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雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

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Weep 37





Weep 37



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



こういう時に限って、電話がつながらない。

必要のないときはしょっちゅうかかってくるクセに。

もしかして避けてる…?

その可能性は否めない。

なにしろ、かなりご立腹みたいだ。

比較的温厚な父親が、自宅謹慎を命じるくらいだからな…。

それくらいのことをしでかした。

いま考えればバカなことをしたと思う。

でも、あの時は最善の方法だと思っていた。

チャンミンを守るために。

けれど、それは徒労に終わってしまったけど。

オレのせいでまたチャンミンは傷ついてしまった。

おかげで覚悟ができたんだ。

オレがチャンミンを守らなければならないんだ、って。

突き放すではなく、誰よりもそばで。

「…出ない」

「きっと仕事中なんだよ」

確かにそうかもしれない。

でも、なんか違う気もする。

意図的に出ないんじゃないかって。

「それに、ほら…まだ動けないし」

いまは動けなくても、動けるようになったら行ってしまう。

オレをひとり残して。

買い物くらいって思うかもしれないけど、嫌なんだ。

一緒にいたい。

四六時中、片時も離れずに。

「…」

悶々とする。

でも、チャンミンの作ってくれたいちごヨーグルトスムージーを飲めば少し絆される。

とりあえずとチャンミンを腕の中に閉じ込めて、香りに酔いしれながらスムージーを飲む。

なんか幸せ…。

そしてせっかくのヨーグルトスムージーも飲み終わり、ソファの上でだらだら。

相変わらず、連絡は取れない。

折り返しもない。

ひとりで動けるようになってしまったチャンミンはキッチンで片づけ中。

このままじゃホントにひとりで買い物に行ってしまう。

もう一度かけてみたが、無機質なコール音が流れるのみ。

「はぁ…」

「つながらない?」

「…」

チャンミンの問いかけに頷き、またため息を吐く。

ため息を吐くのは嫌いなんだけど、つい出てしまうんだ。

思い通りに行かないがゆえに。

「そう…」

もう、行く気だ。

こればかりは仕方ないか…。

身から出た錆び。

それに、外では恋人として振舞うこともできない。

どこで誰が見ているかわからないから。

だから、チャンミンが帰ってくるのを待っていたほうがいいのかも。

「どんくらいで帰ってくる?」

「1時間くらいかな…?」

「…わかった」

ホントは、イヤだ。

ものすごーく、イヤだ。

でも、どうすることもできない。

「ふて寝してるからその間に行ってきて」

ただ待っているだけは寂しいから、寝てしまえばいい。

そうすればあっという間だ。

寝れれば、だけど。

「すぐ帰ってくるね?」

「ん」

いつもとは違い、ラフな服装。

薄手のコートを羽織り、チャンミンはまだ少し足を引きずるようにしながら部屋を出て行った。

大丈夫かな…?

明日とかでもよかったんじゃ…?

もしかしたら、明日には許可が下りていたかもしれない。

「…」

チャンミンがそばにいてくれれば快適な謹慎生活。

いなくなれば退屈しかない。

ふて寝しようと思っているのにまぶたを閉じていても眠れず。

やむを得ず時計と睨めっこ。

1時間って、長い。

気を紛らわすために何かしようにも、何もない。

しまいには寝転がっていることもできなくて、部屋の中をうろうろ。

遅すぎやしないか、とか。

何かあったんじゃないか、とか。

我慢できずチャンミンへと電話をしてみれば、すぐさま声が聞こえてきた。

『ユノ?どうしたの?』

「いまどこ?」

『エントランス。もうすぐ着くよ』

くすくすと笑う声。

こればかりは笑われても仕方がない。

情けないけど。

通話を切って、玄関で入り待ち。

解錠する音に顔を上げれば、チャンミンの姿があった。

「ただいま」

「おかえり」

扉が閉まると同時に抱きしめた。

こうしていると安心する…。

「寂しかったの?」

「悪いかよ」

認めたくないけど、認めざるを得ない。

しばし抱きしめて寂しさが過ぎ去るのを待ち、離れると同時にチャンミンの手から買い物袋を抜き取った。

「ありがとう」

改めて言われるとこそばゆい。

素っ気なく応じつつも、口元が緩んだ。

買ってきた食料をキッチンに置いて、チャンミンに確認しながら詰め込んでいく。

これはこっちとか、あれはあっちとか。

中にはちゃんといちごもあった。

しかも4パックも。

1日1パックとして4日分だな、と頭の中で計算する。

そして、お菓子も発見。

オレの好みをよく把握してる。

チョコレートや、いちご味のもの。

アイスクリームもある。

「それはまた今度ね?」

アイスクリームをじっと見つめていると、脇からチャンミンが攫って行く。

食べようかどうしようかと悩んでいたのに。

そのまま冷凍庫へとしまわれ、見えなくなってしまった。

「夕飯、何がいい?」

「チャンミナの手料理ならなんでも」

作るのも楽しいけど、やっぱりチャンミンの手料理がいい。

もちろん、手伝いはするぞ?

「じゃあ…ロコモコにしようか?ひき肉が安かったからいっぱい買ってきたんだ」

「ロコモコ?ハワイの?」

「そう」

ハワイに行ったとき、食べた記憶がある。

結構うまかったし、ボリュームもあったし。

「明日はロールキャベツ」

どっちもいますぐ食べたい…。

いまにもよだれが出そうだ。

「お昼はガパオライスにしようか?豚肉だから本場とは違うけど」

「食う」

とにかく食いたい。

全部。

たぶん、目が輝いてたんだろうな。

オレを見てチャンミンが笑っている。

子どもだなとか思っているに違いない。

しょうがないじゃないか。

チャンミンからしてみたら、オレは子どもだ。

6歳も違うんだから。

でも、もうちょっと大人にならないと…。

チャンミンを守るためにも、釣り合う人間になるためにも。

これからやるべきことがたくさんだ。

いままでのように遊びほうけてはいられない。

必死で努力しなきゃ…。



to be continued.







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