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雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

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Weep 125





Weep 125



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



いい両親だな…。

素直にそう思った。

もちろん、オレの家族も自慢の家族だ。

父さんも母さんもじいちゃんもばあちゃんも。

みんな、オレの幸せを優先してくれる。

チャンミンとの関係を認めてくれたように。

これって結構、奇跡に近いことだと思うんだ。

普通に考えたら、絶対に反対されてる。

引き離されてる。

万が一そうなったら駆け落ちでもなんでもしてやるとは思ってたけど。

でも、絶対に理解してくれると思ったんだ。

オレの家族なら。

大丈夫だとは思ってたけど正直不安で、怖かった。

チャンミンに気取られないよう必死で隠して、強気を貫き通したけど。

そして見事、全員が納得してくれた。

あとはチャンミンの家族だけ。

とはいえ、おじさんは父さんのおかげもあって了承してくれたっぽい。

たぶん。

手放しでは喜んでいないだろうけど。

ちゃんと、理解してもらわないと。

じゃないとチャンミンが悲しい想いをしてしまう。

それは嫌だ。

チャンミンにはいつだって笑っていてほしい。

オレの隣で。

そんなチャンミンはといえば、オレのことなんかほったらかし。

おじさんがうまく説明できないものだから、その手助けをしている。

おかげでチャンミンのお母さんも理解してきているみたいだ。

とはいえ、呪いなんてにわかには信じられないだろうけど。

「そんなことが…。だから、いきなり豹変してしまったのね…」

あぁ、そうか。

お母さんはおじさんの豹変を目の当たりにしているんだ。

ならば、理解できるかも。

普通じゃありえない変化だもんな…。

まるで人格が入れ替わってしまったかのように。

オレは戻った時しかわからないけど、その前の変化は凄まじかったと思う。

いきなりあんな堅物になっちゃったんだから。

「ホントに、すまなかった…」

「しょうがないわ。だって、あなたのせいじゃないでしょう?」

「いや、しかし…」

「相変わらずね。なんでも自分のせいにするそのくせ、いつになったら直るのかしら?」

それは、チャンミンにも言ってほしい。

なんでもかんでも自分のせいにして、抱え込むんだ。

まぁ、最近はだいぶマシになってきたけど。

「すまなかった…」

「謝る必要ないでしょう?それとも、鏡のせいじゃなくて、あなた自身が望んだことだったの?」

「ち、違う!それはないっ」

「ならやっぱり謝る必要はないはずよ?」

いい関係だ。

羨ましいほどに。

いつかはオレとチャンミンもあんな風になれるかな…。

「ユンホ!」

少し離れたところからチャンミンの家族を見ていると、到着したエレベーターから父さんと母さんが姿を現した。

その後ろにはじいちゃんの姿もある。

「遅いよ、父さん」

「いや、渋滞がすごくてだな…」

素直に謝ればいいのに、まずは言い訳。

「厳しいこと言わないで?これでも急いできたのよ?」

相変わらず呑気な母さん。

まぁ、これはこれでいい関係だ。

「それより、ほら!行くぞ」

一番最後に来たのに、一番先に店内へ。

予約したのは父さんだから、これはこれでいいのか…?

悩みながらもとりあえず中へ。

案内されたのは、店の奥に設けられた個室。

いい眺めだ。

とはいえ、いまは眺めを楽しむ余裕はない。

いつもならチャンミンの隣に座るんだけど今日ばかりは向かい側。

なんとも変なカンジだ。

左側がすーすーする。

「ものすごく景色のいいレストランね?」

「あぁ。旦那様が手配してくれた。料理もおいしいらしい」

「ホント?楽しみ」

かすかに聞こえるテーブルの反対側の会話。

すっかり打ち解けている。

これなら、もしかするかもしれない。

チャンミンもそれを望んでいるし、だからできるならそうなってほしい。

とはいえ、そう簡単にはいかないだろうけど。

しばらくするとワインがそれぞれに注がれ、父さんが立ち上がる。

「本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。え~…」

「あなた。お話は短くね?堅苦しいのは苦手なの、知ってるでしょう?」

「あぁ、そうだな。では…ユンホとチャンミン君の前途を祝して、乾杯!」

今度は端折りすぎ。

中間っていうのがないのか…?

まぁ、父さんらしいけど。

「ねぇ、チャンミン。今日はどういった集まりなの?」

「え…?」

もしかして、全然説明していないカンジか?

