雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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君のいない夜 23

君のいない夜 23


★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



担任が呼んでいると言われて、午前中の授業が終わると同時に職員室へと向かった。

けれど呼び出した相手はいつまで経っても現れず、時間とともに不信感が募っていく。

「…」

なんか、おかしい。

考え始めた折、頭を過ったのはチャンミンの姿だった。

居てもたっても居られず、走り出した。

勢いよく扉を開けて見渡してみてもチャンミンの姿はない。

「チャンミンは?」

「さぁ?食堂でも行ったんじゃない?」

「…」

ニヤニヤと、何かを知っていそうなその表情。

ちっとあからさまに舌打ちをし、今度は食堂へと向かって走り出した。

広い食堂。

見渡すだけじゃ探しきれないと、狭い通路を縫うように足早に進みながらその姿を探した。

「あ…」

一番奥に、見つけた。

その人に向かって一目散に足を運び、その肩を掴んだ。

「ユンホ先輩!」

「あれ…?キュヒョンだっけ?」

「チャンミン見ませんでした!?」

礼儀なんて、挨拶なんて、そんな余裕わるわけない。

聞きたいことをそのままに言葉にすればユノの表情が一瞬にして変わる。

食事も中途半端なままスプーンを置き、キュヒョンの肩を掴んだ。

「心当たりは?」

歩きながらオレはそう問いかけた。

焦燥感を募らせた表情でかぶりを振るキュヒョンの頭を撫で、余裕もないのに微笑んで見せる。

「状況教えて?」

食堂を出るまでの短い時間におおよその経緯を聞き、廊下に出ると同時に走り出した。

真っ先に思い浮かんだのは特別棟だった。

きっと、監禁されていると思ったから。

それならば人目のつかない場所を選ぶはずだから。

「チャンミナっ!」

誰もいない廊下に声がこだまする。

でも、なんの反応もない。

ひとつずつ扉を開けては中を確認して、いないのが分かるたびに心が焦っていく。

5階から1階まで、すべての部屋を確認した。

既に午後の授業は開始されている。

校舎を隈なく探しては見たもののその足跡さえ見つからない。

いったい、どこにいるんだ…。

捜索を外へと広げ、部室や競技場の控室にまで及んだ。

「ユンホ先輩!」

「いたか!?」

汗を飛ばしながらかぶりを振り、膝に手をつくようにして肩で息をする。

5月とはいえ、直射日光をもろに浴びて、なおかつ走り回っている状態だ。

「チャンミナ…」

「僕、聞いてきます」

「は?」

「心当たり、あるんです。こういうことをしそうなヤツに」

瞳には怒りが満ち溢れていた。

つまり、チャンミンに怪我をさせたヤツと同一、ということだろうか。

何も言ってくれなかったが、昨日のやり取りを聞いていてなんとなく漠然とはわかっていた。

おそらく、イジメか何かにあっているんだろう。

そしてキュヒョンはそれが誰の思惑かということにおおよその見当をつけている。

「誰?」

我慢できなかった。

チャンミンが自分でなんとかしたいと思っているのは知っている。

でも、放っておけるわけがない。

こんなことになっては…。

「そいつは誰だって聞いてんだよ」

「…言えません。チャンミンの言葉を借りるなら…まだ決まったわけじゃないから」

苦しげに眉根を寄せ、キュヒョンは声を絞り出すようにそう呟いた。

きっと、キュヒョンはそいつだと確信している。

でも、チャンミンの意志がそれを鈍らせる。

どこまでも優しくて心の広いチャンミンだから、証拠もないのに疑うことは絶対にしない。

「だから、聞いてきます」

「…」

何も言えなかった。

走り去る背中を見送り、やるせない思いを誤魔化すように息をついて髪をかき上げる。

「チャンミナ…」

汗が額から頬を抜け、顎へと伝い落ちていく。

それを腕で拭い、じっとしていても仕方がないとオレは再び走り出した。

教室へと駆け込んだキュヒョンはクラスメイトと談笑していたその人へと脇目もふらず詰め寄った。

「チャンミンの居場所、知ってるよな?」

