雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 45





Rise... 45



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



気づけば寝落ちしていた。

いま何時だ?

時計を見やればすでに午後22時。

さすがにそろそろ帰らないと。

明日も仕事だし。

「チャンミン」

黙って帰るのもおかしい気がして、いまだオレを拘束しているチャンミンを呼んだ。

「ん…」

一瞬顔をしかめ、緩めるどころかオレを抱え直す。

これじゃ余計に抜け出せない。

「チャンミンってば」

起こすのは可哀想だけど、仕方がない。

身体を揺さぶって、何度も名前を呼んで。

でも、全然起きてくれない。

いったいどうしたらいいのやら…。

「うるさい…」

ぼそっとそう言われ、思わず口を噤んだ。

いやいや、そうじゃないし。

起きてくれないと、マジで困る。

「オレ、そろそろ帰らないとだから、な?」

「泊まってけばいい」

なるほど。

って、また納得しかけて否定した。

着替え持ってきてないじゃん、って。

「ダメだって」

できるなら泊まっていってしまいたい。

それは本心。

でも、明日のことを考えるとそうもいかない。

「…」

「チャンミン」

根気よく訴え続けていると、不意に腕が緩んだ。

そのまま回転し、オレに背を向ける。

好きにしろと言わんばかりに。

それはそれで悲しいわけで、身体は自由になったもののベットから出られない。

「寂しい?」

気づくとそう問いかけていた。

問いかけたところでチャンミンが素直に答えるはずはないとわかっているのに。

手を伸ばして頭を撫で、気づかれぬよう覗き込む。

ちょっと不貞腐れ顔。

そんな顔されたら帰りにくくなるのは当然のこと。

どうしたものか…。

着替えさえあるなら泊まっていっても全然構わない。

30分くらい早起きして、一度家に帰る?

あ、母さんにも連絡しないとだな。

うん、そうしよう。

できるならオレももう少しチャンミンと一緒にいたいし。

結構、名案じゃん。

それならばと、携帯電話を取り出した。

電話帳を開いて自宅へと電話をしようとした矢先、玄関の方から物音がした。

ドンドンという扉を叩く音。

なかなか激しい。

「チャンミニひょ~んっ」

聞き覚えのある声だ。

確か、初めて下の事務所を訪れた際、対応してくれた人。

テミン…って言ったか?

起きるそぶりのないチャンミンに代わって玄関へと向かい、扉を開いた。

「はい」

「あれ~?確か…ユンホさん?」

「えぇ、まぁ」

「うわぁ…珍しい。チャンミニひょんが誰かを部屋の中に入れるなんて」

そうなんだ…。

珍しいんだ…。

「チャンミニひょんは?」

「いま寝てて…」

「ウソーっ」

なんなんだ?

その驚きようは。

確かにちょっと早いかもしれないけど、夜に寝るのは当たり前。

どちらかといえば、こんな時間に訪ねてくる方が根本的に間違っている。

「これは一大事!ミノひょんに報告しなきゃ」

「…」

いったいなんなんだ…?

この生き物は。

キャピキャピとまるで女子高校生よう。

オレがもっとも苦手とする種類の人間だ。

「へ~…ふ~ん…」

「あ、あの…」

ほぼ初対面に近いと言うのに、ジロジロ。

ものすごく不躾で、感じが悪い。

「お兄さん、カッコイイね!」

「は?」

「いま恋人は?どこに住んでるの?年齢は??」

な、なんなんだ…?

一見性別不明な可愛い顔しているくせに、押しが強い。

「ねぇねぇ、僕なんかどう?」

いったいどうしたら…。

もちろん断るつもりなんだけど、その隙をくれない。

矢継ぎ早にまくしたてながらじりじりと追い詰めてくる。

その時だった。

にょきっと細長い腕が伸びてきた。

かと思えばずしっと、何かがのしかかってくる。

突然のことに倒れそうになりつつもかろうじて堪え、踏みとどまる。

「い…っ」

ほっと息をついたのもつかの間。

首筋に思い切り痛みが走った。

「これ、僕の」

耳元で聞こえる声。

声で誰だかはわかった。

いや、考えるまでもなくひとりしかいないんだけど。

そしてテミンと言えばぽかんとした顔。

驚いているのは明らかだ。

「チャンミニひょん、素手で触ってる…」

ぽつり、そう呟いたかと思えばなぜか逃げ出していく。

脱兎のごとく。

いったいなんなんだ?

混乱していると、再びテミンが戻ってきた。

ミノの手を引きながら。

「ほら!」

「…」

オレを指さし、自慢げにそう告げる。

ミノはと言えば、先ほどのテミン同様ぽかんとした顔。

しかし、それはゆっくりと変化していった。

怒りをあらわにしたものに。

「なんの用?」

ミノの表情に気づいているだろうに、いつも通りの声音。

「あ、そうだった!あのね、所長から伝言。明日、また警察から依頼があったから朝一で行って、だって」

「わかった」

端的に応じて、そのままベットへと戻っていく。

用はないと言わんばかりに。

「チャンミニひょん、おやすみ~」

テミンもまたミノの様子に気づいていないのか、来た時と同じく手を引いて去っていく。

いつの間にか、オレだけが玄関に取り残されていた。

「…」

とりあえず、カギを閉めよう。

それからチャンミンの元へと向かう。

背を向けて、膝を抱えるように小さく身体を丸めたその姿。

「チャンミン、もうちょっと詰めて?」

そう声を投げかければ、かすかにチャンミンが振り返る。

面倒くさそうな顔。

できた隙間に身体を滑り込ませ、そっと背中に寄り添った。

「帰るんじゃなかったの?」

「泊まってって、明日の朝帰ることにした」

「ふぅん…」

気のない返事。

でも、チャンミンは喜んでいるような気がする。

たぶん。

「あ…」

母さんへの連絡忘れてた。

ポケットから携帯電話を取り出し、SNSを送る。

チャンミンの家に泊まってくるってそれだけ。

そのまま携帯電話をまくら元に放り投げ、目を閉じた。

「おやすみ」

そう告げれば、チャンミンの身体がまた回転する。

寄り添っていた背中は反対方向。

長い手足が絡み付いてきて、手はオレの頭を抱えるようにして。

「おやすみ」

どうやらこれがチャンミンのベストポジションらしい。

さっきと同じ態勢だ。

問題はないとそのまま目を閉じた。

すると、意識は深い眠りの淵へと吸い込まれていく。

緩やかな坂を下るように…。



to be continued.







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