ちらりと父さんを見やれば、ワインに舌鼓を打って、母さんと楽しんでいる。

いったい、なんのための会食だ…。

「あ、あの…」

戸惑うチャンミンと視線が合う。

やっぱりここはオレがなんとかしないとだよな。

男としては。

「実は僕、お付き合いさせていただいている方がいて、それで…」

「まぁ!そうなの?どんな方?」

「とても優しくて、誠実で、心の広い素敵な人」

むず痒い…。

チャンミンにそう思ってもらっているのは嬉しいことだけど、目の前で言われるとどうにも。

とはいえ、ここで照れるわけにもいかない。

「驚かないで聞いて欲しいんだけど」

「驚くような方なの?じゃあ、知っている方かしら?」

ものすごく不安だ。

もしも倒れられたりしたらどうしよう。

まさか、息子の恋人が男だなんて…なぁ?

普通に考えたらありえない。

いまさらながらにチャンミンの気持ちが理解できた。

「僕、ユノと…」

ドクンと心臓が大きく跳ねる。

来た、と。

いよいよだ、と。

「チョン・ユンホさんとお付き合いさせてもらってるんだ」

「え…?」

これは、ヤバイかも。

反対されるパターンな気がする。

でも、諦めない。

何がなんでも、絶対に。

「それで、ユノのお父様がこういった場を設けてくれて…」

「これは何かの冗談…?私をからかってるの?」

「違うよ。からかってなんかない。ホントの話なんだ」

動揺を露わに、チャンミンのお母さんはチャンミンを見たりおじさんを見たり。

楽しそうだった表情が一変、青ざめている。

「驚くのも無理はないと思う。でも、本気なんだ。僕、ずっとユノのことが好きだった。ユノのそばにいたくて、父さんの元に残ったんだ」

「…」

おじさんはといえば、別の意味で動揺している。

どうしたらいいんだと言わんばかりに。

「ユノも僕を好きだって言ってくれてる。だから、認めてほしい。母さんにも、僕たちの関係を」

チャンミンの言葉が心に染みる。

一生懸命想いを伝えようとするチャンミンを傍観するなんてオレにできるはずもない。

静かに席を立ち、チャンミンの元へと向かった。

「ご挨拶が遅れてしまい、申し訳ありません。チョン・ユンホと申します」

「あなたが…」

向けられた眼差しの中に、明らかな敵意を感じた。

予想通りだ。

いままでがうまく行きすぎた。

これが当然の反応。

「チャンミンさんと真剣にお付き合いをさせていただいています。突然のことで驚いていらっしゃるのは重々承知しております。ですが、どうか…」

言葉の途中で、手が動くのを見た。

まだ深紅の液体が入っているグラスが浮かぶ。

次に起こることを予測し、目を瞑った。

受け止めるつもりで。

でも、一向に何も起こらない。

代わりに、悲鳴が聞こえた。

まぶたを開いてみれば、目の前にチャンミンの後頭部が見えた。

「チャンミン君!」

父さんの声が聴こえる。

いったい、何が起こった…?

いや、冷静に考えればすぐにわかる。

「なんで…」

チャンミンの向こう側から震える声が聴こえる。

「ユノを責めるなら、僕を責めて?何をしてもいいし、何を言ってもいい。でも、ユノだけは譲らない」

「…」

「チャンミン、とりあえず拭こうか?」

黙って様子を見ていたじいちゃんがいつの間にかそばにやってきて、ナプキンを差し出していた。

「大旦那様…」

「チャンミンの覚悟はちゃんと知ってる。よく、言ったな?偉いぞ」

「お借りします…」

差し出されたナプキンを受け取り、チャンミンは顔にかかったワインを拭う。

茫然としていたオレだったが、慌ててオレもナプキンを手に取り、髪や服に着いたワインを拭った。

しかし、白いシャツには真っ赤なシミ。

スーツも、だ。

「大丈夫か?」

「うん、大丈夫」

何もできなかった。

突然のことに、フリーズしてしまって。

なのに、チャンミンは朗らかな表情で微笑んでいる。

「ユノはかからなかった?大丈夫」

「チャンミナのおかげで、無傷だよ」

それこそ、ワイン1滴かかっていない。

いっそ、オレにかけてくれればよかったのに…。

いや、元々はオレにかけようとしてたんだ。

それをチャンミンが庇ってくれた。

「お前、なんてことを…」

「まぁ、まぁ。ドンシク、落ち着いて?突然のことに驚くのも無理はない。理解するにも時間はかかるだろう」

父さんとおじさんのやり取りを聞きながら、丁寧にワインをふき取って、細い肩を掴んだ。

「いったん、着替えてこよう?」

「え…」

「いいから」

このままでいさせるわけにはいかない。

「すみません。いったん、席を外させていただきます」

深く頭を下げ、チャンミンの肩を抱いて歩き出した。

確か、近くにスーツを取り扱う店があったはず。

その場しのぎにはなってしまうが、このままでいるよりは全然ましだ。

それに、頭を冷やす時間も必要。

オレにとっても、チャンミンのお母さんにとっても。



to be continued.







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