机へと勢いよく叩き下ろした腕が激しい音を立て、一瞬にして教室が静まり返った。

「なんの話?」

「…っ」

ホントに、こいつは最悪だ…っ。

なんでチャンミンがこんなやつを庇うのか、理解できない。

「そういえば、君がどこかへ行ってる間にあの子が話しかけてたよ?何か知ってるんじゃない?」

ミンキが指をさしたのは一番廊下側の席にいた人だった。

それを受け、その子が顔を青ざめさせる。

「ち、ちが…っ!ぼ、僕は頼まれて…」

「そんなことはどうだっていいんだよっ!チャンミンをどこへやったかって聞いてんだっ!」

「…っ」

大きな声に委縮してしまったのか、膝の上でこぶしを握りしめて涙をこぼす。

しまいには嗚咽までこぼれはじめて、もう聞ける雰囲気ではなかった。

苛立ちを通り越して、呆れてくる。

深いため息をこぼして苛立ちを紛らわせるように視線を外した。

「…」

おもむろにキュヒョンは方向転換し、チャンミンの席へと向かった。

よくよく考えてみたら、頭のいいチャンミンが誰かの言葉にうまく操られるわけがない。

疲れた身体をイスへと降ろし、机の中を漁った。

出てくるのは教科書やノート。

真面目で綺麗好きなチャンミンらしく、それ以外のものはない。

諦めかけたその時、机の上に出した教科書やノートの間に挟まった紙片が目についた。

”体育倉庫”

ただ一言、それだけが書かれた紙片。

しまうことも忘れ、それを握りしめたキュヒョンは再び走り出した。

階段を一気に駆け下り、校庭へと一目散に向かった。

「ユンホ先輩っ!」

運よく、体育館付近にいるユノを見つけ、キュヒョンはさらに加速した。

「体育倉庫ですっ!」

距離がもどかしくて、声の限りそう叫んだ。

その声が聞こえたのか、ユノが走り出す。

キュヒョンもまた全力で走っているのだが、距離は開くばかり。

遅れてたどり着いたキュヒョンが見たものは、ぐったりとするチャンミンを抱えたユノの姿だった。

その足元には、木材が投げ捨てられていた。

おそらく、それが扉をせき止めていたのだろう。

中から、開けられないように…。

「ユンホ先輩…」

「悪いけど、チャンミナの荷物持ってきてくれるか?オレはこのままチャンミナ連れてくから」

「…はい」

抱き上げられたチャンミンは気を失っているのか、目を閉じたままユノに身を委ねていた。

だらりと垂れさがった腕が、最悪の状況を想像させた。

「…」

チャンミンがいただろう体育倉庫。

窓ひとつないそこは高温サウナのようだ。

こんなところに閉じ込められ、どれだけ不安だっただろう。

無事に見つけられたことで、怒りよりも後悔が押し寄せてくる…。

24へ続く。



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コメント

とうとうやりましたね・・・!!ここから、二人の間にいろいろな事が、邪魔するんですか?  やだ!って言っても、、、
ダメなんですよね~・・・・葉月様。。

コメント

Re: タイトルなし

yumi 様

とうとうやっちゃいました~(ノД`)・゜・。
さてさて、チャンミン君の運命やいかにっ!?
ユノ様は守れるのでしょうか( *´艸`)
でも、大丈夫!
DIRTほどのものはよほどのことがない限りない…はずです(笑)

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

間に合ったのかな~???
モテる男が彼氏だと僻みが半端ないですね~(笑)
ユノ様も大変だ~(>_<)

愛をもっと、読み返していただけたんですか?
ありがとうございます~m(__)m
そうですよ~、ユノ君はただいま家出中♪
ホント、切ないお話ばっかりですよね~(汗)
でも、切なければ切ないほど、幸せが際立ちますから~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

ひ◇◇り 様

お久しぶりです!
毎日ドキドキしていただいて光栄です。
ユノ様の包容力、ちゃんと伝わってますか??
葉月も別の意味で日々ドキドキしながらの更新です(笑)
プロローグでお届けしたあのシーンへどう繋がっていくのか…
どうぞお楽しみに~(´▽`*)

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