雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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愛をもっと 5

愛をもっと 5

★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



落ち着きを取り戻したその人は、少し恥ずかしそうに俯き、僕の隣に座っていた。

かすかに見える顔が赤くなっていて、僕は無意識にその頭を撫でた。

「少し遅くなったけど、僕はチャンミンって言うんだ。名前、教えてくれる?」

「…ユノ…」

「ユノ?」

俯いたまま小さく頷き、窺うように一瞬だけ僕を見やる。

「家族とかに連絡しないで大丈夫?」

「…家出、してきた」

何か事情があるのだろうとは思っていたが、やけに幼い事情だ。

僕も家出した記憶はあるが、それもまだ中学生だった頃に1度だけ。

1週間ほどで連れ戻されてしまったけれど。

「行く宛ては?」

俯いたまま髪を揺らすようにかぶりを振るう。

ぎゅっと膝の上で僕の手はユノに握られたまま、無言でいるとその手はゆっくり少しずつ力が増していく。

まるで、僕に縋るかのように。

「じゃあ…ここにいる?逢ったのも何かの縁だし」

「いい、の?迷惑じゃない??」

「ユノさえよければ」

「オレ、お金とか全然持ってないよ?掃除も家事も、苦手だし…その…」

素直すぎるその言葉に思わず、微笑んだ。

「努力すればいいんじゃない?」

「え…?」

「僕は気にならないけど、ユノが気になるなら」

「ど、どうやって…?」

それは予想外の質問だ。

でも、本人は至って真剣な表情。

そうなると、僕もまじめに応えるしかないのだが…。

ほとんど僕と見かけは変わらないけど、もしかしたらものすごく年下なのか…?

「えっと…ユノは、何歳?」

「オレ?オレ、24歳」

…。

……。

………。

年上かよ。

「バイトとか、したことない?」

このご時世、バイトをしたことのない20代なんているわけないと思っていたが、見事にその常識は覆された。

僕の問いかけに大きく頷き、真っ直ぐに僕を見つめる。

その眼差しに嘘はないような気がした。

「チャンミン?」

籠入り娘ならぬ、籠入り息子?

確かに…言われてみれば、身に着けてるものは全部高級ブランドだった。

もしもあの時、僕が通りかかっていなかったらどうなってたんだろう。

考えると、少し怖くなる。

「わかったよ。僕が教えてあげる」

「ホント?」

目を輝かせて身を乗り出すユノに苦笑を浮かべ、空いている手でぽんっと優しく頭をなでた。

なんだか、忙しくなりそうだ。

ただでさえ、身体ひとつでは足らない日々なのに。

でも、どうしてだろう…。

ワクワクしてたんだ。

これからの日々が。

一筋の光しかなかった未来に、眩いばかりの光が満ち溢れていく。

「チャンミン。オレ、頑張るから!」

はにかんだような笑顔に目を細め、手を握り返す。

「まずは熱を下げないとね?」

弟ができた気分だ。

もちろん、本当は年上だけど。

しばらく黙っておこう。

そう心に決めた。

まぁ、すぐバレるけどね。

6へ続く。



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コメント

Re: タイトルなし

あ◇ 様

ホント、ようやくですね~(^^;)
訳ありなのはユノ様か、それともチャンミン君か。
はたまたふたりか…。
今後をお楽しみに~('◇')ゞ

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