雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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愛をもっと 10

愛をもっと 10

★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



いつも帰るなりふとんへ潜り込むだけだけど、せっかく早く上がれたのだからゴハンでも食べようというチャンミンの提案で途中でタクシーを降り、いつものように手を繋いで歩き出した。

「チャンミン、大丈夫か?濡れたまんまでカゼひかない?」

「ユノは心配性だね?」

「だって、心配なんだもん…」

確かにもうそんなに寒くはないけど、でもまだあったかいとも言い切れない。

陽が沈めば涼しいくらいの気候だ。

「ありがとう」

「/////」

なんでだろう…。

チャンミンの紡ぐ言葉は、まるで魔法だ。

顔が赤くなったり、心臓がやけにうるさくなったり、身体が急に熱くなったり。

でも、そばにいるとすごく落ち着く。

「…」

ちらっと横を見やれば少し高い位置に綺麗な顔がある。

同じ男とは思えないほど綺麗な顔立ち。

首筋も女の人みたいに綺麗で、手も足も長くて、細いんだけどでも、ちゃんと筋肉ついてて…。

って、オレ、なに考えてんだ!?

「ユノ?」

「うわぁっ!」

突然目の前に現れたその綺麗な顔に驚いて飛びのく。

けれど、手を繋いでいる以上そんなに離れられないわけで、それどころか逆に引き寄せられた。

「後ろ、危ないよ?」

見やれば危うく人に激突するところだった。

ぶつかりそうになった人に深く頭を下げ、クスクスと声を立てて笑うチャンミンを見つめる。

やっぱり、綺麗だ。

しかも、髪がぬれてるせいでなんかエロイ…。

意識し始めるときりがなくて、夕飯のメニュー選びも気がそぞろ。

閉店間際のスーパーで割引になった惣菜を買って帰ってはきたけど、オレはなんだか意識しまくりだった。

どうして?って聞かれてもわかんない。

こんな風になったのは初めてだ。

だって、いままで見てきた人間はどれも腐ったようなヤツばっかだったから。

だから…。

「ユノ、さっきからどうしたの?」

「え…?」

「なんか、悩んでる?」

悩んでるのかもしれないけど、何に悩んでるのか自分でもわかんないから、頭を振るしかなかった。

とりあえずとゴハンをかきこんで、シャワー浴びて、いつものようにふとんへ潜り込んで、胸いっぱいにチャンミンの香りを吸い込んだ。

最近、おやすみの代わりにくれる額への口づけ。

顔を上げればふっくらとした唇が目の前にあった。

やわらかそうだな~…なんて思ってたら、無意識に指がその唇をなぞっていた。

不意に我に返って、驚いた。

きっと、チャンミンも驚いてる。

大きな目をさらに大きくして、オレを見ていた。

ど、どうしたらいいんだろう…。

なんて言い訳したらいい?

「あ、あの、えっと…」

でもやわらかいその感触が気持ちよくて、手が離せない。

なんか、オレ、変態っぽくなってないか?

もうパニックだ。

どうしたらいいのかホントわかんなくて視線を彷徨わせていると、唇に触れていた手が捕らわれ、気づくと指先を甘く喰まれていた。

きっと、火山だったらいまので爆発してる。

頭から湯気出てきそうだ。

心臓はもうはちきれそうなほど、これでもかっていうくらい脈打ってて、顔は熱くて、でも…目が離せない。

「キス、してみる?」

応えられずにいると、ふっとやわらかい微笑みが浮かんだ。

優しい微笑みに見とれていると、ゆっくり近づいてくる。

息が触れ、続いて唇にぬくもりが触れる。

「ん…っ」

触れた瞬間、痺れにも似た感覚が襲う。

気持ちいい…。

あんまり、こういう行為にいい思い出がなくて、興味もないし、どちらかといえばいままで避けてきた。

でも、これは違う。

全然違う。

ホントに気持ちよくて、強請るように離れかけた唇を追いかけていた。

浅く開いた唇。

滑り込んできたそれが歯列を舐め、舌を絡め取り、まるで別の生き物のようにオレの中を動き回る。

なんか、このまま融けちゃいそうだ…。

重なっている唇はもちろん、頬に触れる手のひらも、密着した身体も、すべてが心地いい。

「チャンミン…」

寂しさを感じながらも離れた唇で名前を紡げばもう一度、触れるだけの口づけ。

「オレ、たぶんチャンミンのことが好きだ…」

「…」

顔を見るのが怖くて、胸に額を押し当てるようにしてそう告げた。

シャツが皺になるほど強くつかんだ手は、なぜか震えてた。

「男に、こんなこと言われても気持ち悪いかもしれないけど…でも…たぶん、好き」

どんな顔して聞いてるんだろう。

何も言わず、逃げることもなく、そのままでチャンミンはオレの言葉を聞いてくれていた。

「初めてなんだ。人を、好きになったの…」

「…」

「いつも、オレを利用しようとしてる汚いヤツばっかで…。みんな、オレじゃなくて、オレの後ろにあるもの見てて、誰も見てくれなくて…っ」

思いついた言葉をただ懸命に声に乗せる。

少しでも、オレのことを知ってほしくて、理解してほしくて。

「いつだって、独りだったんだ。誰がいても、オレはいつも独りでいるしかなかった。裏切られるのも、利用されるのもイヤだから…」

ちゃんと、伝わってる?

オレの想い。

ねぇ、なんか言ってよ…。

「チャンミン…っ」

「僕も、たぶんユノのこと好きだと思う」

一瞬、空耳かと思った。

自分の嗚咽しか聞こえなかったこの場所に、静かな声が響いた。

顔を上げようとするとそれを妨げるようにぎゅっと腕が身体に絡みつく。

「可愛いなって。男の人にこんなこと思うなんて、たぶんそういうことかなって。ユノに好きって言われて、気づいた」

「チャン、ミン…?」

「いま、嬉しいんだ。ユノに好きって言われて」

背中に手を残したまま、腕が少しだけ緩む。

わずかな隙間を感じて見上げれば、変わらぬ優しい微笑みがあった。

「だから、すごく嬉しい」

「…っ」

「ありがとう、ユノ」

もっと見ていたいのに、視界が滲んでいく。

拭いても、拭いても。

次から次に溢れていく。

こすりつける腕が捉えられたかと思うと、目尻にそっと優しいぬくもりが触れる。

「そんなに擦ったら腫れちゃうよ?」

「だって…っ」

「ホント、ユノは可愛いね?」

耳元で聞こえるクスクスというかすかな笑い声。

もう、いまは笑われてもいい。

だから、お願いだから、オレのことを捨てないで…。

11へ続く。



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コメント

Re: タイトルなし

あ◇◇い 様

いよいよ出てきてしまいましたか…。
頭でわかってはいても、心は容易に納得してくれないですよね…(ノД`)・゜・。
でも、きっといま以上にカッコよくなんて帰ってくるはずです!
しなで葉月は実感しました(笑)
ユノ様ならなおさらカッコよくなって帰ってきます!
それまでは、葉月の拙い妄想のユノ様とチャンミン君で寂しい心を埋めてやってください!
…ってムリか~(^^;)
ちょっと…いや、かなり切ないお話が多いですけど、必ずや幸せなおふたりをお届けさせていただきます('◇')ゞ

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