりで過ごしているチャンミン。

人のぬくもりを感じるということは、容易いことではない。

唯一できるのがオレだ。

「まぁ…チャンミンがそうしたいなら、いつでも抱き枕になってやるよ」

そう告げれば、目を伏せたまま小さく笑う。

無言のままぎゅっと抱き着いて、猫のようにすり寄ってきて。

複雑だけど、悪い気はしない。

それどころかちょっと幸せを感じてしまう。

でも、このまま中途半端にしとくわけにもいかないから考えないとな…。

っていうか、頑張ればいいんじゃないか?

チャンミンに好きになってもらえるように。

自覚してもらえるように。

うん。

なんか、そんな気がしてきた。



to be continued.







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