雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 51




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



チャンミンは完全にミノを無視し、ミノはオレを無視。

妙な雰囲気でひとつのテーブルを囲っている。

せっかくのおいしい食事なのに、もったいない…。

微妙に進まない。

チャンミンだけはいい食べっぷりだけど。

ミノなんか、いまにも泣き出しそうだ。

とはいえ、オレがどうこうすることはできない。

声をかけようもんなら逆にキレられそうだ。

だから、さわらぬ神に祟りなし。

「ユノ」

「ん?」

「味噌チゲ、1口ちょうだい」

「ん」

普通にそんなやり取りをしてた。

火に油を注ぐ行為だと気づいたのは、器を差し出した直後。

様子を窺うようにちらりと見やればやっぱりだ。

ものすごい目でオレを睨んでる。

気づかぬふり、気づかぬふり。

「ユノも食べる?」

「いいの?」

「ん」

また普通にやり取りをしてハッと気づく。

いまはふたりきりじゃないのに、どうしてもふたりきりな気がしてしまって…。

とりあえずチャンミンが注文したツナキムチチゲを1口。

「辛い…」

「お子様」

また言われた…。

辛いけど、食べれないほどじゃないぞ?

もちろん好んでは食べないけど。

「海苔巻きは?」

「食べる」

口直しと海苔巻きを1口。

うん、うまい。

オレにはこっちのほうが合っている。

たとえお子様と言われようが。

「これ、うまいな」

味がしっかりしてて、メチャクチャうまい。

「頼めば?余ったら食べるし」

「そうする」

たとえ食べきれなくてもチャンミンが食べてくれるなら問題ない。

海苔巻きをもう1皿追加し、とりあえずと味噌チゲについてきたご飯をかき込む。

さほどおなかは空いてなかったはずなんだけど、驚くくらいに入っていく。

不思議なもんだ。

30分後、頼んだ料理はすべて胃袋の中。

おなかいっぱいだ。

膨れたおなかをさすり、ふぅっと息をつく。

チャンミンはまだ余裕そうで、水を静かに飲んでいた。

ちょっと食休みして、再び車へと乗り込んで警察署へと向かう。

「コーヒー」

到着するなりチャンミンがコーヒーをご所望。

食後にはかかせないらしい。

先ほど同様コーヒーを入れて差し出した。

オレはコーラ。

おなかいっぱいなところに炭酸を詰め込んでるから、ちょっと苦しい。

でも、好きなんだよな…。

コーラ。

「これからどうすんだ?」

問いかければ、チャンミンが初めてミノを見た。

「今日はあと夕方に1件仕事が入ってる。それでおしまい」

「だって」

マネージャーか…?

でも、確かに謎なんだよな。

はっきり言って、儲かっているようには見えない探偵所。

なのに従業員は所長も合わせて4人。

ちゃんと給与は支給されているのか…?

大半が警察からの仕事らしいけど、そうそう毎日あるものじゃない。

とても4人分の給料を賄えているとは思えない。

はっきり言って謎だ。

「じゃあ…とりあえず終わったら連絡するから、家で待っとけよ?」

「そのつもり」

つもりっていうのはどういうワケだ?

出かけるかもしれないってこと?

まぁ、カギを持ってるから締め出されることはないけれど。

ゆっくりとお茶をして、見送るために廊下を歩いていると前方からあの事件の容疑者が歩いてきた。

オレを認めると、薄く笑みを浮かべる。

勝ち誇ったようなその笑み。

でも、それが消えるのも時間の問題だ。

確かな物証が手に入ったのだから。

おそらく、それを元に事情聴取が行われるのだろう。

見送ったら立ち会うとしよう。

どんな反応をするのか気になるし。

「…」

ふと、チャンミンが足を止める。

そして、じっと容疑者の男を見つめた。

「どうした?」

「…」

問いかけてみたものの、反応はない。

ただ容疑者を見つめるばかり。

通り過ぎる容疑者を見えなくなるまで見つめ、チャンミンはオレを振り返った。

「アイツ、ヤバイ」

「え?」

「狂気がダダ漏れ」

ぼそっと呟かれたその言葉。

確かに、その通りだ。

何人もの被害者を生んでいるのだから。

「あの家の持ち主だよね」

「…」

頷きかけて、思いとどまった。

もちろんチャンミンには見えているわけで、隠しても仕方ないのかもしれないけれど。

それに、チャンミンのおかげで事件が解決しそうなワケだし。

「気を付けて」

「…わかってる」

オレが直接何かをすることはない。

ただ、捕まえたのがオレっていうだけで。

その後の事情聴取とかは別の人がやってくれているし。

それに、証拠が見つかったんだから禁固刑は間違いない。

1件だけで未遂っていうなら示談の可能性もあるけど、わかっているだけで2ケタに上る。

間違いなく実刑が言い渡されるだろう。

もちろん、判決までは時間がかかるだろうけど。

「じゃあ…後でな?」

「連絡」

「わかってる。ちゃんとするよ」

ならいいと頷き、ミノとともに去っていく。

一瞬振り返ったチャンミンに手を振り、そっと息をついた。

早く仕事切り上げないと。

チャンミンを待たせたくはないし。

あ…。

帰り、手袋買ってってやろうかな…。

いつまでも軍手じゃおかしいし。

まぁ、家に帰ったら替えるかもしれないけど。

とりあえずあげてみるか。

もしかしたら喜んでくれるかもしれないし。

食事とかもいいんだけど…なんとなく、身に着けるものを贈りたい。

「…」

気づくとチャンミンの歯形が刻まれた首をなぞっていた。

いまは絆創膏に隠されているそれを。

これの代わりだ。

しかし…歯形、どれくらいで消えるかな…。

さすがにずっと絆創膏をしているわけにもいかないし、こんなところに絆創膏をしているのもおかしい。

ワイシャツに隠れない絶妙な位置につけられているから余計に。

「困ったな…」

そう言いながら、笑っていた。

一応これでも困ってはいるんだぞ?

ちょっと嬉しいが混ざっているだけで。

まぁ、そう思うこと自体がおかしいのかもしれないけど。



to be continued.







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