雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (62)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (264)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (71)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
12位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Rise... 50





Rise... 50



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



隠し扉の向こうには、小さな部屋があった。

そこにはマスクや靴などが、まるでミュージアムのように展示されている。

しかも、それぞれに日付が記載されていた。

日付とはすなわち、犯行が行われた日。

これほどに確かな物証はない。

「ユノ、鑑識を呼べ」

「わかりました」

「それが終わったら、彼らを送り届けてくれ」

「はい」

これ以上チャンミンたちがここに留まるのはマズイ。

うちの署の人間はほとんどチャンミンの協力があることを知っているが、公ではない。

万が一、他の所轄の人間や本部の人間が来ないとも限らないし。

とりあえず鑑識へと連絡し、応援を頼んだ。

そして、チャンミンを振り返る。

「チャンミン、ありがとな?」

「別にユノに頼まれたわけじゃない」

「そうだけど、チャンミンのおかげで事件がすげぇ進んだ」

これで言い逃れはできない。

それくらいの物証だ。

チャンミンを巻き込みたくないとは思うが、チャンミンなしに見つけるのは不可能に近かったと思う。

誰だってそうだろ?

一般家庭にに隠し扉があるなんて想像しないはずだ。

「行こう?送ってく」

「ユノは?」

「オレも戻るよ。鑑識作業の邪魔になるし」

どういう風に作業を行うのかは気になるところだが、致し方ない。

いまはチャンミンを現場から逃がすのが先決だ。

「ほら、行くぞ?」

促せばゆっくりと歩き出す。

長い足で。

「あ、チャンミン。手袋」

これでいいのか?

悩みつつも預かっていた軍手を差し出した。

「つけて」

「え?」

「いいから」

差し出された手。

それくらい自分でしろと言いたいところだけど、甘えられては嫌と言えない。

どちらかと言えば、可愛いなぁ…って。

「しょうがねぇなぁ…」

顔が緩んでいるのはもうどうしようもない。

軍手を嵌めてやれば、チャンミンの顔にほんの少しだけ笑みが浮かんだ。

当然のことながら、ミノは面白くなさそうだ。

「これでよし。行くぞ?」

今度は異論ないようで、足取り軽く階段を下りていく。

器用に、手はポケットへ詰め込んだままに。

来た時同様、助手席へと身を押し込んだチャンミン。

後ろではミノは不満気な顔で鎮座している。

「チャンミニひょん」

「…?」

「なんでこの人に触れられるの?」

もしかしたらずっと聞きたかったのかもしれない。

聞くタイミングがなかっただけで。

「ユノからは何も見えない。だから触れる」

「え?」

大きな目がさらに大きく見開かれている。

いまにも零れ落ちそうだ。

それくらいの驚きなんだろう。

「ホ、ホントに?何も見えないの?」

「うん」

さっき嵌めてやった手袋を外して、またオレの頭の上。

人に触れられることが嬉しいのかもしれないけど、やっぱり頭の上はどうかと思う。

まぁ、やめろとは言わないけど。

「ユノは特別。唯一僕が”普通”でいられる」

「…」

それは嬉しいけど、かなりヤバイんじゃ…?

バックミラー越しに後部座席を見やれば案の定。

般若のような顔をしたミノがいる。

マジで怖い。

もちろん、気づかぬふりを通すけど。

「ユノ」

「ん?どうした?」

「おなか減った」

それは、オレにどうしろって言うんだ…?

意図が見えず、ちらりとチャンミンを振り返った。

「ランチ」

「え?オレ、まだ業務中なんだけど?」

「僕が言ったって言えば怒られない」

まぁ、確かに。

それは言えているかも。

「僕が連れてくんでいいです。とりあえず署まで…」

「ユノ、そこの定食屋」

ミノの言葉を遮るように、チャンミンがすぐそこにある定食屋を指差した。

いいのか…?

たぶんミノはチャンミンとふたりきりで食事に行きたいはず。

でも…。

「ん、わかった」

ふたりきりになんかさせるもんか。

ミノが女なら諦めるかもしれないけど、生憎男。

ならば負けるつもりはない。

オレだってチャンミンのこと好きなんだから。

駐車場に頭から車を突っ込み、停車させる。

足取り軽く店内に入っていくチャンミンを追いかけ、オレもまた定食屋へと足を踏み入れた。

その後を渋々と言った具合にミノがついてくる。

まだ昼時には早いこの時間。

店内は貸切状態だ。

何にしようかと悩みながらも、オレは味噌チゲを注文。

チャンミンはといえばツナキムチチゲと海苔巻きと餃子とトッポギ。

しっかり朝ごはんを食べたのにものすごい食欲だ。

「ユノ」

「ん?」

「今日は何時に仕事終わる?」

「どうかな…」

なにしろいままさに事件が動いている。

何もなければ18時くらいには上がれるだろうけど、なんとも言えない。

「終わったらメールする」

「ん」

応じて、終わり。

おいおい。

いったい何がしたいんだ?

メシを食いに行くとか、泊まるとか、いろいろあるだろう?

それによってはオレも準備ってものがある。

「今日は何すんだ?」

このままにはしておけないので、そう尋ねてみた。

とりあえず。

「夕飯作る。昨日のお礼」

それはつまり…チャンミンの手料理ってことか?

たぶんそういうことだよな?

「チャンミニひょん、僕も行っていいですか?」

「やだ」

キッパリ、バッサリ。

ちょっと可哀想に思えてくる。

ライバルといえばライバルなんだけど。

ショックを隠し切れないミノをそのままに、運ばれてきた前菜へと手を伸ばす。

これ、放っておいていいのか…?

かなり気まずい。

しかもショックをオレへの怒りにすり替え始めてるよ。

なんかオレ、いつかミノに殺されそう…。



to be continued.







関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.