雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Rise... 58





Rise... 58



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんでだろう…。

自分自身、不思議だと思う。

あの日、ユノに裏切られ、僕は死を意識するほどの暴行を受けた。

終わりのない苦痛と恐怖。

死んだほうがましだと思いながらも、死にたくないと思う。

そんな相反する感情に支配され、かろうじて生き延びた。

いや、生き延びたっていうんだろうか…。

考えれば考えるほどに謎。

もしもあの時、所長が通りかかってくれなかったら、拾ってくれなかったなら、間違いなく死んでいた。

生き延びたと言うよりは、命拾いをしたというカンジだ。

しばらくは記憶もあやふやで、自分の名前さえ思い出せなかった。

死に直面したからなのか、厄介な力が身についていて…。

最初はホントに苦労したな。

コントロールの仕方がわからなくて、現実なのか一方的に見えたものなのか判別がつかなくて。

何度も失敗をやらかした。

気味悪がって、そのうちひとりになった。

寂しかったけれど、避けられるくらいならそれでいいと思った。

僕は、人と相いれない。

誰と関わることもなく、触れることもなく、独りで生き、独りで死んでいく。

それが僕に与えられた運命なのだと思った。

ユノに再会するまでは。

まぁ、ひとりとはいえトモダチと呼べるような人はいた。

ミノとテミン。

孤児院の出身で、他の人たちと違ってなぜか僕に寄ってくる。

すごい、と言って。

何がすごいのかはわからない。

僕にとっては”いらないもの”という認識しかなかった。

だって、邪魔でしかない。

こんな力があるばかりに僕は孤立していたのだから。

とはいえ、ふたりの存在は僕にとって救い。

ふたりといるとき、独りじゃないと唯一実感できる。

ある種では特別。

でも、やっぱり違うんだ。

一見トモダチのようではあるけど、違う。

見えない壁があるかのように。

普通の人が、トモダチと接するようにはいかない。

決して。

たとえトモダチでってもプライバシーというものがある。

触れることで記憶などが見えてしまう僕にとって、一番厄介な問題。

ゆえに、トモダチのようではあるが、トモダチではない。

妙な疎外感。

それが常に付きまとっていた。

しかし、ユノとの再会がそれを変える。

最初は怒りしかなかった。

僕を見捨てた、僕を裏切った、と。

でも、あの状況で、逆の立場だったら…?

おそらく、僕も同じ行動をしていただろう。

間違いなく。

だから、がむしゃらに責めることはできない。

とはいえすぐに許せるものでもない。

こみあげる感情を抑えきれず、辛く当たってしまった。

いや、大人気ないと言ってしまえばそれまでだけど、当然の心理だとは思う。

なにしろ、ユノのおかげで僕は死にかけたんだから。

とりあえずは助かったけど。

でも…知れば知るほど、気になる。

泣きそうな顔で謝ったり、辛く当たってるのに必死に付きまとって。

しかも、話してる途中でひったくり犯捕まえちゃって、その間にバイクを盗まれて。

間抜けというか、なんというか…。

気づけば、怒りなんかどっかに行ってた。

それどころか興味を覚えた。

できれば、あのころに戻りたいとも思った。

けど、できない。

この変な力がある限り。

邪魔だな…。

できればなくなってほしい。

そう願っていた矢先、ユノがいきなり僕へと抱きついてきた。

咄嗟に抱きとめてしまい、ヤバイと思ったのもつかの間。

ありえないことが起こった。

記憶が、見えてこない。

こんなことは初めて。

もしかして、願いが通じたのか?

確かめるべく2階の事務所へと向かい、適当なものに触れてみた。

しかし、残念なことになくなっていない。

ということは、ユノにだけ力が及ばないということ。

瞬間、特別になった。

いや…違うな。

別格だ。

認識すると同時に、もっと話したいと思った。

もっと知りたいと思った。

そのためには時間が足りない。

触れていればもしかしたら何かわかるかもしれないと思って、記憶をつかさどる脳に一番近い頭に触れる。

もちろん、見えてこない。

意味のない行為だけど、思いのほか触り心地がよくてやめられない。

気づくとクセになっていた。

ある種の精神安定剤のよう。

ユノも最初は戸惑っているみたいだったけど、いまはもう何も言わない。

されるがままだ。

嫌がらないならと継続中。

仕事に行ってしまったから、数時間は触れないけど。

「チャンミニひょん」

「…?」

「あの人のこと、好きなの?」

「わかんない。でも、特別」

好きっていう感情はやっぱりよくわからない。

でも、ユノの説明からすると、好きっぽい気がする。

「なんで…」

理由なんてわかるわけがない。

でも、きっかけは間違いなく僕の力がユノには及ばないから。

それに尽きる。

わからないっていうのは、いい。

ホントに。

知らないことを、知らないままにしておける。

これほどに素晴らしいことはない。

だって、僕によくしてくれる所長だって実のところ、僕を金儲けの道具としか見ていない。

テミンとミノは確かに僕をトモダチとして認識はしてくれているようだが、やっぱり僕には違うんだ。

かといって、ユノがトモダチかと問われると、なんか違う気がする。

別格という言葉がやはり一番ふさわしい。

これが好きってことなのかな…?

よくわからないけど。

でも、そうと言われればそんなカンジもする。

なにしろいままで意識的に避けてきた感情だけに、自覚するのは難しい。

だって、誰かを好きになるなんて、考えもしなかったから。

「…」

なんだろう…。

いまさっき別れたばかりなのに、もう逢いたくなってる。

触れたくなってる。

これ、思った以上に厄介な感情かも。

でも…楽しい。

「負けないから…っ」

ユノのことを考えていると、不意にそんな声が聞こえてきた。

すっかり、ミノがいることを忘れてた。

「オレだってチャンミニひょんのこと好きなのに…。アイツよりずっと前から」

先に好きになったからと言って、優先順位があるわけじゃない。

ユノは僕を好きで、僕もたぶんユノが好き。

それがすべてだ。

たとえユノに再会することがなかったとしても、ミノを好きになることはない。

ミノは、触れてはいけない人。

僕にとっての特別じゃない。

「絶対、諦めない」

「別に諦めろとは言わないけど、応えられない」

それだけははっきり言っておかないと。

「特別は、ユノだけだから」

もしかしたら他にもいるのかもしれない。

力の及ばない人が。

でも、僕はユノがいてくれればそれで十分。

他にはいらない。

さて…。

買い出しに行かないとだ。

今夜は何を作ろうかなぁ…。



to be continued.







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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

初のチャンミンサイドで、完全玉砕(笑)
ホント、不憫(>_<)
ま、仕方ないんですけどね~www

そりゃチャンミン君、わかっちゃってるでしょう?
ユノ様の気持ちが見えるようになっちゃったらどうなるのか…。
それはチャンミン君のみぞ知るってコトで(´∀`*)ウフフ
しかし…チャンミン君ってば、ベタ惚れですな♡

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