雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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君のいない夜 18

君のいない夜 18

★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



その日の夜には熱が下がったものの、まだベットの上。

動こうとすると、腰のあたりが痛くて歩くことはもちろん、起き上がることもできなかった。

シている最中より、こっちのほうがよっぽど痛い。

でも、不思議なことにもうシたくないとは思わなかった。

「ユノ…」

「ん?どうした?」

「ぎゅってして…?」

少し困ったような笑みを浮かべながら、ユノは優しく僕を抱きしめてくれた。

やっぱり、もうイヤになっちゃったのかな…?

面倒くさいって…。

そんなことないって信じたいのに、全部ダメなほうへ考えが行ってしまう。

知らず、涙が溢れてきた。

「チャンミナ?どっか痛い??」

そうじゃないと、声を出せば嗚咽しか出てこなくて、必死にかぶりを振った。

「ちゃんと言って?チャンミナは独りで抱え込みすぎなんだよ。オレ、チャンミナの恋人だろ?それに年上だし。だからさ、少しは頼ってくれよ」

面倒くささなどおくびにも出さず、優しくそう囁く。

髪を撫で、隙間がないほど僕を抱きしめて。

「頼りないかもしれないけどさ」

耳元でかすかに笑う声。

そんなことないって言いたいのに、言葉が出てこない。

代わりにぎゅっとシャツを握りしめ、胸元に額を押し付けた。

「で、どうしたの?泣いてる理由、教えて?」

「…ぼ、ぼく…」

「ん?」

「ぼく、が、がんばるから…」

覗き込もうとするユノを押しとめるようにぎゅっと腕に力を入れ、必死に想いを言葉に乗せる。

「ユノの恋人って認めてもらえるように、がんばるから…っ」

「…なんだよ、それ…」

呆れたような声。

子どもをあやすように背中を撫で、ユノはそっと笑った。

「誰かに認めてもらうことじゃないだろ?そんなの、オレとお前が認めてればいいことじゃん」

「そう、だけど…。でも、僕は認めてもらいたいから…っ」

「ん~…」

些細なことが気になってしまう性格。

これはもう変えようがない。

僕のせいでユノが何か言われるのは嫌だ。

だから、僕はみんなに認められるような人間になりたい。

「じゃあ、オレも頑張らないとな」

「え…?」

「チャンミナに恋人って胸張って紹介してもらえるように」

そんな必要は絶対に、誰から見てもない。

反射的に顔を上げてかぶりを振れば、ユノは満面の笑みを浮かべた。

「ふたりで頑張らないと意味ないだろ?だって、オレたちが認めてもらわないといけないんだから」

「ユノ…」

「だから、ふたりで頑張ろうな?」

ユノの言葉は不思議なほど力を持ってる。

さっきまで心を埋め尽くしていた不安が、たったそれだけのやり取りで綺麗さっぱり消えてしまったみたいだ。

僕と違って、ユノは頑張る必要なんかないのに、一緒に頑張ってくれると言う。

ふたりで認められなきゃ意味がないって。

足を引っ張っているのは僕なのに、それでも一緒に頑張ろうって。

ホントに、優しい人。

僕なんかにはもったいない人。

でも…。

「ユノ…」

「ん?」

「僕たちのコト、友だちに言ってもいい…?」

「当たり前だろ?オレ、最初から隠すつもりなんかないし」

その言葉は、僕でいいって言ってくれているみたい。

逆に、言えなかった自分が恥ずかしくなってくる。

「っていうか、オレ断るとき恋人がいるって言っちゃってるし」

「え!?」

「誰、とは言ってないけど…。ダメだった?」

きっと、僕が恥ずかしいって、自信がないって言ったから…。

「ダメじゃ、ない…」

「ホントならチャンミナがオレの恋人だって公言しちゃいたいくらいだけどな」

驚いて身体を起こすと、腰に鈍痛が走った。

そんな僕をユノが優しく引き寄せ、手のひらで労わるようにそっと撫でる。

「まぁ、寮の連中はもう気づいてるし」

「/////」

あれって、単なる冷やかしじゃなかったの…?

からかわれてるだけじゃ…。

「それに、心配なんだよなぁ…。チャンミナ、可愛いから」

「…?」

「あれ?知らない?結構、狙ってるヤツ多いんだよ?」

し、知らない…。

だって、僕なんか平凡な人間だ。

つまらないし、見てくれもこんなだし。

「オレ、チャンミナの知らないところで頑張ってんだよ?手、出されないように」

僕の知らないことを、さも何でもないことのように語る。

寝耳に水とはまさにこのことだ。

にわかには信じられない。

「よそ見するヒマないくらいいい男になるから、ずっとオレのそばにいろよ?」

ユノより素敵な人…?

そんなの、いるわけないじゃないか。

いないけど…なんか、嬉しい。

好きって、言ってくれてるみたいで…。

19へ続く。



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